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ゲーマーズマップ 第 280回
両毛線 山前駅 栃木県足利市
両毛線 小俣駅 栃木県足利市
両毛線
わたらせ渓谷鐵道
上毛電鉄
桐生駅
西桐生駅
群馬県桐生市
わたらせ渓谷鐵道 下新田駅 群馬県桐生市
東武桐生線 新桐生駅 群馬県桐生市

探検日: 2010年05月23日

冒険前のできごと

今日は雨が降りそうで、仕事からも開放されそうなので、車でどこかに行ってみることにしました。

また、個人的にファミコンやゲームボーイのゲームミュージックがマイブームになっており、特に久しぶりに「ヘクター'87」の1面BGMを聞いてみたいと思いました。
ゲームミュージックCDでも最近復刻版で出ているのですが、ヘクター'87のBGM1曲だけに2000円程出すのはちょっと惜しいと思ったので、実機で聞こうと考えました。
ファミコンはNEWファミコンが稼動していますし、数もあるのでファミコンソフトだったら数百円で買えるはずです。
一応気持ちはゲーマーですから・・・。
そういうことで、適当な場所に探しに行くことにしました。

場所は、群馬県の桐生市です。

桐生と言えば一馬、じゃなくて群馬県東端の街です。
最近は町村合併で群馬県東側の山沿いの町村を合併したようで、かなりの広さになります。
さらに知らなかったのですが、桐生は織物の街として栄えていたということです。
さて、どんなところなのでしょうか?


SCENE 1 山前

最初のチェックポイントである小俣駅に向かうため、両毛線の南側の道を西に向かって走っていると、まだ行ったことのない「ファミリーブック」が見えてきました。
事前調査ではもっと先にあったような気がするのですが、かなり昔の事前調査だったので、移転したのでしょうか?
とりあえず時間も10時を回ったので、入ってみることにしました。

ゲームショップ「ファミリーブック足利鹿島店」は大きなゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、古本はたくさん、DS,PSP,攻略本,古CDはそこそこ、Wii,PS2,PS3,XB360は少し、といったところです。
通常のファミリーブックに、古本専用の店舗を併設しているお店です。
古本のほうは夜8時までですが、ファミリーブック本体は24時間営業のようです。
思ったよりもゲームソフトが少ないのが残念。

 気を取り直して、両毛線に沿って西に進んでみました。


SCENE 2 小俣

さらに先に進み、事前調査で「ファミリーブック」があった所を見てみると、別の店が入っているのか閉鎖されているのか、いずれにせよ「ファミリーブック」ではありませんでした。
そうか・・・。

さらに、両毛線を越えて北に行き、やや広い道を西に進み、事前調査のゲームセンターを探しに行きました。
しかしそこは、「とりせん 」でした。
しかし、「とりせん」といえばデパゲー(=デパートやスーパー内のゲームコーナーのこと)が、僕の中では有名です。
その2階にはビデオゲームはないものの、クレーンやメダルゲームなどが並ぶ、ハイレベルなデパゲーでした。

再び両毛線南側の道に戻り、西に進んで小俣駅の駅舎を見ました。
それにしても道が狭く、JRの駅というよりも東武線の駅みたいな感じに見えました。

さて、小俣にはまだ事前調査で残っているゲームセンターが1軒あります。
といっても、そのゲームセンターは南の国道50号線沿いにあります。

群馬県桐生市に入り、渡良瀬川の橋を渡り、国道50号線の変則的な立体交差点のふもとに、そのゲームセンターがありました。
ゲームセンターと言っても「上毛ゴールドレーン」という大型のボウリング場であり、その一角としてゲームコーナー「GAMEDO 」というのがあるみたいです。
それにしてもこのボウリング場は規模が大きく、送迎用のマイクロバスなんかも複数台ある様子。
雨も降り始めてきましたが、入ってみることにしました。

ゲームセンター「GAMEDO」は大きなゲームセンターで、1Fにあります。
ビデオゲームは、30台\100/2Creditであり、珍しいゲームとしては、「タンクフォース」「虫姫さま」「首領蜂大往生」がありました。
上毛ゴールドレーン」というボウリング場の一角にあり、他にもカラオケやパチンコ等の娯楽施設がそろっています。

ここでは、時間つぶしの定番「タンクフォース」を2回プレイしました。

上毛ゴールドレーン」を出るころには、かさが必要なほど雨が降ってきました。

ちなみに、その北東側のはす向かいには、「桐生織物センター」が見えます。
せっかくだから地域のためにも何か買ってあげたいところですが、織物が喜ばれる人が思いつかなかったので、お土産はパスすることにしました。
地域の分はゲームを買って貢献、ってことで。

 


SCENE 3 桐生その1

さっきの両毛線の南側を併走する道路に戻り、西に進んでいくと、事前調査で調べていたゲームショップの1軒、「ワンパク」を発見しました。

ゲームショップ「ワンパク桐生2号店」は小さなゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、PS2はたくさん、FC,SFC,DS,Wii,PS,PSP,XB360,PCE,トレカはそこそこ、GBA,GC,MD,SS,DC,PS3,XB,FX,攻略本は少し、といったところです。
インターネットタウンページでは、旧店舗名「わんぱくこぞう」で、さらに1号店として掲載されていました。
もし間違っていたらごめんなさい。
2階にトレカ(もしかするとアダルトゲームも?) があるようです。
ゲームの棚に、主人公の顔が描かれたイラストとゲームの説明が書かれたPOPが特徴的 で、いかにも店員もゲーム好きそうな感じでした。
ただ、ゲームのデモやPVで店の中が騒がしいのが難点。

さて、ここをさらに西に進むと桐生駅の南側になります。
ですが、それは後回しにして、西側にあるゲームショップ等を探しに行くことにしました。

 


SCENE 4 下新田

雨の厳しい中西に進んでいくと、「利根書店」がありましたが、見落としてしまい通り過ぎてしまいました。
まあいいか、と国道122号線を北に進み、下新田駅 を見ました。
無人駅のようで、何故か京浜東北線の列車が停まっていましたが、単にJRの線路がそばにあって留置してあるだけなんでしょう。
しばらく混乱してしまいました。

南に戻り、大型ショッピングセンター「マーケットシティ桐生」に入りました。
ここには事前調査どおりゲームコーナーがあったのですが、ビデオゲームはありませんでした。

再び「利根書店」に入りました。
古本屋「利根書店桐生店」は中規模の古本屋で、1Fにあります。
ゲームソフトはありませんが、品揃えは、古本はたくさん、攻略本,古CDは少し、といったところです。
普通のマンガ本とかもありますが、やっぱりアダルト系の古本屋という印象が強いです。
大型ショッピングセンター「マーケットシティ桐生」の近くにあることもあり、ショッピングに夢中になっている子供や奥さんの目を盗んで利根書店に入るお父さんの姿を思い浮かべてしまいました。

次に事前調査で調べている古本屋「ブックオフ」を探しに、僕は国道122号線を南に進んでいきました。

 


SCENE 5 新桐生

国道121号線を南に進んでいくと、事前調査どおり「ブックオフ」がありました。

古本屋「ブックオフ桐生店」は中規模の古本屋で、1Fにあります。
ゲームソフトも置いてあり、品揃えは、古本はたくさん、DS,Wii,PS2,PS3,攻略本,古CDはそこそこ、GBA,PS,PSP,XB360は少し、といったところです。
ちょっとゲームの品揃えは他のブックオフよりは少な目です。

さて、せっかくだから新桐生駅を見てみることにしました。
東武線の新桐生駅は、名称が新桐生とありますが、駅からは2kmほど離れており、とても乗り換えには適しません。
駅舎は結構しゃれた感じでいいとは思いますが。

さて、その南側に、数年前の事前調査ではゲームショップがあったのですが、見つけることができませんでした。
まあ、仕方ないかな。
僕は北東に進み、桐生市内に戻って散策することにしました。

 


SCENE 6 桐生その2

桐生駅前に戻ってきました。
桐生駅は、駅ビルとかの施設はなさそうですが、そこそこ大きな駅舎です。
結構商店街は派手な感じはするのですが、結構シャッターを下ろした商店が目立っていました。
本当は折りたたみ自転車を出して探訪したかったところですが、残念ながら雨が降っていたので断念し、車で回ることにしました。

駅の北口から少し西に行くと、事前調査どおり、「わんぱくこぞう」もとい「ワンパク」がありました。

ゲームショップ「ワンパク桐生店」は小さなゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、PS2,PSP,トレカはたくさん、FC,SFC,DS,Wii,PS3,XB360,PCE,攻略本はそこそこ、GBA,GC,PS,XBは少し、といったところです。
インターネットタウンページではこちらが2号店だったような気がしますが、さっきの店の看板が2号店だったような気もするので、こちらを1号店と書いています。
逆だったらすみません。
2号店もそうでしたが、「初音ミク」に力を入れている ようで、店の中でポスターやプロモーションビデオがいろいろ置いてあります。
2号店と比べると店は広くて見やすいですが、騒がしいのは同じ

ここでは、探していた「ヘクター'87」180円で買いました。
希望価格よりも120円安かったので、120円を貯金します。
レジが壊れていたようで、店員が電卓を叩いて伝票を切っていたのが微笑ましく感じられました。

再び戻り、今度は西口にあるという古本屋2軒を探して見ましたが、見つけることができませんでした。
ああ、雨が降ってなければ、車を止めて自転車で探索できるのに・・・。

もどかしくて憂鬱な気持ちになりながらも、今度は南側の店を見ることにしました。
両毛線のガードをくぐった角に、小さなゲームショップ「宝島」を発見しました。
事前調査どおりですが、あまり目立たなくて見落としそうになりました。

ゲームショップ「宝島」は小さなゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、PSPはたくさん、GBA,DS,Wii,PS2,PS3,XB360はそこそこ、GB,SFC,PS,XBは少し、といったところです。
駅のそばにある小さなゲームショップで、ビルのテナントとしてスナックの隣に入っているお店です。
本当に小さいので見落としやすいので注意。
店内は決して広いとは言えませんが、少年野球の帰りに寄ってきた少年や、昔からの常連のような青年などが、店員のおばさんと話しこんでいて、まるで駄菓子屋のような雰囲気です。
品揃えも、PSPのソフトがそこそこ安い値段で、結構そろっています。

そうです、個人的には、いかにも地方のゲームショップという、こういう雰囲気の店に弱いのです。

ここで何か買っていこう、と思い、Nさん用おみやげ「ひぐらしデイブレイク」と、KGRさん用おみやげPSP「てんほー牌娘」をそれぞれ1980円1880円で買いました。

ちなみに、「ひぐらしデイブレイク」は通常版やソフトのみの限定版が1880円だったのに、こちらは箱に入った限定版でたったの100円しか違わないので、せっかくだからこちらを買ってみることにしました。
そして中身の確認が行われたのですが、なんとゲームソフト本体以外が未開封状態 だったのです。
このゲームは、Nさん曰く、ひぐらしファンには「パソコン版をやりましょう」 と言われるぐらい・・
のようで、ゲームソフト本体は980円ぐらいのゲームのように思われていました。
限定版も、たいていはさっきの1880円のように、ソフトだけ売ってその他の付属品は取っておく 、といった扱いをされているようです。
それなのに、こちらはゲームソフトだけ開封したということです。
それだけ純粋に原作(パソコン版)のファンだったのでしょうか、単純にこういったゲームがプレイしたかったのでしょうか?
久々にゲームを売った人の心理を探ってみたくなりました。
(ある意味これも中古ゲームの楽しみです)

最後に、駅南側で事前調査で調べていたゲームセンターを探してみましたが、パチンコ屋だったり見つからなかったり、結局他には行くことができませんでした。

 

もうそろそろ時間です。
まだ見足りないところもありましたが、僕は桐生を後にしました。

 


冒険の終わりに

帰宅後、「ひぐらしデイブレイク」を買ったことに少し懸念が生じました。
それは、ゲームの前評判が・・・ということではなく(ある程度は承知でした)Nさんの反応 です。
「これやるならPC版をやってください。比べてください。」と、KGRさんみたいにPC版引っ張り出して比較させられるぐらいならまだよいのですが、「こんなもの買うな!」と一喝されてディスクを叩き割られたり極端に不機嫌になったりしないかどうか・・・。

でも、僕はこのゲームを半分お店のために買ったんだし、すでにネタもできた(「本体以外が未開封で1980円」)し、まあ(最悪ディスクを叩き割られても)いいか。

 

さて、今日は桐生を中心に探訪しました。
日に日にゲームショップが少なくなっているのを実感しましたが、ここのゲームショップはそこそこ頑張っています。

たぶん、また桐生には来ることになるでしょう。
そのときは、どこまで見られるかなぁ。



今回の収穫:

ヘクター'87 (わんぱく桐生店) ¥180
ひぐらしデイブレイク(限定BOX版) (宝島) ¥1980
ちゅ〜かな雀士 てんほー牌娘(PSP) (宝島) ¥1880

プレイしたゲーム:

タンクフォース×2 (GAMEDO桐生店) ¥100


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