ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #220
シンプル2000シリーズVol.55 THEキャットファイト女猫伝説 (PS2)

購入金額： 980円箱説付

ゲーム内容

ラブアッパーの続編。
今回は前作の反省を受けてか、操作方法が格闘ゲーム風に簡略化された。
さらに武器なども出てくるが、ラウンド制なのは前作と一緒。
操作が格闘ゲーム風になったのに反し、コマンド必殺技がなくなったなど、まさに「沈没仕様」である。

H.Kuwanoの考察

１.フィストの再来

本作をプレイしてKGRさんは「これはフィストだぁー!」と叫んでいました。
グラフィックの質がどうこうというより、格闘ゲームとして難があるということなんでしょう。
やっぱり「沈没仕様」ということでしょうか。

2.ルールが独特の3D格闘ゲーム

本作は「ラブアッパー」の続編のように見えますが、ルールは「ラブアッパー」よりも格闘ゲームっぽくなっています。

勝敗は、体力が無くなったら1本でも負けの格闘ゲームです。
しかしボクシングのようなラウンド制になっており、タイムがなくなるとインターバル後次のラウンドになります(インターバル中はボタン連打で体力の回復が可能。このあたりは「ラブアッパー」)です。
ラウンドが全て終了したときは判定(体力ゲージ)により勝敗が決定します。

多分、初めてプレイする人はこのルールに混乱してしまうと思います。

また、まれにパイプイスや日本刀、マシンガンなどの凶器がリング上に投げ込まれます。
これはかなり強力です。
しかし、画面上のどこに出てきたのかが分かりません。
一方CPUは場所を把握しているので、すぐにCPUに凶器をとられてしまいます。
これにはメンバー皆閉口していました。
レーダーをつけるとか、何とかならなかったのでしょうか。

3.シンプル版ランブルローズを期待すると失敗する。

本作の説明を見る限り、男性観客が喜ぶような動作をしてセクシーゲージを溜めて「セクシー大乱舞」をキメるという、まるで「ランブルローズ」のようなゲームだと思っていたのですが、これが大勘違い。
実際にはダメージのデカい「ブサイク攻撃」や凶器攻撃で相手を沈黙させるガチバトルのゲームです。
セクシー攻撃といっても、見ているほうは何がセクシーなのか分からないし・・・。
やっぱり「沈没仕様」ですね。

シンプル2000シリーズ Ultimate Vol.1 ラブアッパー

本作の元となった美少女ボクシングゲーム。

ランブルローズ

女子プロをネタにしたプロレスゲーム。
なぜかキャラクターは美人ぞろいで、男性客にウケの良い技を出すとゲージが溜まってすごい技が出せる。