アイドルの「西村知美」さんを主人公にした、マップ散策型アドベンチャーゲーム 。
邪妖精によって分けられた4つの世界を、わらしべ長者的にアイテムを探しながらマップをうろつき、各世界のボスにミニゲームで勝負を挑んでいく。
日本テレネットお家芸のアニメーションデモも健在で、西村知美さん本人の歌や写真とりこみ画像など収録されている。
西村知美さんの別名(あだ名?)。もふぞう
初めて知った。
このゲームでところどころに出てくる、スタッフ(おそらく)の名前。
結構スタッフの内輪ネタも含まれており、 クイズの答えになっていたりマップパターンや背景にこっそりと書かれていたりする。
一体何者なんだ！？
１： 古いハードを救え！
実はこのゲーム、ハードかCDの調子が悪くて、ろくに音楽が聞こえませんでした。
同様に、完全にエンディングを見終える前に止まってしまいました。
音楽は雰囲気にマッチしていて、まあまあ良いと思うんだけどなぁ。
２： アイドルのゲーム化にしては、がんばった方？
ゲームは、タイトルでは分からないものの、実はアイドル系ゲームです。
テレビなどでよく見る、西村知美さんを主役にしています。
(といっても、僕は「さんまのからくりＴＶ」でボケ回答するぐらいしかよく知らないのですけど)
よく考えてみると、アイドルモノのアドベンチャーゲームは、これまでは「主人公=プレイヤー自身」であり、パートナーがターゲットのアイドルという設定が多かったのですが、アイドル自身が主人公というのも珍しいですね。
ある意味、アイドルの活躍をゲームの中でも、という、純な気持ちを伝えたかったのでしょうか？
しかし、ゲーム中ほとんどで、アニメ調のキャラクターになっています。
実写のグラフィックが出てくるのは、本当に少しで、しかもアニメ調の方はまるっきり似ていません。
(さらには、ミニゲーム中とアドベンチャー中でも顔が違うし)
さすがCD-ROMだけあってアニメのビジュアルデモはよく入っています。
(CALIIIよりよく動きます。)
歌も入っていて、オープニングにミニキャラ(結構動きが細かい)がステージを披露してくれます。
(ただしバックに時々映される顔はアニメ調です)
さすが、日本テレネット。ビジュアルデモに定評のあるメーカー、って感じです。
なので、西村知美ファンだけでなく、アニメファンにもすすめられるゲームになっていると思います。
またさらに、このゲームには彼女がオーナーをやっている店「トモローズ」のグッズも出てきて、
説明書にも店の紹介が載っています。
こうくると、結構アイドルモノにしては頑張った方だと思いますけど、どうですかね。
個人的には、「榎本加奈子のボケ診断ゲーム」よりは良いと思いますけどね。
ところで、僕は声優には疎いのですが、ゲーム中の声をやっているのは本人ですよね？
(違ったら大問題だ！)
歌手やタレントは結構XXな人もいるのですが(例えばE島Iさんなど)、声の当て方は割とあってます。
３：なぜ、タイトルに「西村知美」を出さなかったのか？
このゲームは、パッケージの裏面を見るまで、西村知美さんが主役であることが分かりません。
(もしかすると、パッケージのタイトル帯には書いてあったのかもしれませんが)
パッケージの表面も、アニメバージョンの西村知美さんです。
「中山美穂のトキメキハイスクール」「リサの妖精伝説」のように、タイトルに名前がついていれば分かりやすいのですが、
この「迷宮のエルフィーネ」には、それがありません。
ストーリー上、西村知美さんでないと主役は務まりません。
わざと名前を出さないことで、話題にしたかったんでしょうか？
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