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虚獣発生の真実に関する取り扱いについて

last update2009年04月20日

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このページについて

このページでは、虚獣に関する知識がどのように教えられているかを記述しています。
GM、教師PCをお持ちの方は必ず読んでください。

真実を知ることのできる人

真実を知った場合、以下のことが求められます。

  1. 他人に絶対に漏らしてはならない。正規の魔装騎士ならば既に知っているのでOK
  2. その事実に耐えうる精神力。
  3. なお虚獣を倒す使命を担うこと。

知った場合

初めて知ったなら、例外なく欠落判定が発生します。
それまでにどれだけ予測(心の準備が)できたかによってはボーナスを与えても構いません。何も知らなかったなら、少なくとも、-1ペナルティーはかかるでしょう。
その後、状況により目標値が上下します。

教えられるとき

卒業間近で、正規の魔装騎士となる能力が十分にあり、心身ともに問題無しと認められた生徒はチーム(大体4人前後)単位で呼び出されます。
このとき呼ばれたメンバーが、その後チームとして一生共に戦うメンバーとなります。クレモナ独自のグループ制からチーム制へと移行します。選ばれるメンバーは事前に調べられて、最適になるように調整されています。

教える教師は<激励>を使いながら説明します。その場で虚化した場合は教師たちが処分します。そのためもあり、教える場には各コース担任とクラス担任がいます。
耐えたなら、卒業です。色々作業しなければならない都合上、卒業後2週間程度は残ります。

3年次後期授業

3年次後期では、ミッションづくしになっています。その中で、徐々に「真実」に近づいていきます。そのようなミッションを選んでさせているのです。
ですから、全く知らない、という状態にはなりにくくなっています。
逆に言うと、それ以前はほぼ無知です。

気付いてしまう場合

虚獣発生のメカニズムは、見ているだけではわかりません。本当に「異界から突如門が開き」「被害者が飲み込まれ」「開いた門から虚獣が出てくる」ようにしか見えないのです。
ダブルクロスにおけるジャーム化とはこの点が大きく異なります。
ですから、まず間違いなく気付きません。
虚獣自身が言うこともありますが、敵対勢力の言うことなど信じられないように、虚獣のそれも信じられないものです。

漏らした場合

むやみに漏らした場合、死に相当するペナルティーを課せられます。
(もしそれがアカデミーの生徒であったなら、懲罰ミッションに行かされることになるでしょう。懲罰ミッションは、原則として生還できないものです。)
うまく立ち回ってください、としか言えません。

それなりの理由がある場合は、お咎め無しです。例えば、教えたほうがその人の精神の安定に繋がるまでになっていた場合。

データ的取り扱い

万一、データが必要なら、最大級の「秘密」と、「特殊な背景」が必要になります。
「正直」「わかりやすい」などの特徴を持つ人は危険ですから、経験点で買い戻すまで秘密の特訓を受けたりするでしょう。そもそも、その人がほら吹きとして有名なら大丈夫でしょうが……
なお、教師PCでは、知っていることが当たり前で守ることはアカデミーの名誉などと若干被るため、既に基本セットに含まれているものとしてお考えください。
面倒になるので、この件に関して、GMは、生徒が<嘘発見>等をしても教師は真実の片鱗も見せないことにしてもかまいません。統括者としてはこちらを推奨します。