製作記 (8)胴体パーツの接着
1.胴枠のセット | |||
・胴枠を治具に取り付ける | |||
治具には胴枠が通れるスリットを作っていて、これを使って、胴枠間の隙間を一定に保つようにします。 | |||
実は治具を作り直してしまいました。カウル部分と胴体部分を切り離したかったためです。 |
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なんとも、胴枠の順番が分からなかったので一度並べて見ました。このときが一番緊張します。 | |||
2.縦通材の接着 | |||
・側面縦通材の接着 | |||
そのまま胴枠を治具につけてもスリットからするっとすり抜けてしまいますので、基本となる縦通材を使って固定し、その後に次々と縦通材を接着し胴体を作り上げます。最初は折れやすく弱い胴枠と縦通材がどんどんと丈夫な胴体に変わって行く様は不思議な感覚さえします。 | |||
まず、一番前の胴枠の両側面に一本ずつ縦通材を接着します。それから二枚目、三枚目の胴枠を治具にあわせながら接着します。今回は前面からしましたが感想としては尾翼側からつけていったほうがやりやすいかなと思いました。 | |||
マチ針を使って縦通材を絞っていきます。これを尾翼のところまで繰り返します。 | |||
二本の縦通材で胴枠を支えています。 | |||
下の段を接着するために一段分上に上げました。通常はこのような方法を取らないのですが、今回はこれを繰り返すことによって胴枠間の間隔を同じにして見ようというものです。
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次の段も縦通材を接着しました。これにより、一段目と二段目は同じ間隔を保てています。 | |||
・上部縦通材の接着 | |||
両側面の胴枠の間隔はもう固定されたので変わりませんが胴枠の上部と下部の間隔はまだ固定されていません。そこでまず上部の胴枠の間隔を一定にします。 | |||
一旦、胴体を治具から横にスライスして抜き取り、今度はしたから治具にセットしました。これで、さっきの一段目の縦通材が下でストッパーとなって上部がこれまた、等間隔になったところで上部の縦通材を接着します。 | |||
上部はとりあえず、前側一本、尾翼側一本づつのみの接着です。 | |||
また胴体を治具から引き抜きました。そうして今度は・・・ | |||
・下部縦通材の接着 | |||
この下部の縦通材を入れることにより、胴枠が完全に固定されます。 | |||
上から治具に胴枠を差し込みました。そうして、下部の縦通材の接着をしました。このときも前後一本づつだけの接着です。 | |||
・垂直尾翼固定部の取り付け | |||
そろそろ疲れてきました。垂直尾翼の取り付けです。このときはまた治具に戻します。これは簡単に接着できますので、特に問題なしです。でも飛行機の形になってきたので、個人的には達成感を感じている瞬間です。 | |||
下側もあわせてみてやってください。なんだか、魚が骨だけで泳いでいるような感じです。 | |||
・残りの縦通材の接着 | |||
実際の大きさはやはり手のひらに載せた方が分かるでしょうか?もう治具に取り付けなくても、ぐらつきません。 | |||
まずは、側面の残りをパッと張ってしまいます、この辺にきたらもう勢いです。どんどん進みます。 | |||
次は上部の縦通材を張ってしまいます。簡単簡単。下部の撮影は勢いがありすぎたせいで忘れてしまいました。これで一通りの通材を貼れました。 | |||
3.計量 | |||
・この時点での重量 | |||
お決まりの体重測定です。 | |||
0.4g、まあまあですね。一応、期待していた程度の重さを維持できました。これ以上の軽量化は強度的に私には無理ですね。 | |||
今までの部品の総重量を測って見ます。1.2gとなっています。これにカウルとスパッツなどが取り付けられて、本体骨組み完了となります。頑張って2.0g以下の機体にするぞぉ。 | |||