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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #211
悪魔城ドラキュラ ジャッジメント (Wii)

購入金額: 2480円箱説付

ゲーム内容
アクションゲームで有名な「悪魔城ドラキュラ」の1対1の対戦アクションゲーム。
各シリーズのプレイヤーキャラを操り、モンスターや他のキャラクターを倒していく。
一般的な3D格闘ゲームと異なり、シリーズ伝統のサブウェポンの要素が大きな特徴。
サブウェポンを使用するためのハートを集めたり、連射アイテムを入手するといった要素もある。
特に時間をとめる「懐中時計」は卑怯。

H.Kuwanoの考察

1.アクションゲームとしては悪くはないが・・・

本作は量販店等でも安く売られているのをよく見かけます。
そのため、一見はずしたゲームにも見られますが、決してそこまでひどくはないです。
さすがに大手メーカーの作ったシリーズ物だけに、遊ばせてくれます。
ちょっと操作方法が特殊な感じもありますが、アクションゲーム好きならすべてのボタンを使わなくても、そこそこ闘うことができます。
キャラクターの造形も、良くも悪くもこれまでの耽美な雰囲気を破った勇ましい(イケメン?)もので、
さらには一人プレイのモードも結構あり、悪魔城を「スーパーマリオ3」のようなマップで移動して探検するストーリーモードや、タイムアタックのアーケードモードなど、コレクション要素を含めると結構遊ぶことが出来ます。

また、コレクション要素もあり、そこそこ楽しませてくれます。
特にアクセサリーが面白く、誰にでもアクセサリーがつけられるというのが印象的でした。
そのため、男にリボンとか、左目眼帯のキャラに右目眼帯とか、普通考えられないような服装をさせることもできます。
KGRさんのマイブームはカラス天狗の面のようで、マリアに装着させて遊んでいました。
まるで「ぐるみん」でガスマスクをつけたときのように異様です。

ただ、カメラワークには難点がある、というのはメンバー誰もが思ったことのようです。

 

2.対戦ゲームとしての位置づけが中途半端

メンバーからは、「ガチャプレイでワイワイ楽しむのか、じっくり戦略的に対戦するのか、位置付けが不明」という意見がありました。
確かにバランスはそれほどよくはない感じがあります。
だからといって、誰もが気軽に楽しむというには操作方法やルールが複雑に思えます。

もともとがアクションゲームなので、攻撃を受けても仰け反らない敵や、相手の攻撃よりも先に攻撃を当てて技を潰すことができなかったり、飛び武器で近寄る隙も与えないアルゴリズムだったり、結構対戦ゲームとしては卑怯と思えるものもあります。
特にマリアのダウン技やゴーレムのスーパーアーマーについて指摘がありました。

一方、別のメンバーからは、「懐中時計が卑怯だ」という意見もありました。
アイテムというシリーズ伝統の概念を引き継いだために、一定時間時間を止める「懐中時計」というアイテムがあります。
ほとんど隙なく使え、これは対戦格闘ゲームでは、ひどいアイテムです。


 


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