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「バラの名前」の読書記録。ネタばれはしていないと思いますが・・・ | ||
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2016年4月3日
The Name of The Rose by Umberto Eco (英訳版1983年) (1) 何とはなしに読み返したくなって、今度はハードバックで読もうと、AMAZONで注文したのが2月18日。二日後のニュースで、エーコが19日夜、84歳で亡くなったことを知った。それから2週間ほどして、イギリスから、ダストジャケットのないこの古本が届いた。 |
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2016年5月1日
The Name of The Rose by Umberto Eco (英訳版1983年) (2) 主人公たちが修道院に着いた日には、すでに、死者が一人出ていた。(ここで、マグワイアの『アリスはどこへ行った?』やエドワード・ゴーリーが這入ってきて、中断でしていたが、) |
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2016年6月17日
The Name of The Rose by Umberto Eco (英訳版1983年) (3) 色々やることがあって、エーコを読む時間があまりなかった。 |
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2016年7月25日
The Name of The Rose by Umberto Eco (英訳版1983年) (4) この小説は7日間の出来事を描いており、第4日目に入る。 |
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The Name of The Rose by Umberto Eco (英訳版1983年) (5) 6日目に、若い修道僧アドゾが見た夢の描写が続き、面食らう。その夢の話を聞いたウイリアムが、それによってヒントを得たと言うが、他人の夢でヒントを得るというのも興味深い。夢判断の歴史は古く、本書に名前がでるアルテミドスは2世紀のギリシャの夢解釈家で、5巻からなる『夢判断』という、著作がある人である。 河島英昭の日本語訳には終始お世話になった。原書1980年、独訳1982年、仏訳1982、西訳1982年、英訳1983年・・・日本語訳は1990年。依頼されて翻訳に7年かかったと巻末の「解説」にあるが、細密な訳業には頭が下がった。 |
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