定義済みの要素を参照する
グローバルに(xsd:schema要素内で)宣言した単純型と複雑型の要素をXML文書で使うには、xsd:element要素のref属性を使ってそれを参照しなければなりません。
1. 要素を使用するシーケンス(「シーケンス内の要素を定義する」)、選択肢セット(「選択肢を作成する」)、順序なしグループ(「任意の順序で指定できる要素を定義する」)、名前付きグループ内(「名前付きグループを定義する」)に<xsd:element と入力します。
2. ref:labelと入力します。
labelの部分には、グローバルに宣言した要素の名前を指定します。
3. 必要であれば、その要素を使用できる回数を指定します(「使用回数を指定する」)。
3. /> と入力して要素参照を終えます。
・要素宣言を参照できるのは、シーケンス、選択肢セット、順序なしグループ、名前付きグループ定義内だけです。
・グローバルに宣言した要素は、必要なだけ難家書からでも参照できます。各三章には、minOccurs属性とmaxOccurs属性にそれぞれ異なる値を設定できます。
・ローカルに宣言した要素は、その宣言を含むコンポーネント定義内で自動的に参照されます。ほかの場所から参照することはできません。
・ローカル宣言とグローバル宣言の詳細については、「ローカル宣言とグローバル宣言」を参照してください。