スキーマを開始する
スキーマはテキスト形式のXML文書で、「.xsd」拡張子を使います。通常のXML文書の宣言の後に、XML Schemaの名前空間の宣言を記述します。
XSDコード <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ? >
<xsd:schema xmlns:xsd="http://www.w3c.org/2000/10/XMLSchema" >
<xsd:element name="section" type="endType" / >
<xsd:element name="name" type="xsd:string" / >
<xsd:complexType name="endType" >
<xsd:sequence>
<xsd:element name="patient">
<xsd:complexType>
<xsd:sequence>
<xsd:element ref="name" minOccurs="2" / >
<xsd:element name="source" type="sourceType" / >
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
</xsd:complexType>
<xsd:complexType name="habitatType" >
<xsd:complexType>
<xsd:sequence>
<xsd:element ref="name" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded"/ >
<xsd:element name="source" type="sourceType" / >
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
</xsd:complexType>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このスキーまでは4つのコンポーネントをぐろばる宣言しています。これらはxsd:schema要素hの下の第1レベルに記述しています。ルート要素(sedction)は自動的に参照されますが、name要素はルートではないので手作業で参照しなければなりません。source要素は、同じ名前で異なる定義を含む複数の要素をローカル宣言する例です。両者はコンテキストによって区別されます。グローバル要素宣言の名前は一意でなければなりません。
1. スキーマ文章の先頭に、<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ? > と入力します。
XML宣言の詳細については、「XMLのバージョン宣言」を参照してください。
2. <xsd:schema と入力します。
3. xmlns:xsd="http://www.w3c.org/2000/10/XMLSchema" > と入力して、「スキーマのスキーマ」の名前空間を宣言します。
以降では、xsd:で始まるすべての要素及び型は、この名前空間に腹案れるものと認識されます。
4. > と入力して、開始スキーマ要素を終えます。
5. スキーマの内容を記述するための空行をいくつかあけます。
定義方法については、後述します。
6. </xsd:schema> と入力してスキーマ文書を終えます。
7. .xsd拡張子を使ってスキーマをテキスト形式で保存します。
・追加の名前空間を宣言したり、XML Schemaを既定の名前空間として宣言することもできます。これについては後述します。ここでは、スキーマそのものの作り方を示すために、点純な方法だけを説明します。