2000・7・19 皇海山 2144m

日本百名山完登者に二度と行きたくない山にランクされていたこの山も近年5時間弱のコースができ登山口にはピカピカのトイレもでき有難い・・・
深い原生林に包まれた静寂の山で川の音を聞きながら、栗原林道1車線の砂利道、ガードレールが未整備の崖道22`を走った、その疲れが出たのか早々に晩酌を切り上げる。
皇海橋から見て奥にどっしりと聳えているのが目指す皇海山だ。
不動沢を何度か渡渉しナメ滝を巻きながら源流分岐の涸沢を直登し稜線に出た。
前方右に鋭峰群の鋸山11峰を見ながらトマトを食べ一休みし左の深山の風情に満ちた原生林のなか標高差350mの稜線をひたすら登って青銅の剣が建つ山頂にでた。
コーヒで乾杯し、やっとの思いで立ったピークは針葉樹に包まれ眺望に恵まれないとあって人気のないことを知る。しかし3人だけで深山の雰囲気を充分に味わって往路を辿りロマンチック街道を一路赤城山登山口に向うもウンチャンも疲れからか沼田市付近でウロウロ・・・口癖もでたが触らぬ神に崇りなし、同情しながらサテーで買い物し国民宿舎赤城緑風荘850円の入浴となる。今夜は大沼淵の赤城神社駐車場泊になった頃より高山特有の激しい雷と雨になる。