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勾玉物語の世界

世界の概要

 古代日本に似た世界
 基本的流通手段に貨幣は使われておらず、物々交換が主に行われている。
 識字率は低く、文字を解するものはかなり高位の知識階級であるとされる。
 
 この世界における「文字」は単に情報の伝達手段であるということにとどまらず、それそのものが超自然的な(いわゆる魔法的な)力を備えたものである。
 文字を解する者は、この力を多少なりとも扱う事が出来る存在でもある。

 セッションの舞台となる場所は、この時代のもっとも大きな(都と呼ばれる)都市からある程度はなれた場所にある小さな出来たての村である。
 
 PCは何らかの理由でこの村の開拓に参加し、村に降りかかるさまざまな災厄を乗り越えて村の発展を目指すことになる。

黄泉からの災厄

 この世界の生態系はおおむね日本の自然を模倣したものであるが、この枠組みから外れた超自然的な存在として「黄泉から来た『妖魔(仮)』」と呼ばれるモノが存在する。
 地下に在ると言われる地母神の呪いが形を得たモノである、という説明が知識人たちによってなされているが、事実は定かでない。
 ただ、このモノ達は確かに伝承の地母神の呪いを果たすかのように例外なく生きとし生ける者を殺戮する。
 人々はこの呪いに抗い、時には力及ばず殲滅され、しかしながら天なる父神の祝詞のとおり、少しずつ繁栄への歩を進めているのである……今のところは。