く。フライパンを熱し，エノキタケを空炒りする。途中
で酒を加え，これが蒸発してきたらしょうゆで濃いめに
味付けする。フライパンの縁でしょうゆが焦げてきたら
出来上がり。天然のエノキタケで作ると最高の味。
こんなぐあいになります。
すてきなおいしさ。
エノキごはん： エノキタケはよく洗ってざるにあげてお
く。アサリは砂を吐かせ、酒蒸しにする。アサリに酒を多めに
振りかけ、しょうゆを落として鍋でフタをして蒸せばよい。
アサリに火が通ったらエノキを加えてなじませる。きわめて
濃厚なダシの出た、アサリとエノキの酒蒸しができあがる。
このままでも十分おいしいのだが、この煮汁と具を使って、
ご飯を炊くと、深いコクのあるおいしいエノキご飯の出来上がりだ。
エノキタケは炊き込みご飯には合わないと書いてある本もあるが、
心配無用。コツは、生きのよいアサリと新鮮なエノキタケを使う
ことだ。きっと栽培品でもおいしくできるだろう。
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八王子のエノキタケと千葉産のアサリ。
お互いの100キロの距離がいま茶碗のなかで
一つになる。その結果は深いコクとなって
秋田産の米に染みいるのである。
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