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ゲーム探検倶楽部ソフト会議 #084
グランディアII(ドリームキャスト)

購入金額:7980円(定価)

ゲーム内容

ゲームアーツが放つ、冒険RPG第二弾!
心を忘れた主人公が、仲間との旅を通じて成長し、自分の暗い過去を断ち切って、最後に世界を救う。

ドリームキャストになって、グラフィックや画面効果がパワーアップ。
戦略的な戦闘システムも健在だ。

名言

魅惑のヒール
魅惑の悪魔「ミレーニア」の必殺技。
おそらく、このゲームで一番バカな必殺技。
ピンク色の光のじゅうたんが敵に向かって伸びていき、ミレーニアがじゅうたんの上を歩いていき、
敵の前で謎のエレベーターが登場し、頭上まできて「これが欲しいんだろう、このブタ!!」と言い放ってハイヒールのカカトで踏みつける。
敵一体にしか効かないが、全ての能力を1ランク下げる効力を持つ。
ゴールデンハンマー
ショタコンにウケのいい子供「ロアン」君のキャンセル必殺技(で叫ぶ言葉)。
黄金のハンマーを敵に投げつける(あたると★が飛び散る)
この他にも、小さな雪玉を天空に投げつけると、大きくなって敵の頭上に落下する必殺技などもある。 

H.Kuwanoの評価・考察

1.今回のグランディアはストーリーが良い

今回は、前作と比べて主人公の年齢も増えて、前作のようなワクワクするような冒険物語(つまり、世界を中心としたストーリー)ではなく、
旅するうちに成長していく主人公たちや、そのドラマ、そして愛と感動の、人を中心としたストーリーとなっております。
もちろん、土地独特の雰囲気や、街の人や食事での会話も健在ですが、その生き生きとしたキャラクターと、それとは対照的な暗めのバックストーリーが、僕を釘付けにしました。

僕がいろんなところを旅するようになったのも、前作の影響を受けたのが一部ありましたが、最近その旅の目的があいまいになって、あまり満足できなくなりました。
このゲームをプレイして、それは、旅の面白さは人との出会いであること、旅は自分を成長させるということを忘れていたのだと感じました。
これまでの僕は、ただそこに行くことだけを目標にして、その風景とか、ゲームを探すとか、モノばかりを追い求めていたような気がします。
これでは、自分を成長させることはできません。

これからは、僕も、旅を通じて、人と出会い、自分を成長させたい。
そう思っています。

2.視点の回転について

グランディアをやったことがある人なら、ドラクエVIIのあの視点の回転機能を見て、「あっ、マネてるな。」と思った人も結構いるのではないでしょうか。
(僕も、NさんがやたらとドラクエVIIの視点回転機能についていろいろ話していて、「それ、グランディアの方が先だよ。」と言ったことがあります)
ですが、実はグランディアとドラクエVIIでは、その機能の活用方法が違っています。

まず、ドラクエは主人公が「はい」「いいえ」しかしゃべらないということもあり、画面上のキャラクターはゲーム上の自分の存在位置を表す程度のものでしかないと考えています。
そのため、プレイヤーは主人公になりきったり、場面を想像するといった楽しみ方があります。
それで、この回転機能の使われ方ですが、物陰に隠れて見えないものを発見したり、パズルを解いたりするといった使われ方がなされています。

それに対してグランディアは、主人公の感情表現が豊富で、落ち込んだり笑ったり、怒ったりビックリしたり、メッセージだけでなく、フェイスグラフィックや、マップ上のキャラクターでも、その様子を表現しています。
さらには、どんな街やダンジョンでも、それぞれの建築様式とか設備とかがあり、同じ家でも地域によってはドーム型だったり三角すいだったり、木造だったり石造りだったり、神々の紋章が描かれていたり邪悪な魔物が描かれていたりします。
その生き生きとした主人公の様子を強調させたり、その景色を見て楽しむといった使い方が、このグランディアの回転機能の使い方なのです。
もちろん、物陰のものを探したり、敵との距離を測ったりするためにも回転機能を使っていますが、世界を見る使い方の方がはるかに上です。

誤解しないでいただきたいのですが、どちらが良くてどちらが悪い、というものではありません。
どちらにも良い点と悪い点があります。
視点の回転が迷いやすさを生ずるのはどちらも同じですし、
それにドラクエVIIだって客観的に見た楽しみ方もできますし、グランディアだって主人公に入れ込めば、なりきって楽しむこともできます。

3.レベル上げと戦い方

このゲームの戦闘で勝つためには、個人の強さよりも、むしろチームワークとか適切なコマンドとかが必要になります。
自分が弱くても、適切なコマンドで敵の攻撃を封じたり、反撃のスキを与えずに倒すこともできたりしますし、
逆に自分が強くても、判断を間違えれば強烈な打撃を受けることもあります。

「風来のシレン」のテーマに「プレイヤーの成長」というものがありますが、まさしくそれと同じ感じです。
「風来のシレン」同様、状況に応じて適切な判断が必要になります。
「風来のシレン」で「ここではワナにわざとかかって敵から逃げる」「ここでは敵を混乱させて同士討ちを狙う」などといった、適切な判断を、プレイヤー自身がプレイを重ねて身につけるのと同様に
グランディアの戦闘でも、「ここではクリティカルで相手の全体攻撃をキャンセル」「ここでは近い敵を狙って攻撃し、一体ずつ片付けていく方がダメージが少ない」などのように、プレイヤーは戦闘に慣れるうちに適切な判断ができるようになっていきます。

また、装備やレベルによって戦い方がいろいろあるのも、「風来のシレン」と同様です。
「風来のシレン」では、一つの敵に対しても、「装備を変えて直接攻撃」「離れて矢で攻撃」などのいろいろな戦い方がありますが、
グランディアでも、「このキャラは魔法が強いので、弱点の魔法攻撃で大ダメージを狙う」「このキャラはコンボの回数を増やしているので、コンボで足止めして、後で別のキャラで止めを刺す」など、
成長の仕方によって戦い方が変わります。
おそらく、プレイヤーによって戦い方も代わることでしょう。
僕なんかは、さっさとキャンセル効果のある技を最高レベルにし、敵の攻撃をキャンセルする戦い方を好んでいました。

ただ、慣れてくるとレベルを上げなくても進めてしまうので、育て甲斐がないと感じるかもしれません。
グランディアIIでは、前作よりもレベル上げをする必要がなくなったように感じられます。
しかし、レベル上げがまったくできないわけではありませんので、レベル上げが好きな人はダンジョンを行き来しましょう。
逆に、一回一回の戦闘で生きるか死ぬかのスリルを味わいたい人は、ある程度敵から逃げてボスを倒すと良いでしょう。
低レベルでのクリアを目指すのもありですよ。

4.初回特典の音楽CDについて

このゲームは、初回特典に音楽CDがついていました。
初回特典といっても、現在でも中古品などで簡単に手に入ります。

この音楽CDですが、ブックレットにキャラや背景のラフ画、作曲者の岩垂徳行氏のメッセージなどが載っております。
肝心の音楽CDの内容は、前半がゲーム中に出てくる2曲の歌のディスコ風アレンジバージョン、そして後半が前作のファンディスク「グランディア デジタルミュージアム」で追加された音楽を収録しています。

個人的な感想ですが、前半の歌のアレンジはちょっと・・・でした。
まあ、この歌だけでも十分CDにして販売する価値はあると思いますが。
人によっては、「ゲームの雰囲気をぶち壊しにした」などと怒る人もいるかもしれませんね。
ただ、「世界が平和になって、この歌がいろんな形で、広く伝わるようになったんだ。」と考えれば、このアレンジも許せるかな?

逆に、「デジタルミュージアム」の方は興味深いものでした。
明らかに、前作の曲風が今回とは違っているのがわかるのです。
ファンディスク追加分でアレンジされているといっても、元となった前作の、オーケストラ風の雄大な雰囲気を残しています。
前作を知っている人は、その違いに改めて気づかされるでしょう。
前作を知らない人にとっては、音楽の違いを耳にして、前作をやってみたくなるかもしれません。

そういった意味で、この初回特典は、結構良いと思います。
特に前作をやったことのないゲームミュージックファンは、初回特典版を買うとよいでしょう。

●シリーズの比較

これまでのシリーズを、表にして比較してみました。

比較項目 グランディア グランディアII グランディア エクストリーム
ストーリー

ストーリーIは知らないところに行く、新しいものを見るといった冒険心を中心に据え、ちょっとだけ友情をプラスしています。
主人公も明るく、全体的に平和的な、ちょっと子供っぽい感じもします。

IIは冒険による主人公たちの成長と、人の心やこころのつながりといったことがストーリーの中心になります。
Iとは違い、主人公の年齢が上がり、人が死んだり裏切られたりすることがよくあります。
一部難解な点もあり、ちょっと大人向けになったというのは正しいでしょう。
どんでん返しがたくさんあるので目が離せません。
エクストリーム(以下X)では仲間ということがストーリーの中心になります。しかし、戦闘や成長を中心に捕らえたためか、ちょっとストーリーは弱いところがあります。
どちらかというと子供向けに逆戻り。
一つの宿場町を中心にダンジョン探索を進めていくスタイルもちょっと退屈かもしれません。
グラフィック セガサターンにしてはよくここまで書き込んだな、というグラフィックで、このゲームの肝である、街ごとの世界観の統一はさすがなものです。
キャラクターは2Dになっており、表情の変化が豊かで面白いのですが、視点がある程度固定されてしまいます。
IIも世界観の統一は健在で、街ごとに違った雰囲気を奏しています。
キャラクターも2Dから3Dのディフォルメキャラクターになっています。
いろんな角度で見られるのはいいけど、却って表情の表現が減ったような・・・。
あとデモや魔法のエフェクトでは結構ムービーを多用しています。
Xでも世界観の統一はあれど、出てくる街が少なすぎてあまり世界観は味わえません。
3Dキャラの動きや表情が豊かになって、グラフィックは全体的にIIよりも向上したかと思います。
キャラクター(グラフィック) 主人公がやや少年であるためか、キャラクターのグラフィックも、どことなく少年ロボットアニメ風です。
ゲーム中のキャラクターは、等身がことなるものの、あまり違和感を感じません。
子供っぽいからか、あまりキャラクターのグラフィックに惹かれることは(その手の人以外には)ありませんでした。
ただし、フェイスグラフィックの表情の変化が激しいので、これがストーリーとともに印象に残ることでしょう。
中には、かわいい顔して頭の悪そうなキャラもいますので、ご注意を。
かのえゆうし氏によるグラフィック。
ハードの性能もキャラクターの年齢も若干上がったためか、ややキャラクターのグラフィックが強調されるように感じました。
ただ、ポリゴンキャラとはどうしても違和感があります。
女性キャラが三人で、しかも一部ラブストーリーであるため、その手の人には堪らないでしょう。
子供キャラのロアン君も一部その手の人にウケています。
藤原カムイ氏によるグラフィック。
3Dキャラクターによる表情はいいのですが、2Dのグラフィックはいかにもアニメ塗りで、絵的にもキャラクター的にも全体的にフラットな印象を受けます。
女性キャラや子供キャラもそれほど媚びていなく、正直一番キャラうけしなそうな作品です。
音楽 作曲者は、岩垂徳行氏です。
街の世界観を出すだけあって、さすがに街ごとに違う音楽で、独自の雰囲気を出しています。
戦闘の音楽もDisc1と2で違うし・・・。
壮大な、勇気を奮い立たせてくれるような感じのする音楽になっております。
ダンジョンなんかは結構アンビエントばっかり。
IIでも作曲者は同じ、岩垂徳行氏です。
そのためか、幾つかIからアレンジしたり流用している音楽もあります。
街ごとに違う音楽は健在です。
今回はさらに歌が加わり、さらに雰囲気を出しています。
ただダンジョンの音楽はよりメロディアスになったのですが、楽器を変更しているだけで多用している感じもあります。
曲数自体は少なくなったような感じがします。
本作も作曲者は岩垂徳行氏です。
前作よりはおとなしめですが、勝利のファンファーレがディズニーチックだったりと相変わらずです。
ダンジョンは種類毎に違う曲を用意するようになりました。
ただ舞台が少なくなったためか、曲数が減りました。
一部IやIIの音楽を流用しています。
効果音 結構有名な人に頼んだようで、暖炉のそばに行けば火の燃える音がするし、草の上を進んでいくとガサガサと音がします。
アニメチックな効果音が結構あって愉快です。
IIでも、オブジェクトによる効果音は健在です。
ただ、やっぱり効果音も使いまわしが多くなったような・・・。
Xでもオブジェクトの効果音がありますが、出番は減りました。
大部分はIIからの使いまわしです。
移動システム 画面上に記されているのは方角と、北の方向だけですが、街ではレーダー画面、ダンジョンではバードビューアイコンがあり、2Dチックにマップを把握できます。 IIでは、レーダー画面やバードビューアイコンがなくなり、代わりに目的地へのナビゲータと、目的地への距離がわかるようになりました。 Xでは常に後方からの視点で、代わりにレーダーが常に表示されるようになりました。
おかげでまず迷うことはなくなりました。
装備品 一人のキャラクターでも2〜3種類の武器を装備でき、モーションや必殺技の種類が変わります。
武器を仲間同士で交換することも可能です。
また、魔法を覚えるマナエッグは一回きりですので、使用は慎重に。
IIでは武器はキャラクターで固定になっています。
防具やアクセサリーは共通です。
さらにマナエッグ(魔法セット)やスキル(能力アップ)も装備できます。
Xでも、武器はキャラクターで固定、防具やアクセサリーは共有です。
マナエッグの他にスキルも装備できますが、複数装備できるようになった反面、宿舎でしか変更できなくなったので要注意。
あとスキル装備にはスキルブックも必要になり、装備できるスキルの種類や数は装備しているスキルブックに依存します。
技は殆ど魔法の代わりとして使われています。
ただし魔法と違い、SPはコンボ攻撃で回復するため、ザコで使ってもすぐに回復できます。
また、使用できる技は装備している武器によって変化します。
反面MPみたいに回復できるアイテムが少ないため、ボス戦では苦労します。
IIではキャンセル属性の付いた技が増え、キャンセル狙いで使う技も増えました。
さらにSPは攻撃を受けたときも増えるようになり、スキルによる上限アップなどもあり、何度も使えるようになりました。
また、武器がキャラクター固定になったため、装備品によって技が変わることがなくなりました。
XでもII同様ですが、さらに複数人の仲間と協力して出す合体技が増えました。
さらにSPは特殊なスキルで回復する場面が増えましたが、宿舎に戻ると0になるので最初は溜めないと使えません。
魔法 魔法はマナエッグを使って、一つの属性だけ覚えさせます。
一度覚えさせると、二度と他の人に覚えさせたり、違う属性に変えたりすることはできません。
さらに覚える属性は必殺技にも影響してきます。
そのため、後にパーティから離れる人や必殺技で持たない属性を覚えさせると、泣きをみることに。
その反面、マナエッグを探したり覚える人を選ぶ楽しみが生まれてくるわけです。
IIでは魔法はマナエッグを装備させて使います(しかも戦闘中でも変更できる)。
使える魔法の種類はマナエッグで決まっています。
いわば魔法セットです。
魔封じを食らった味方のマナエッグの装備を交換して別の味方が魔封じを直したり、敵に応じて使用するマナエッグを変えるということもできるようになりましたが、その魔法セットに自由が利かないところが悩むところ。
Xでもマナエッグを装備させますが、装備の変更は宿舎に限られます。
MPはマナエッグごとに決まっており、複数装備できます。
その分前作よりも一つで使用できる魔法の種類が減ってしまい、使い分けることができないのが難点。
技・魔法の成長 Iでは武器や魔法属性に経験値があり、使い続けることで技を覚えたりします。
また魔法や技それぞれにも経験値があり、使い続けることで発動が早くなったり威力が上がったりします。
何度も使って経験値稼ぎをしないといけませんが、育てる楽しみがあります。
IIでは、戦闘終了後にゴールドや経験値と一緒に、MTやSTといった値が増えます。これを使って魔法や技、さらにはスキルの習得や強化を行うため、既存のものを強化するか、新しいものを習得するかを選ぶ楽しみがあります。
また、前作のように弱い魔法・技を使い続ける必要はなくなりましたが、ある意味経験値稼ぎの楽しみはなくなっています。
Xでは、技はIのように使い続けて、スキルは戦闘時に入手するスキルポイントで、魔法はマナエッグの合成で強化します。
スキルポイントは敵によって4種類の属性があり、その属性に合ったスキルにしかポイントは加算されません。
さらにスキルポイントは敵を早く倒すほど多く手に入れられるので、同じ属性を持つ敵を素早く倒すといった楽しみがあります。
またマナエッグはダンジョンで手に入りますので、組み合わせの発見やダンジョン散策の楽しみがあります。
パーティーキャラの入れ替わり ストーリーの流れで、CD1枚目の終盤を最初に3〜4回、仲間が変わります。
場合によってはマナエッグを損してしまいますので、慎重に。
Iストーリーの流れで結構マメにある仲間とある仲間が入れ替わります。
パーティから離れたり、また戻ったり。
再度仲間になるときはレベルはある程度上がっていますが、おかげでこのキャラはまともに育てられないのではないでしょうか。
また、その度に装備品が外されてしまうので、再び仲間になったときは装備品をチェックしないと泣きを見ます。
また、そのほかのキャラクターも大きく2回仲間が変わります。
これも場合によっては、技を覚えさせるときに使ったSTを損してしまいます。 (一部例外あり)
Xでは宿舎に戻ればいつでも仲間を入れ替えられます(主人公除く)。
装備品もそのまま持ち去ってしまうので、防具を共有しているときは注意。
ストーリーが進むにつれて仲間が増え、最大9人にもなります。
損することはありません。
戦闘時のカメラワーク Iでは、キャラクターだけ2Dで、基本的に見下ろし型で移動・拡大するため、視点の方向は一定です。
ただ、全体を見渡せるようになっています。
IIでは、キャラクターが3Dになり、いろんな角度で見渡せますが、逆に背景などで隠れて見えにくくなったり、場合によっては完全に見えなくなったりします。 Xでも3Dですが、視点を4つから選べるようになり、もちろん色んな角度から眺められます。
戦闘時の技・魔法の効果 Iでは、ハデなものはそんなにはなく、数秒程度で終わるようなものです。 IIでは、さらにハデになり、FFと見まごうばかりのハデな効果も増えました。
その分、戦闘に時間がかかり、DCのアクセス音が頻繁に鳴るようになりました。
XでもII同様の派手さで、アクセス音は鳴らないものの戦闘に時間がかかってしまいます。
対応ハードと相場 IはCD-ROM二枚組みで、セガサターンとプレイステーションで出ています。
どちらともベスト版で2800円ぐらいで出ています。
中古品なら、セガサターン版は580円、プレイステーション版は980円ぐらいでしょうか。

なお、Iには、体験版として配布していた「グランディア プレリュード」と、ダンジョンやミニゲームが入っているファンディスク「デジタルミュージアム」が、セガサターンで出ており、さらにセガサターン版では予約特典に音楽CD(シングル)がついていました。
IIはGD-ROM(DVD-ROM)一枚で、ドリームキャストとプレイステーション2で出ています。
ドリームキャスト版はベスト版で2800円、プレイステーション版は4800円で出ています。
中古品なら、ドリームキャスト版は1580円(場所によっては1000円というのも)、プレイステーション2版は2800円はするでしょうか。

ドリームキャスト版には、初回特典の音楽CDつきのものもあります。
現在でも、中古品で1980円で手に入るでしょう。
XはDVD-ROM一枚で、プレイステーション2でエニックスから出ています。
中古品なら1980円ぐらいで手に入るでしょう。
初回限定版もあったようですが、IIほどありがたみはありません。
総合評価 世界観や戦闘を楽しめるという点では、どちらでも同じです。
初心者の人でも、どちらから初めてもいいと思います。
あまりストーリーを重視しない人や、育てることが好きな人、ボリュームや値段を優先する人はこちらをお勧めします。
ストーリーを重視する人、手軽にRPGを楽しみたい人、3Dにこだわる人はこちら。
キャラクターにハマったら、迷わずこちらのほうでしょう。
恋愛ゲームやギャルゲー好きな人もこちらの方をお勧めします。
RPGはシステム重視という人や、キャラを育てたり、ダンジョンを散策してアイテムをゲットしていくのがすきな人はこちら。
お子様や時間のある人にお勧めできます。


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