FlashムービーからJavaScriptを呼び出す
getURL関数を使えば、Flashムービーからリンクや特定のフレーム内ページのリンクを呼び出せますが、そのときに別のブラウザウィンドウを固定サイズで開くことはできません。ブラウザウィンドウを固定サイズで開くには、FlashからJavaScriptを呼び出す必要があります。FlashムービーからJavaScriptを呼び出す方法は2種類あります。
・ FSCommandを使う
・ getURL("javascript:〜")
ブラウザ内のFlashムービーで FSCommandを使用すると、ブラウザはFSCommandからの通信をJavaScriptまたはVBScript(IEのみ)で受け取ることができます。この方法はプラグインに依存し、Internet ExplolerのWindows版とNetscape4以降のWindows/Mac版に限られます。
getURL関数の1つ目の引数(URLを指定する引数)に、”javascript:<実行したいjavascript>” という形式の文字列を指定します。このアクションが実行されると、記述したJavaScriptが ブラウザで実行されます。これはブラウザのアンカータグにJavaScriptを記述する方法と同じであり、href属性に"javascript:〜"と設定して JavaScriptを実行できるブラウザなら、どのブラウザでも使用することができます。
Flashのボタンアクションとして
という風に直接コマンドを書き込むこともできますし、
を記述し、HTMLのヘッダ部分に
と記述することもできます。
アクションパネルのメニュー[ファイルに書き出し]を使うと、作ったアクションを外部に保存できます。また、テキストエディタなどでActionScriptを作成することができます。
これら外部に置いたActionScriptファイルを、アクションの任意の位置に取り込むことができます。
外部のActionScriptファイルは、拡張子「.as」のテキストファイルです。swfファイルと同階層のフォルダに置くことによって、パスを意識せずに読み込むこともできます。もし、swfファイルと別階層におく場合は、swfファイルの位置がスタートパスになりますので、注意してください。
挿入位置は、アクションパネルで#includeが書き込まれた位置です。実際は#includeが外部ActionScriptで置き換わると考えると良いでしょう。
頻繁に使う機会のあるような、テンプレートとなるActionScriptはを外部スクリプトファイルとして持っていれば、新規作成のたびに新たに各手間が省けます。そかし、場合によっては、適用するオブジェクトに対するパスの問題など、いらぬ問題を招くことがあります。あくまで汎用性のある、自分が良く使うスクリプトなどに用いるのが基本です。
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