日本文学史 | Topへ | |
西洋の文学に目を奪われて、自分の国の文学について、余りにも無知で過ごしてきた。 | ||
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風巻景次郎『中世の文学伝統』岩波文庫1985年
浅学の私であるが、中世の和歌の世界がこんなに分りやすく説いた本を知らない。驚くべきことは、38歳の若さで、ここまで書く知識と分析力と表現力である。 これは中世の和歌史であるが、勅撰和歌集が中心なので、政治経済の歴史を学びたいという意欲を刺激する不思議な本でもあった。 |
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丸谷才一『日本文学史早わかり』講談社 | ||
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