ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー # 177
エスプガルーダ (アーケード)

プレイ金額： 100円

H.Kuwanoの考察

1.初心者からプロまで、遊びやすい弾幕系 なんといっても好きなタイミングで敵弾のスピードを遅くできるのがいいですね。 「オメガファイター」 ほど遅くはなりませんが、敵弾を潜り抜ける快感が初心者でも楽しめます。 さらには敵弾が遅い状態のときに敵弾に触れると(使用できる状態のときのみ)ボムが発動するので初心者も安心です。 使いすぎると逆に高速になってしまいますが、プロはわざと敵弾を早くしてスリリングに点数を稼ぐ遊び方もあります。   2.狙いすぎ とくに1ボス。 アニメ声の女性が「消えろぉぉ」といって攻撃し、倒すと「お父様ぁー」 と叫んで画面が鮮血で覆われます。 ちょっとゲーセンのボリュームが大きいと恥ずかしいです。 こりゃ、KGRさんが気に入るのも分かる気がします。 そもそも、前作「エスプレイド」から絵柄がガラッと変わってますますアニメ調になってしまったため、中にはちょっとひいた人もいたのではないでしょうか(僕もその一人です)。 また、主人公の設定も雌雄一体 というのも変わっています。 ボタンで敵弾のスピードを変えると性別が変化します。   3.時間つぶしに最適 このゲームは他のシューティングゲームと比べて割とやられにくいので、時間つぶしに最適です。 敵弾がどさっとやってきてもボタンでスローにすればいいし、そのとき敵弾に触れると自動的にボムが発動します。 ライフ(このゲームの残機)1つ減らすまで、最高で3発ぐらい敵弾に当たることができるのです。 かつてこのような時間つぶしに最適なゲームとして、「メタルスラッグ」がありました。 一発でやられる残機制のアクションシューティングゲームですが、主人公の火力と接近戦が敵と比べて強く、慣れてくると主人公がそう簡単にやられなくなり、時間つぶしができるというものです。 この他にも、仲間内では「ダイエットGOGO」「タンブルポップ」 などのデコ系面クリア型ゲームがありました。 「グラディウス」シリーズも時間つぶしができます。   4.総評:弾幕系STGの入門として 総評すると、本作は弾幕系STGの入門用として最適です。 いや、最近はSTG自体も少ないので、STGの入門用としても最適かも知れません。 ケイブらしく、避けて撃つSTGの醍醐味も強く残されていて、気軽に楽しめますよ。

関連情報

エスプレイド 本作の前作にあたる弾幕系シューティングゲーム。 自機が人で、残機はライフ、ボムはエネルギーといった、当時としては変わったゲームだった。 そのためか人気も高かった。 エスプガルーダII 本作の続編。 式神の城 本作のライバル的存在。 同じ弾幕系のシューティングゲームで、自機が人である。 プレイヤーキャラには1体式神と呼ばれるオプションキャラクターがいるのが特徴で、この使い方が勝敗を分ける。

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