ゲーム内容 |
シンプルシリーズで登場した、明智光秀を落武者に見立てた後方視点の3Dアクションゲーム。 |
H.Kuwanoの考察 |
1.そんなにMなのか?本作は「怒獲武」とありますが、そんなにマゾヒストではありません。 「怒獲武システム」とは、結局は敵の攻撃を食らうとゲージが溜まって、怒りを爆発させるというものです。 また、敵の攻撃を受けると武器を体に刺して奪い取るという「怒獲武受け」という技があります。 それなら、ゲージが多いと受けるダメージが減る(怒獲武受けの発展系)とか、発動中に敵の攻撃を受けると逆に回復するとか、相手に当たらない自己完結型にすればMっぽく見えるんじゃないでしょうか。
2.普通に遊べると思うのだが…本作は怒獲武システムを抜きにしても、武器のシステムが面白いと感じました。 武器には使用回数に制限があり、使い続けると壊れます。 また、武器の種類には熟練度があり、使い続けているとコンボの攻撃回数が増加したり、武器の使用回数が増えたり(耐久力の減りが少なくなる)します。 さらに嬉しいことに、たとえゲームオーバーになったとしても、それまで貯めた武器や熟練度、レベルはそのままでセーブすることができます。
3.お姉チャンバラシリーズ(アバラバーン)の技術を発揮本作を制作したのは、「タムソフト」という会社です。 「お姉チャンバラ」はもう数作の続編も作られており、最近は映画化されたとも聞きます。 また、本作は「お姉チャンバラ」とは逆の発想で作られたのではないかという見方も出来ると思います。 さらに、これらのシリーズの祖となったゲームとして、このページでも取り上げたPSの「アバラバーン」があります。
4.低価格ソフトの脅威
しかし、シンプルシリーズで2000円なのにこれだけのクオリティのゲームが作れるというのは、他のメーカーにとって脅威なのではないでしょうか。 ここのところ、ゲームソフトは開発費が増える反面、価格は安くなっていっています。
|
名言 |
怒獲武死者をも復活させる、神秘的な力。本来は「どM」 の当て字なのだが、うまい当て字を見つけたものだ。 ところで、この力は寺に伝わる秘術なのだが、神(M神 )の力である。 …あれっ? |
関連情報 |
アバラバーンタカラから発売された、PSの後方視点アクションゲーム。 |