メガドライブミニ2の前に、素早くクリアできそうなアケアカのゲーム「妖魔忍法帖」を購入し、プレイしました。
ツクドンドラムのないニチブツサウンドが和風な感じを一層引き立てていて、良いと感じました。僕がニチブツのゲームミュージックCDを買おうかと思ったきっかけの一つです。
日本の夏にはいい感じ。
当時のアーケードゲームとしても易しすぎる難易度で、消えるのも早かったと思われます。
数回プレイして一周しました。

そして先月買った、メガドライブミニ2を起動しました。
定価越えで買ったのですが、何故かそれぐらいの価値が僕にはあったと思いました。
予約していれば定価で済んだのですが、でも予約しなかったから先月のような冒険が出来たわけで・・・。
うーん複雑（ってAKIBA'STRIPにあったような）

まずはスタッフクレジットを拝みました。
「シルフィード読み込まないよぉ・・・」など思い出深いメガCDの起動画面（僕はワンダーメガ2を持っていました。BGMは同じ何ですね）に長々とスタッフが出てきます。懐かしい。

最初にどれをプレイするかを迷いましたが、まずは「スーパーロコモーティブ」をプレイ。
本当は原曲でやってみたかったのですが、O.M.Y.のRyzeenも(何故か僕はこのCDも持っています)原曲とは印象が変わってしまいますが、悪くないな、と思いました。
トップビューの上画面とサイドビューの下画面を見ながらSLを駅まで運転するゲームですが、上画面ばかり見てると飛行機の爆撃にやられるし、下画面ばかり見てるとガス欠（SLなのに燃料がガソリン?）や遮断機でやられるし、忙しいゲームです。
キーが斜めに入って思わぬ進路変更をしてしまうのが難点。
しかしこのゲーム、BGMにチャンネルを振ったんだな。ゲーム中は殆ど効果音がありません。おかげで原曲の印象が深まったんでしょう。

「三輪サンちゃん」もプレイしてみたのですが、基板が高いレアなゲームという印象しかありませんでした。
マップにある花を全て集めるとクリアという、パックマンのようなドットイートタイプのゲームで、中央分離帯のロープにぶつかって反対車線の敵を弾き飛ばしたり敵をやり過ごすムーブが特徴。
（ゲーム中ではこれをジャンプと言っていますが、プロレスのリングのロープに体を押し付けるようなイメージ）
高速道路の中央分離帯にこんな感じのロープの柵がありますが、絶対真似しちゃいけません。

「ファンタジーゾーン」が何故か収録されています。
しかし効果音を完全に再現した「スーパーファンタジーゾーン」があったため、そこまでの驚きはありませんでした。
でも「スーパーファンタジーゾーン」といい、「ファンタジーゾーン」がここまで愛されているゲームなんだな、と実感。
スーパーイージーモードがあるので、とりあえずこれでプレイしてクリア。
残機はラスボスでほとんど使ってしまいました。スーパーイージーモードはライフ制で即死しなかったので、なぜかラインとラインの間に自機が入り（後であのラインは接触してもミスにならないことに気づきました）、敵が自滅。
多分ゲーム史に残る名エンディングを見て、このゲームをクリアしたことにしてよいのか、と思いました。

そして、長いことクリアせずに放置していた、「ゲイングランド」「チェルノブ」「アフターバーナーII」をステートセーブを使ってクリア。

「ゲイングランド」は音楽はステレオになっているメガドライブ版の方が僕は好みです。
当時ゲームセンターで他の人がプレイしていたのを見て、スタッフロールでアニメが流れたのを驚いた記憶があります。
本作でも小さいながらありました。

「チェルノブ」はこのページでも取り上げました。関西でソフトだけ買ったんですよね。
死体の山を築きながら、なんとかラスボスを撃破しましたが、やっぱりアーケード版をやってみたいなぁ。
「OWATTE SIMATTA」も「おわってしまった」だし、「エンド」も「END」だし、
エンディングの後日談も、実は助かっていないように見えて、何だか後味が悪いような・・・
余談ですが、「チェルシーさんは7の魔神をブッ殺さなければならない」のタイトルの意味が分かりました。

「アフターバーナーII」は、とりあえず画面をぐるぐる回っているだけでも生存率が上がるような感じがしました。
「ナイトストライカー」とは大違いです（未だに誘導ミサイルがかわせません）。

その後、メガドライブミニ2のゲームを幾つかクリアしました。

「アウトラン」と「ワンダーメガ コレクション」に入っている「パドルファイター」と「クイズスクランブル」です。

「アウトラン」は有名なドライブゲームです。スーパーイージーにして5つのコースを制覇しました。
このゲームはやっぱりレースゲームというよりもドライブゲームですよね。
「ギアガチャ」なる有名なバグ技があるのですが、メガドライブ版でも使えるのかな？
しかしエンジン音が鳴らないのはギアチェンジのタイミングがつかめず、結構難しい感じがしました。

「ワンダーメガコレクション」のメニュー画面は、どこかの西洋の城の庭園にある噴水の画像で、BGMが絵画の展覧会のような感じで、ちょっとシュールさを感じるかも。

「パドルファイター」はメガドライブミニの「ゲームのかんづめ」にも入っていましたが、こっちの方はグレードアップバージョンで、オープニングのナレーションや、対戦前のデモや対戦中に相手が音声でしゃべります。
エアホッケーがエアロホッケーに変わっていましたが、何かあったのでしょうか？それでもP=MASTERのプロフィールはエアホッケー皇帝のままでしたが・・・。
あとO=IMOKOの顔も変わったような・・・。
BGMもCDを活かし、ロック調のノリのいい曲になっています。まるで「デジタルピンボール ラストグラディエイター」や「ゲームウェア」のシックプロテクターマンみたいです。「ゲームのかんづめ」のおっとり、のんびりした感じの曲とは大違いです。
ステートセーブを駆使してクリアしましたが、ラスボスのP=MASTERも「ゲームのかんづめ」と比べてそんなに強くなかった印象でした。
あとエンディングの展開も少し変わっていました。

「クイズスクランブル」はこのページでも「クイズスクランブルスペシャル」を取り上げたことがありますが、こちらは「～スペシャル」のダウングレードバージョンみたいな感じになっています。
なんだか助手の顔が妙にリアル寄りになっており、まるで80年代後半の脱衣麻雀のようなグラフィックで、むしろ怖いような・・・。
ラウンド毎に着替えられても、うれしくも面白くもない・・・。プレイ意欲も湧かず、怪作となっています。エンディングも何だかなぁ・・・。
当然問題も古く、メガドライブミニ2には問題を更新した「パーティクイズ メガQ 2022」「パーティクイズ セガQ」があり、本作の存在がますます薄いものに・・・。

「ワンダーメガ コレクション」には本命「ピラミッドマジック総集編」があります（これの為にさっさとクリアしようと思ったわけで）。

「グラナダ」「コラムスIII」など、もっと先に始めたゲームもあったのですが、それはまた今度。