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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #119
セガガガ(ドリームキャスト)

購入金額:1680円

ゲーム内容

ゲーム内容は、ゲームソフトを作成するシミュレーションゲーム
しかしこのゲームはタイトルどおり「セガ」を前面に出している。

ゲームの基本部分は、主に開発スタッフを獲得する「RPGパート」と、ゲームを開発する「シミュレーションパート」に分かれている。

RPGパート」では、主人公を成長させながら、スタッフ(=敵)を説得し(=倒し)、交渉で仲間にしていく。
攻撃の代わりに「説得」、魔法の代わりに「ハッタリ」、MPの代わりに「」となっている。
もちろん、レベルアップや、説得したスタッフからもらったおこづかいで装備品やアイテムを買うこともできる。
倒した時に相手が交渉を持ちかけてきたときは仲間を増やすチャンス。
交渉は早押しクイズ的に、相手に合った答えを選択して好感度を一定値に上げれば仲間になってくれる。
仲間になったスタッフは開発メンバーとなって、「シミュレーションパート」で活躍してくれる。

シミュレーションパート」では、「RPGパート」で集めた開発スタッフを開発室に配置し、リアルタイムに指示を出したり設備投資宣伝を行って、ソフトを開発する。
完成させるソフトには主に「開発度」と「期待値」というステータスがあり、「開発度」が80%以上でソフトを発売でき、「期待値」が高いほど売り上げが増える。
これらの値の増減はスタッフの能力値に大きく影響する。
「開発度」は「やる気」、「期待値」は「才能が高いスタッフの方が増加する。
そのほかにもスタッフの能力値には、尽きると死んでしまう(本当には死なないが)体力」、低いと他のスタッフとケンカし能力値を低下させてしまう「協調」がある。
これらの能力値は時間と共に減っていってしまうため、プレイヤーはスタッフに、アイテムを使用したり「ガンガンいこうぜ」などの指示を出して、能力値のバランスを取らなくてはならない。
また、設備が老朽化し生産性が低下したら設備投資で回復、期待値を月一回の宣伝活動で増加といったことも必要。

スタッフには、ゲームの内容を決める「ディレクター」(1プロジェクトに1人)、グラフィックなどを担当する「デザイナー」(1プロジェクトに最大3人)、プログラムを担当する「プログラマー」(1プロジェクトに最大3人)がおり、最低1人がいないとプロジェクトが進まない。
また、「ディレクター」によって作れるゲームも異なるため、いろいろ試す楽しみもある。

作ったゲーム、獲得したスタッフ、アイテム、見たエンディングやムービーは、ゲーム中やタイトル画面の資料室で見ることができる。
これをコンプリートする楽しみもある。

最初は、ストーリーにしたがってセガのシェアを100%にする「ふつうのセガガガ」をプレイする。
主人公はひょんなことからプロジェクト「セガガガ」の一員となり、セガのシェアを100%にするため、開発室を獲得したりライバル会社「ドグマ社」と競争したりする。
クリア後には、ゲーム開発部分だけをプレイできる「とことんセガガガ」や、ゲーム中のミニゲームがプレイできるモードも選べるようになる。

なお、自虐的かつ毒々しいストーリーモードもこのゲームの見所の一つで、「独身男性95%」「寝れない、風呂にも入れない」など開発現場の悲惨な状況や、「なぜドリームキャストは売れないの」「なぜこんな僻地に会社を作るんだ」といった自虐的発言、秋葉原有明の壮絶な状況など、現在のゲーム業界(を取り巻く環境)を皮肉的に捉えている。

名言

R・P・Gは(株)バンダイの登録商標です。

このゲームでは「RPG」の表記があるたびにこの注意書きが表示されている。
類似品に「コミックマーケット」もある。

萌え萌え

このゲームの裏テーマ。
主人公もA研資料室で一部を知り、秋葉原のイベントを経てC研で「萌え」に目覚める。
ハッタリや指示においても、この名前のコマンドが存在する。
ライバルメーカー「ドグマ社」の刺客の一人「虹野カオリン」の発売するゲームも「萌え萌えパラダイス」だし・・・。

.com子ちゃん

で、その裏テーマを象徴する美少女キャラクターの一人
片倉さんという人が描いたらしい。
A研のポスターで眺められるほか、秋葉原や有明、大鳥居のゲームショップでも背景として描かれている。
ちなみにC研のCマンが持っているフィギュアもこのキャラ(主人公は欲しがっていましたが)

どこかでフラグの立った音がした。

A研で会話で何か進行があったときに出るメッセージ。
A研にある、ゲームの進行状況が分かる部屋にあるフラグが生えてきたときの音で、「ピローン」と音がする。
なお、A研には「フラグマン」というフラグを管理するナイスガイがいる。

僕はスタッフロールに名前を載せるんだ!!

主人公がA研の着ぐるみを着たプログラムチーフの攻撃を受け、遠のく意識の中で叫ぶ言葉。
そんなんでいいのか?

セーガー

もともとはCMのセガのタイトルコールなのだが、このゲームではアイテムをゲットしたときのファンファーレになっている。
連続してとるとセーガーセーガーうるさい。

アタシのゲンコは痛いわよ

B研で3人のリーダーをまとめるために使ったヒロインのセリフ。
「三本の矢」ならぬ「三枚のGD-ROM」でまとまるよう説得するが、結局は恐怖でねじ伏せたようなもの。

伝説の同人誌

C研に登場する、(ゲーム中においては)信用できる伝説が記されている同人誌。
確かに攻略のカギを握る情報になっているのだが・・・。

萌え老

C研大貧民層に生存する、心に「萌え」を持ち続ける老人
悟りを開き、自分だけが萌えに満たされる「小萌え」を捨て、周りの人をも萌えで包む「大萌え」に至らなくてはならないと意味不明なことをいっているが・・・

萌えエレベーター

C研の大貧民層でみんなの「萌え」が一点に集まるときに発動する最終究極奥義
とはいっても大富豪層までつながるエレベーターなのだが・・・。

ドルメヒカ

このゲームの中心となる物体。
なんかこんな感じの名前、「ゲーム批評」かなんかのマンガにあったような気がしたけど、まあいいか。

アツクテシヌゼ

こんなメッセージをこのゲームで見るとは思わなかったシリーズ第一弾。
有明(=コミケ)
で知り合うスタッフの一人「Root」氏(実在)が言うメッセージ。
後にこの人、レトロゲームのサークル「流線堂」を主催し、デコ研究家の第一人者であることを知った…。

 

 

H.Kuwanoの考察

1.セガファン以外でも楽しめるゲームメーカー経営シミュレーション

表面はセガシミュレーションを装っていますが、このゲームはゲームメーカー経営シミュレーションゲームです。
ルールは大体上で説明したとおりですが、「ゲームソフトを作る」というプロセスを面白くシミュレートしています。
未完成なのに発売できたり、雑誌の編集者に発売予定日を伝えたり、他社がスタッフを引き抜きに来たり、経験を積んだプログラマーやデザイナーがディレクターになったりというのはちょっとリアルです。
一方、「宣伝したのに売れない」「経営者がいなくてもゲームは作れる」「発売を決定した日にすぐに発売できる」といったあたりは現実的ではありませんが、「ゲームを作る」ということに主眼を置いているようなので、まあ良しとしましょう。

特に面白いのは、「ゲーム作りはスタッフ個人個人に大きく依存する」ということです。
時々イベントがありますが、それは殆どスタッフ個人によるもの。
彼らも一応人間ですから、スランプになったり、発情期になったり、チャクラを発動したり、バグを発生させたり、コンピュータウィルスに感染したり、
開発環境を向上させたり、他のスタッフとケンカをしたり、病気になったりします。
プレイヤーは経営者として彼らの声に耳を傾け、適切な指示をだしたり、給料をアップしたり、アイテムを与えたり、相談に乗ったりします。
ゲームという工業製品的なものであっても、実際には人間が作っているのだと実感させてくれます。

「使えなくなったらすぐクビ」「契約時は高くふっかけといて後で給料カット」「栄養ドリンクで超過労働」(これはある意味現実的)といった、現実では考えられない鬼な行為もできるのもゲームならでは。

「セガシミュレーション」と間口を狭めているのが残念に思えるぐらいです。

 

2.実はテクノソフトファンにも…

このゲームをクリアすると遊べるシューティングゲーム「R-720」には、「SYRINX」という特別キャラが登場します。
この機体、実は「サンダーフォースV」の自機なんです!!
ゲームシステムもかなり「サンダーフォース」だし、音楽も「サンダーフォースV」してるのでファンは見ておいてソンはないでしょう。

 

3.本当はゲームを作りたい(作っている)人にやってもらいたい一作

実はこのゲームには、ゲームを作る人やそれを目指す人に対しての熱いメッセージが込められています。
殆どの人は、これを単なるストーリーを熱血モノにするための演出かと思われるでしょうが、僕は素直にこう受け取りました。

私達ゲーム開発者は、本当は「面白いゲームが作りたい」からこの業界に飛び込んだはずだ。
それなのに今、一緒に製作するスタッフや、プレイするユーザーを無視して、私利私欲のためにゲームを作っている。
さらにはゲーム作りに面白さを感じられなくなり、惰性でゲームを作っている者もいる。
私達は今一度、考え直すべきだ。「ゲームを作るということ」は何なのか、ということを。

主人公はダレたスタッフに対して熱い意思で説得していくのですが、
「あなたたちだって、最初は面白いゲームを作りたかったはずだ」
「そんな人の作ったゲームなんて、だれも面白いとは思いませんよ」
というメッセージは、単なる作り物ではなく、ディレクターの意思が込められているように感じました。

そしてそれに覆いかぶさるように、スタッフの一人「プログラマー岡」の
「上がなんて言おうと、つまらないゲームを出しちまったら、そこで俺たちの負けだ」
というメッセージは、「ゲーム作りの主役はあなただ!!」と、ゲーム開発者に対する叱咤激励のメッセージと受け取れます。

 

その後、ゲーム中で主人公は気づきます。
自分はゲームを作りたいばかりで、それをプレイするユーザーや、いっしょに作るスタッフのことを考えていなかったと。
また、C研の萌え老は、「普通の人は、「萌え」で自分だけが満足できればそれでいいが、ゲーム開発者は「萌え」を多くの人に提供できなくてはならない」という言葉には、一部うなずけるところがあります。

これらのことは、まさに僕が考えていたことと同じです。
そして悲しいことに、これが現在のゲーム業界です。

自分のためにゲームを作りたい。自分の趣味だからゲームが作りたい。

特に、ゲーム業界を志望する人たちは、この傾向に陥っています。

「ゲームが作りたい」
誰のためにゲームを作るのか、それを考えていない開発者はユーザーからはもちろんのこと、メーカーも業界から見放されるでしょう。
さらにはゲーム業界の存続も危ういものとなるでしょう。
これはゲームに限らず、どの業界でも同じことが言えるのではないでしょうか?

 

4.でも実は萌え系ゲーム

…とは言っても、このゲーム実は萌え系では、と思われます。

最初に登場するのはA研の資料室。
ここでは「.com子ちゃん」というキャラのポスター、いわゆる「萌え萌えポスター」を手に入れます。
なんと渡すときに強制的に2画面に渡ってポスターの図柄が表示されます。
しかもスキップ不可ときたもんだ。

なにかの嫌がらせでしょうか。

 

そしてC研で、主人公は「萌え」に目覚めます。
ここは「萌え」が厳禁で、一部の人が隠れながらひそかに「萌え」を楽しむ程度。
最下層の電話とティッシュしかない研究室(私物持ち込み禁止)「大貧民層」では、「萌え」を保ち続けている老人「萌え老」が待っています。
まるで「萌え」を仏教に置き換えたような怪しい説教と、ヒロインの登場により、周囲は強力な「萌え」に満たされ、主人公は「萌え」に目覚めて究極奥義「萌えエレベーター」を発動し、再びC研を「萌え研」にします。

「萌え老」の説教で主人公は「萌え」について分かったようですが、僕にはちっとも分かりません。
もちろん僕は「2次元の女性に心を奪われる人」ではありませんが(このゲームの登場人物に例えると、ゲームマニアだった初期の主人公が一番近いでしょうか)、実際に「萌え」ている人でも、この意味が分からないんじゃないでしょうか。

 

また、ストーリー上の関係で「秋葉原」や「有明」に行けるようになりますが、ご想像の通り、ここも「萌え」に満ちています。

まずは秋葉原
実写取り込みの秋葉原駅前の大通りには、いくつかのセガやドグマ社の看板が立ち並んでいます(シェアによって看板が変わります)。
さらにはヘンな歌が流れていますが、まあここら辺はまだいいほうです。

奥に行くと、その本性を現します。
何と大通りのど真ん中に「メッセサンオー」(実在するお店、店長も実在人物で協力出演)や「あきばにょ〜」なるマニアックなショップが立っており、しかも看板にはデカデカと、いわゆる美少女キャラが描かれています。

 

さらには有明
ご想像の通り、この有明はただの有明ではありません。
いわゆる「コミックマーケット」です。
どうやら2046年には毎日開催されているようですね。
(個人的には、デザエモンで作ったゲームで「近未来は秋葉原で毎日コミックマーケットが開催される」なんて設定を入れましたが)
入った途端に道具を全て預けられ、周りは先ほどのポスターや「新刊」の同人誌、大量の「週一秋葉」が列を作っています。

もちろん、僕自身は「コミックマーケット」に行ったことがありません(行かない方がいいと言われたこともありました)、人から聞いた話で大体は知っています。
実際にこのゲームのムービーでその様子を一部見ることができるのですが、確かにスゴイですね…。

 

とにかく、このように実は萌えに関するものが満載なのです。
きっと硬派なセガファンの中には怒った人もいたのではないでしょうか?

ちなみに、このゲームのヒロイン、それほどウケが良くなかったようです。
むしろ主人公が(高校生にしてはガキすぎるぞ)ショタコンの方々にウケ、秘書アリサがメガネに巨乳ということで(スタッフの狙い通り)ウケたようです。
確かにあれは「ゼノサーガ」の「コスモス」(だっけ)みたいで、「デコ」「カッパ」とあだ名がついてもおかしくなさそうですね。

 

5.「ゲーム批評」全面協力ゲーム?

このゲーム、なぜか現実に存在するク○ゲー関連の著名人がいろいろ出てきます。
岡田斗司夫」氏や「Root」氏はちょっとちがうかもしれませんが、「唐沢俊一」氏や、「みんだなお」氏が出てきます。
(「クソゲー天国」で一緒になった「箭本進一」氏が出ないのはどうしてだろう?)

しかし、このゲームの一番の功労者は、「ゲーム批評」「ユーズドゲームズ(現ユーゲー)であると考えられます。

このゲームのプロデューサーは「ゾルゲール哲」という人ですが、途中で出てくるイラストやストーリー内容(特にドルメヒカの存在)は、「ゲーム批評」「ユーズドゲームズ」に掲載されている巻末マンガに酷似しています(と思ったら、ユーズドゲームズのマンガに登場しているではありませんか!!)
このマンガの作者は「ゾルゲ市蔵」 という人です。
最近「謎のゲーム魔境4」というゲーム批評の出版社が出している本で、彼は「私の親友がセガガガを作った」 と書かれており、このゲームの画面写真も一部使用しています。
しかし、このゲームのエンディングで彼の名前は出てきません。

言うのも野暮なような気もしますが、…もしかして、同一人物なのでしょうか?

また、ゲーム途中で「がっぷ獅子丸」が出てきたときはびっくりしました。
この人は「悪趣味ゲーム紀行 」という、これまたゲーム批評の1コーナーを執筆している人です。
もちろん「さいとーあゆみ」氏のイラストで登場します。

 

6.なぜ「Beep」は協力していないの?

しかし、ビック東海コミックマーケットやゲーム批評(推測)が協力しているのに、何故Beep(現ドリマガ)は協力していないのでしょうか?

 

セガマニアやセガファンというものを作り出したのは、Beepの功績が非常に大きいはず。
しかもこのゲームの発売当時は唯一のドリームキャスト専門誌 だったのに。
「ジ・ウーズ」のパッケージを作成したのもBeepメガドライブ編集部というのは、メガドライバーの常識だしね(ウソ)。
きっと、「なんでウチには相談してくれなかったんだ?」とドリマガ編集部は思っていたんじゃないでしょうか。

さらに、このゲームで「秋葉原の真ん中でドリームキャストを踏みつけて壊す」イベントがありますが、あれは「サムシング吉松」氏の電撃イベントで、「秋葉原の歩行者天国の路上でPS2を壊す」が元になっているかと思われます。
「サムシング吉松」氏は、メガドライブを模した「メガドラ兄さん」やドリームキャストを模した「キャス子」などのキャラクターが登場する1Pマンガ「セガのゲームは世界いちぃぃぃ」 をドリマガで連載しているセガマニアです。
(やりすぎてセガや編集長に怒られることも)
その功績もあってか、「シェンムー」でガチャガチャのキャラになったこともあったと記憶しています。

 

そのお詫びなのか、ソフトバンクがBeep15周年を記念して出版された「Beep復刻版」では、「ゾルゲール哲」氏が直々に裏表紙にセガガガのキャラクターの絵を描き、さらには記念ソングの歌詞まで担当してます(歌作るの好きだなぁ)。
(この本で、彼はBeepの読者だったことが判明)

このゲームの(実在)登場人物でBeepと関係が深いのは、「竹ちゃん 」ことセガの「竹崎」氏です。
彼はBeepの読者であり、Beepのおかげで現在はセガの広報担当となっています。
メガドライブのゲームを全部持っているというツワモノで、ゲーム中では資料室にたまに姿を見せ、自慢げに「ジ・ウーズ」「ゲーム図書館」をちらつかせています(知らない人のためにも名前を出してあげた方がいいのに)

 

正直言って、客層から考えるとゲーム批評(推測)よりもBeep(現ドリマガ)に協力を求めた方が良かったのではないでしょうか。
「セガガガ」「セガシミュレーション」という触れ込みから、このゲームを買おうとする人はセガマニアやセガファンが殆どだったはず。
(しかも当初は販売はセガダイレクト(通販)のみだったらしい)
Beepの協力でBeepのロゴを随所に使用し、さらにゲームのセレクトや解説を担当してもらえば、セガマニアも大満足だし、資料的価値もアップするというもの。
決してBeepの協力を要請したところで間口を狭めることにはならない(そもそもセガガガという名前や通販専用という販売方法で間口を狭めている) し、ユーザーにも深い印象を与えられるのではないでしょうか。

攻略情報

開発室探索中は外注に頼め

開発室で開拓やスタッフ獲得を行っていると、最低でも1ヶ月の強制休養が待っています。
その間は全く開発が進まないのはイタイところ。
そこで秋葉原の店で売っている「外注回数券 」を使いましょう。
ただ、あまり使いすぎると期待値があがらないまま発売してしまうことにもなりかねないので、それは宣伝でカバーしましょう。

一年で3回の発売を目指そう

市場は4月、8月、12月に好調になります。
そのときに発売すると売り上げ増加が見込めるので、この月を目標に発売するといいでしょう。

能力の高くて賃金の安いスタッフを探せ

B研やC研(またはドグマ本社や有明)には、有能なスタッフが揃っています。
しかし、考えて雇わないと、お金が無くなったり、すぐに能力が低下してしまいます。
ここでは、プログラマやデザイナなど、「取り換えの利く」(ひどい言い方だが)職種のスタッフを紹介します。

なんといっても使えるキャラクターは、C研大貧民層にいる「箱入り娘」(プログラマー)と「もえもえ」「ポリゴン人間」(デザイナー)です。
彼らは能力値が平均的に高く、賃金も30万円ぐらいと、良いスタッフです。
特に「ポリゴン人間」はデザイナーながらもやる気が高いので、ゲームを早く開発させたいときはオススメのスタッフです。

C研まで行ってない場合は、B研のデザイナー「メカマニア」や「メカ王」が、才能が高くてオススメです。
若干賃金はかかりますが、終盤まで使えるスタッフじゃないでしょうか。
また、プログラマーならば「てつやつづき」がオススメ。
ただ、体力だけが低いので取り換えながら使うか、ポリビタンEで回復させながら使いましょう。

実はD研のセガキャラもオススメです。
彼らは通常は交渉にすらなりませんが、「UFO 800」等のハッタリを使うと仲間にできる のです。
能力値はそこまで高くはないものの、賃金が安く、しかも一部は「ミラクルパワー」を発動し、アイテムを使わずに能力回復が行えます。
個人的には「ネイ」「リスター」「ソニック」でその効果を発揮できました。

逆に、あまりオススメできないスタッフも紹介しておきます。

B研やC研貧民層にいるマッチョ系はあまりオススメではありません。
能力に偏りがある上賃金が高いのです。
ケンカっぱやく協調がすぐにレッドゾーンになるのも×。

有明のスタッフは能力はいいものの、偏りがあって値段が高めです。

ドグマ社のメンバーは苦労して獲得してもそんなに使い物にはなりません。
ただし、「邪悪ネズミ」ではかなりおこづかい稼ぎができますので、「外注回数券」や「回復のいずみ」の資金稼ぎには最適です。

ストーリー上のキャラクター以外で開発室に押しかけてくるメンバーも、正直あまりオススメではありません。
能力値もそれほど高くないわりに、交渉できないので賃金も高いのです。

関連情報

サンダーフォースV…メガドライブで人気のあったサンダーフォースシリーズの最新版で、セガサターンで好評を博した。
本作のミニゲームで友情出演している。


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