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●車内・ダッシュボード温度(2009年-調査機関の測定による) ●車内温度およびダッシュボード温度の測定(2009年) 外付けサンシェード、車内取付けサンシェード、サンシェード(日除け)なしの3条件による車内温度及びダッシュボード温度の測定 ≪測定状況≫ 【実車による測定】 測定;日本環境調査センター 調査日時;2009.8.28(金)10:45〜14:00 方角;南南西 使用車種;ヴィッツ(トヨタ) (左から外付けサンシェード、サンシェード(日除け)なし、車内取付けサンシェード) ※当日の天気は晴天で、測定の間、気温は30℃前後を推移した。
【車内温度の測定】 【ダッシュボード温度の測定】 【測定地点の気温の測定】 ≪測定結果≫
※日除けなしの条件におけるダッシュボード表面温度測定において、測定開始から1時間45分が経過した時点で 測定データ・結果一覧 ≪参考≫ 国民生活センターによる測定 JAFによる測定 ≪備考:ボンネットの温度≫ 2012.8.12NHK朝の天気予報の時に紹介されたところでは、車体の色によってボンネットの温度は大きく異なる(黒;74.2℃/灰;61.3℃/白;51.3℃)。ただし、これは車内温度にはあまり影響しないと思われる。 ●車内温度およびダッシュボード温度の測定(2015年、7月) ★データロガーによる車内各部位の温度測定 撮影間隔;10分 ≪2015年測定-グラフ≫ 【7月22〜23日、25〜26日】 22日はサンシェードなし、25日は『快適ウィンドーカバー』を使用 測定地点;神奈川県秦野市南矢名 方角;南南東 気象条件;両日ともよく晴れ、猛暑となる。気温の推移は両日ほとんど同じであった 使用車種;プリウス黒 【7月22日】(6:00 〜18:00) サンシェードなし 『快適ウィンドーカバー』を使用 【7月22〜23日、25〜26日】(7.22.6:00 〜7.23.00:00&7.25.00:00 〜7.25.18:00)
前半の山はサンシェードなしの場合の日中、後半の山は『快適ウィンドーカバー』装着した場合の日中の温度変化である。
★ 注目は前座席背もたれの温度で、日よけなしでは65.3℃。しばらくは背もたれに接することのできない熱さである。サンシェードを使用した場合は41.1℃である。 ★ また、意外に温度の上昇しない場所が、後ろ座席の足元で、日よけなしでも44.1℃が最高である(サンシェードを使用した場合は41.1℃)。ただし、前座席の足元は最高58.7℃で(15:00)、少し遅れてかなり上昇する。これは、高温化したダッシュボードの熱が足元に移動したためと考えられる。サンシェードを用いた場合は、前座席の足元は最高42.6℃、後ろ座席の足元で41.1℃であり、あまり変わらない。 ●春夏秋冬の定点観測(2014〜2015年) ★データロガーによる車内各部位の温度測定 撮影間隔;10分 ★2014年秋、2015年冬、春、夏に同一地点、同一方向、同一車で観測した。いずれのグラフも左の山は日除けなし、右の山は快適ウィンドーカバーを使用して測定したものである。 測定地点;神奈川県秦野市南矢名 方角;南南東 使用車種;プリウス黒 ≪秋-2014年10月16、27日測定-グラフ≫ 16日はサンシェードなし、17日は『快適ウィンドーカバー』を使用
≪冬-2015年1月11、12日測定-グラフ≫ 11日はサンシェードなし、12日は『快適ウィンドーカバー』を使用
≪春-2015年4月26、27日測定-グラフ≫ 27日はサンシェードなし、26日は『快適ウィンドーカバー』を使用
≪夏-2015年7月22、25日測定-グラフ≫ 22日はサンシェードなし、25日は『快適ウィンドーカバー』を使用
★ 夏の測定については(2015年)を参照。 ≪日除けの有無によるダッシュボード温度の比較−春夏秋冬-グラフ≫ 点線は気温、濃い実線はサンシェードなし、二重線は「快適ウィンドーカバー」ーを使用
●車内温度およびダッシュボード温度の測定(2014年) ★データロガーによる車内各部位の温度測定 撮影間隔;10分 ≪2014年測定-グラフ≫ 【9月3〜4日】(9.3.5:51 〜9.4. 21:51) 3日はサンシェードなし、4日は『快適ウィンドーカバー』を使用 測定地点;神奈川県秦野市南矢名 方角;南南東 使用車種;プリウス黒
・8月初め試みたが計器の不良で測定不能、9月3〜4日再測定した。当日は雲が多く、特に4日は日差しが少なかった。 ・この時の測定から、下記のことが判明した。 @両日とも気温は近年のこの時期としてはあまり上がらず、特に4日は日射量が少なかったが、 サンシェードを全く使わない場合と『快適ウィンドーカバー』を使用した場合とでは、大きな違いが出ている。⇒グラフの前半の山と後半の山を比較。 A両日とも気温はあまり上がらず、 最大で35.4℃であったが、それでも車内温度は運転席の顔の位置で63℃、ダッシュボードは85.4℃を記録した。 B運転席と後部座席の顔の位置、及び背もたれの温度はあまり違いはない。 最大値は運転席の顔の位置が63℃、後部座席の顔の位置が66℃、背もたれの温度が62.9℃である。 C 車内でも下部(床から5p程度の高さ)の温度は前後の座席下でほとんど一致している。そして、最高温度は前座席下部で40.4℃、後座席下部で40.1℃と、かなり低い値である。 D サンシェードを使用した場合、最高温度は前座席足元で31.3℃、後座席足元で29.8℃と、さらに低い値である。 ★以上のことから、 車内温度は場所によって大きく違っている ことが分かる。太陽光を直接垂直に受ける ダッシュボードの温度は、気温に関わらず非常に高くなる。 他方、日射を受けない 足元の温度は、あまり上がらない。 ≪座席下足元温度-グラフ≫ 【9月3日】(6:05 〜18:05) サンシェードなし 『快適ウィンドーカバー』を使用 【2014年9月3〜4日、および10月16〜17日の足元温度測定】実線は9月、点線は10月の測定結果 前半の山はサンシェードなしの場合の日中、後半の山は『快適ウィンドーカバー』装着した場合の日中の温度変化である。
★今年の車内温度情報、意外な発見!! 測定地点;神奈川県秦野市トヨタ営業所 測定地点;神奈川県秦野市トヨタ営業所
サンシェードなし
『快適ウィンドーカバー』使用 50分後 サンシェード『快適ウィンドーカバー』を取り外す
【5月19日11:01〜14:01】 30分後 サンシェード『快適ウィンドーカバー』を取り外す 【5月27日10:59〜13:39】 2時間後 サンシェード『快適ウィンドーカバー』を取り着ける 1時間後 サンシェード『快適ウィンドーカバー』を取り外す ●CO2排出量の削減に関する測定(2008年) ≪詳細データ≫ 実走行による燃料消費量の比較(ガソリン代の大幅な節約) 前記「ガソリン代の大幅な節約」をもとに試算したCO2排出の削減量 この試算は、走行テスト当時(2008年)の国土交 通省白書をもとにしています。 現在ではハイブリッド車の普及もあり、状況は異なってきていることにご注意ください。 (参照:下記関連資料「国土交通省白書) ≪参考≫ 省エネセンター(カーエアコンによる燃料消費量に関する資料) 省エネセンター(暖機運転による燃料消費量に関する資料) 国土交通省白書(運輸部門での二酸化炭素排出量等に関する資料) ●生地の透過率に関する測定 測定;神奈川産業技術センター サンシェード及びボディーカバー各種生地の光の透過率比較
※光の透過率については、加工の過程でのむら等により多少の誤差が生じることがあります。 ≪詳細データ≫サンシェード及びボディーカバー各種生地の光の透過率比較 |