(Last update 2006.8.16)

私小説研究 研究論文目録 1960-

発表年月日 著者名 論文名 掲載誌(紙)、書名 巻号 ページ数 その他
1924.01 中村武羅夫 文芸時評 本格小説と心境小説と 新小説 29-1 18-24 『現代日本文学論争史』上、未来社1956
1924.07 生田長江 日常生活を偏重する悪傾向──を論じて随筆、心境小説等の諸問題に及ぶ── 新潮 41-1 2-18 『現代日本文学論争史』上、未来社1956
1925.01 久米正雄 創作指導講座 「私」小説と「心境」小説 文芸講座 7 1-7 文芸春秋社;『近代文学大系』6、角川書店1973.1
1925.05 久米正雄 創作指導講座 「私小説」と「心境小説」(二) 文芸講座 14 1-6 文芸春秋社;『近代文学大系』6、角川書店1973.1
1925.10 宇野浩二 「私小説」私見 新潮 43-4 18-23 『近代文学大系』58、角川書店1972.1
1926.06 近松秋江 本来の願ひ 新潮 23-6 14-16 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 正宗白鳥 天分と修養 新潮 23-6 8-10 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 生田長江 『日本』と『芸術』 新潮 23-6 17-19 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 千葉亀雄 心境とゴシップ 新潮 23-6 10-12 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 谷崎精二 避くべからざるもの 新潮 23-6 12-14 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 田山花袋 もつと本格的なものが欲しい 新潮 23-6 6-7 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 藤森成吉 本格小説には心境が必要だ 新潮 23-6 7-8 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 徳田秋声 心境から客観へ 新潮 23-6 2-3 《特集》心境小説と本格小説の問題
1926.06 豊島与志雄 動的心境へ 新潮 23-6 4-5 《特集》心境小説と本格小説の問題
1933.10 小林秀雄 私小説について 文学界 1-1 166-169 全集2
1934.05 小林秀雄 私小説について(文学批評論 第四回) 新文芸思想講座 8 27-34 文芸春秋社
1935.05 小林秀雄 私小説論 経済往来 10-5 351-355 全集3
1935.06 小林秀雄 続私小説論 経済往来 10-6 320-325 全集3
1935.07 小林秀雄 続々私小説論 経済往来 10-7 466-471 全集3
1935.08 小林秀雄 私小説論(結論) 経済往来 10-8 364-369 全集3
1935.09 逸見広 消極的隆盛 早稲田文学 2-9 91-93 《特集》私小説の将来性
1935.09 森山啓 文学上の「私」について 早稲田文学 2-9 93-99 《特集》私小説の将来性
1935.09 谷崎精二 社会的自己の問題 早稲田文学 2-9 88-90 《特集》私小説の将来性
1935.09 中村光夫 私小説について──文芸時評── 文学界 2-8 70-92 全集7
1935.09 徳永直 所謂「私小説」形式弁護のために 早稲田文学 2-9 73-81 《特集》私小説の将来性
1935.09 矢崎弾 私小説は発展させねばならぬ。然し… 早稲田文学 2-9 81-88 《特集》私小説の将来性
1935.10 河上徹太郎 テーマ小説の発生について 新潮 32-10 8-11 《特集》私小説とテーマ小説
1935.10 舟橋聖一 私小説とテーマ小説に就いて 新潮 32-10 12-15 《特集》私小説とテーマ小説
1935.10 中村武羅夫 純文学としての私小説 新潮 32-10 5-8 《特集》私小説とテーマ小説
1935.10 尾崎士郎 私小説と本格小説 新潮 32-10 2-4 《特集》私小説とテーマ小説
1935.11 中村光夫 レアリズムについて 文学界 2-10 74-91 全集7
1936.08 久米正雄(湯地孝・記) 私小説の発展──久米正雄氏との徒然草文学問答── 国語と国文学 11-8 245-257
1937.03 岡田三郎 私小説の名称を抹殺したい 新潮 34-3 67-68 《特集》純文学と私小説について
1937.03 高見順 純文学と私小説 新潮 34-3 58-60 《特集》純文学と私小説について;全集13
1937.03 丹羽文雄 二人の先輩 新潮 34-3 60-62 《特集》純文学と私小説について
1937.03 徳田一穂 現実の中の「私」 新潮 34-3 65-67 《特集》純文学と私小説について
1937.03 豊田三郎 理想派と現実派 新潮 34-3 62-65 《特集》純文学と私小説について
1940.01 浅見淵 私小説について 早稲田文学 7-1 157-159
1941.05 伊藤信吉 私小説の途 新潮 38-5 16-21
1941.07
〈新潮評論〉「私小説」の流行 新潮 38-7 2-9
1941.07 徳永直 私小説の今日的意味 新潮 38-7 52-55 《特集》私小説についての考案
1941.07 田畑修一郎 私小説の問題 新潮 38-7 55-58 《特集》私小説についての考案
1941.07 宮内寒弥 私小説について 新潮 38-7 58-60 《特集》私小説についての考案
1941.08 伊藤整 私小説について 現代文学 4-7 44-52 全集15
1942.05
〈新潮評論〉なぜ「私小説」が問題になるか 新潮 39-5 8-9
1942.05 麻生種衛 泡鳴と『私小説の問題』 新潮 39-5 14-19
1942.05 伊藤整、上林暁、丹羽文雄 『私小説』論 新潮 39-5 40-52
1942.06 福田恆存 弁疏註考 新文学 1-5 4-15 《特集》私小説のために;全集1
1942.06 高橋義孝 頂門一針 新文学 1-5 15-23 《特集》私小説のために
1942.06 高木卓 私小説について 新文学 1-5 23-25 《特集》私小説のために
1942.06 相良守峯 私小説と国民性 新文学 1-5 25-28 《特集》私小説のために
1942.06 麻生種衛 作家の真実 新文学 1-5 29-32 《特集》私小説のために
1942.06 木暮亮 身辺的素材と客観的素材(文芸時評) 新文学 1-5 32-35 《特集》私小説のために
1944.03 雅川滉 私小説の帰趨 新潮 41-3 39-41 《特集》私小説と日本的性格
1944.03 渋川驍 経験と私小説論 新潮 41-3 37-39 《特集》私小説と日本的性格
1944.03 森山啓 和歌と小説 新潮 41-3 34-37 《特集》私小説と日本的性格
1947.01 上林暁 私小説の運命 文芸 4-1 43-49 全集16
1947.01 竹山道雄 本格小説の生れぬ訳 文芸春秋 25-1 96-100
1947.01 福田恆存 絶望のオプティミズム 文芸 4-1 50-59 全集1
1947.04 高見順 日本の近代小説と私小説的精神 芸術 3 120-129 全集13
1947.06.30 平野謙 人性の俳優 読売新聞

全集1
1947.07 吉田精一 私小説の問題について 解釈と鑑賞 12-7 19-24
1947.09 福田恆存 近代日本文学の系譜 作家の態度
1-69 中央公論社;全集1
1947.10 福田恆存 芥川・谷崎の私小説論議 人間 2-10 46-55
1948.01 瀬沼茂樹 自伝と告白──宮本百合子と高見順── 明日(日本人民文学会) 2-1 12-18
1948.02 瀬沼茂樹 自伝と自照の文学 新日本文学 2-2 14-20
1948.08 伊藤整 逃亡奴隷と仮面紳士 新文学 5-8 16-21 全集16
1948.08 江戸川乱歩 推理小説の文学性 現代の芸術
66-68 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 佐々木基一 新しきレアリテ 現代の芸術
53-56 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 坂口安吾 未来のために 現代の芸術
68-70 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 小田切秀雄 ロマンへの道 現代の芸術
56-59 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 正宗白鳥 さまざまな疑問 現代の芸術
50-53 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 丹羽文雄 時代への関心 現代の芸術
49-50 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 福田恆存 私小説について 現代の芸術
45-47 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 平野謙 自我の社会化 現代の芸術
48-49 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 平野謙 人生の俳優 現代の芸術
62-66 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08 林房雄 私小説の追放 現代の芸術
59-62 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.08
私小説と社会小説 現代の芸術
44 読売新聞社文化部編、大地書房、「私小説と社会小説」の総題、1947年に『読売新聞』の日曜文化欄・『読売ウィークリー』に発表されたものの再録
1948.09 中野好夫 私小説の系譜 新文学講座2歴史編
311-339 中野好夫編、新潮社
1948.11 伊藤整 日本の小説の性格 思想問題研究 24 17-27 全集16
1948.12 伊藤整、平野謙(対談) 私小説の問題──日本近代文学の解剖── 綜合文化 2-12 2-16
1949.05 手塚富雄 私小説と教養小説と 人間 4-5 101-109
1949.07 平野謙 私小説 現代日本文学辞典
533-535 近代文学社編、河出書房;増補改訂版1951.7
1949.10 丸山真男 肉体文学から肉体政治まで 展望 46 6-23 全集4
1950.03 荒正人 私小説の成立 概説現代日本文学史
186-197 久松潜一監修、塙書房
1950.07 坂本浩 モデル小説と私小説 解釈と鑑賞 15-7 5-9
1950.08 中川隆永 ロマンへの道──私小説論争史序説── 文学 18-8 22-35
1950.12 寺田透 心境小説・私小説 日本文学講座6近代の文学・後期
107-121 河出書房、のち『文学その内面と外界』弘文堂1959.1
1951.04 平野謙 大正文学と現代小説 明治大正文学研究 5 16-23
1951.09 丸山静 民族文学への道 文学 19-9 20-38 のち『現代文学研究』東京大学出版会1956.12
1951.09 成瀬正勝 私小説論 日本文学教養講座8随筆・日記・評論
218-223 至文堂
1951.10 稲垣達郎 自叙伝についてのはしがき──近代日本文学者の自叙伝を中心に── 文学 19-10 40-46
1951.10 寺田透 私小説と心境小説 解釈と鑑賞 16-10 95-99
1951.10 平野謙 現代日本小説 文学読本──理論篇
15-43 塙書房、のち「私小説の二律背反」と改題;全集2
1951.11 荒正人 私小説 文学読本──人と作品・現代日本文学編
97-107 塙書房
1952.02 杉浦明平 私小説 作家論
222-230 草木社、のち『日本文学史事典』日本評論新社1954.10
1952.02 尾崎一雄、伊藤整、上林暁、外村繁、浅見淵 〈座談会〉私小説をめぐる諸問題 早稲田文学 18-2 88-100
1952.03 平野謙 私小説論 近代日本文学講座4近代日本文学の思潮と流派
151-163 河出書房
1952.04 平野謙 私小説 日本文学大辞典 別巻 363-365 藤村作編増補改訂、新潮社、のち「演技説修正」中に全文引用し『芸術と実生活』へ
1952.07 福田恆存 告白といふこと 文芸 9-7 7-11 全集2
1952.09 荒正人 私小説論 文学界 6-9 23-30
1952.09 中村光夫 告白の問題 文学界 6-9 6-15 全集8
1952.11 藤堂正彰 私小説・風俗小説・中間小説 解釈と鑑賞 17-11 39-43
1952.12 福田恆存 自己劇化と告白 文学界 6-12 92-100 全集2
1953.02 伊藤整 近代日本人の発想の諸形式 思想 344 1-19 全集17
1953.02 平野謙・間宮茂輔・伊藤整・梅崎春生・花田清輝 〈座談会〉私小説と文学反動 新日本文学 8-2 86-105
1953.03 伊藤整 近代日本人の発想の諸形式(続) 思想 345 31-40 全集17
1953.05 斎藤兵衛 見世物と演技──文芸時評── 文学界 7-5 168-172 中村光夫の筆名、全集8
1953.06 紅野敏郎 私小説ノート──白樺系── 日本文学 2-4 16-18
1953.06 猪野謙二 私小説と民主主義文学 人民文学 4-6 132-137 のち『近代日本文学史研究』未来社1954.1
1953.06 本多秋五 転向文学と私小説 文学 21-6 38-39 のち『転向文学論』未来社(増補版)1954.6
1953.12 稲垣達郎 私小説と小説ジャンル 文学 21-12 38-41 《特集》私小説論、のち『近代日本文学の風貌』未来社1957.9
1953.12 宮城音彌 私小説の心理学──葛西善蔵を読んで── 文学 21-12 42-48 《特集》私小説論
1953.12 三枝博音 私小説の「私」の源 文学 21-12 62-65 《特集》私小説論
1953.12 勝山功 初期私小説論について──私小説論史序説 国語と国文学 30-12 46-55 のち『大正・私小説研究』明治書院1980.9
1953.12 杉浦明平 寄生者の文学 文学 21-12 56-57 《特集》私小説論
1953.12 蔵原惟人 私小説私観 文学 21-12 73-76 《特集》私小説論、のち『文学芸術論〈続文学芸術論〉U』淡路書房新社1958.1
1953.12 竹内良知 私小説について 文学 21-12 66-69 《特集》私小説論
1953.12 田宮虎彦 私小説の運命 文学 21-12 59-62 《特集》私小説論
1953.12 道家忠道 私小説の基礎 文学 21-12 49-55 《特集》私小説論
1953.12 徳永直 外から内へ、内から外へ──経験として── 文学 21-12 69-73 《特集》私小説論
1954.02 寺田透 私小説および私小説論 岩波講座 文学 5 97-135 のち『文学その内面と外界』弘文堂1959.1
1954.03 村松定孝 近代日本文学に現われたる外来思想と伝統思想の交流──私小説の問題を中心として── 国文学研究(早稲田大学国文学会) 9-10合併号 621-638
1954.05 平野謙 私小説論 近代日本文学辞典
766-767 久松潜一・吉田精一編、東京堂出版
1954.09 吉田精一 短歌・俳句・私小説 短歌研究 11-9 6-13 《特集》短歌・俳句・私小説;『吉田精一著作集』16、桜楓社1980.10
1954.09 紅野敏郎 私小説について 続日本文学の伝統と創造
65-78 日本文学協会編、岩波書店
1954.09 神田秀夫 感想二三 俳壇より歌壇へ 短歌研究 11-9 14-19 《特集》短歌・俳句・私小説
1954.09 上林猷夫 「私」性文学の行方 短歌研究 11-9 20-25 《特集》短歌・俳句・私小説
1954.09 今井福治郎 短歌を救ふもの──自我形成のあと── 短歌研究 11-9 26-31 《特集》短歌・俳句・私小説
1954.09 井本農一 短歌発想の私小説的性格 短歌研究 11-9 32-36 《特集》短歌・俳句・私小説
1954.09 田邊幸雄 憶良の私小説的側面 短歌研究 11-9 37-43 《特集》短歌・俳句・私小説
1954.10 平野謙 生活演技説・修正 文学界 8-10 76-83 のち『芸術と実生活』;全集2
1954.11 伊藤整 生活演技説・修正の修正──二つの残念 文学界 8-11 58-61
1954.11 臼井吉見 心境小説論争──近代文学論争(十)── 文学界 8-11 152-159 のち『近代文学論争』上下、筑摩書房1975.10-11
1955.01 村松定孝 田山花袋と私小説の伝統 近代日本文学の系譜
寿星社;改訂版・社会思想社1956.10
1955.02 稲垣達郎 私小説 日本文学講座5日本の小説U
81-99 東京大学出版会、「私小説の流れ」と改題し『近代日本文学の風貌』未来社1957.9
1955.02 小久保実 ファシズムの進展と文学方法──私小説の消長をめぐって── 文学評論(理論社) 9 6-19,50
1955.06 小久保実 私小説の成立(一) 国文学(関西大学) 14 49-62
1955.09
私小説の成立 文学五十年
150-157 片岡良一・中島健蔵監修、時事通信社
1955.09 勝山功 私小説論史 群馬大学紀要(人文科学篇) 4 83-95 のち『大正・私小説研究』明治書院1980.9
1955.12 小久保実 私小説の成立(二) 国文学(関西大学) 15 37-52
1956.03 三枝康高 私小説と私小説論への批判 静岡大学教育学部研究報告 6 31-41
1956.07 一木治子 「『蒲団』における創作方法」(私小説化について)──「花袋の自然主義」より── 国文(お茶の水女子大学) 5 59-64
1956.08 勝山功 続私小説論史──戦后の私小説論について── 群馬大学紀要人文科学篇 5 57-72 のち『大正・私小説研究』明治書院1980.9
1956.11 重松信弘 私小説論の研究(上) 文芸研究(日本文芸研究会) 24 31-40
1956.11 平野謙 島崎藤村『破戒』と田山花袋『蒲団』 講座日本近代文学史2近代文学の成長と確立
151-158 大月書店、のち「田山花袋U」と改題し『芸術と実生活』;全集2
1956.11 亀井雅司 表現の対応──私小説の場合── 国語国文 25-11 72-85
1956.12 平野謙 私小説と心境小説 講座日本近代文学史3大正文学
140-146 大月書店
1957.07 磯貝英夫 自我意識の展開──私小説の変貌をめぐって 一── 国文学攷 18 19-29
1957.08 磯貝英夫 変形私小説論──牧野信一をめぐって── 文学 25-8 23-36 のち『現代文学史論』明治書院1980.3
1958.04 勝山功 自然主義から私小説へ 近代日本文学史論
163-180 成瀬正勝・吉田精一監修、矢島書房
1958.04 平野仁啓 自然主義と私小説の結合点──「黴」をめぐって── 現代文学(緑地社) 1

1958.05 小笠原克 大正期における「私」小説の論について──話題提供者久米正雄まで── 国語国文研究(北海道大学) 11 63-84
1958.09 小田切秀雄 私小説・心境小説 岩波講座日本文学史12近代
3-38 岩波書店
1958.11 橋川文三 「社会化した私」をめぐつて──プロレタリア文学の挫折と小林秀雄── 文学 26-11 62-74
1959.02 小笠原克 大正末期の私小説論とその終焉 国語国文研究(北海道大学) 12 66-82
1959.03 針生一郎 私小説 現代文学講座 4 188-196 日本文学学校編、飯塚書店
1959.04 木下典子 私小説成立根拠に対する一考察──私小説性と伝統的文芸理念について── 京都府立大学国語国文学会誌 1 50-70
1959.05 上林暁 私小説作法 文と本と旅と
34-45 五月書房;全集16
1959.11 成瀬正勝 芥川・谷崎の小説論争観 文芸と思想(福岡女子大学文学部) 18 110-112
1960.01 磯貝英夫 私小説の克服──昭和文学の一系流をめぐって── 文学 28-1 1-10 のち『現代文学史論』明治書院1980.3
1960.02 磯貝英夫 私小説の克服(完)──昭和文学の一系流をめぐって── 文学 28-2 74-83 のち『現代文学史論』明治書院1980.3
1960.03 谷沢永一 私小説論の系譜 島田教授古稀記念国文学論集
273-285 増補し『近代文学史の構造』和泉書院1994.11
1960.08 佐古純一郎 私小説における告白の問題──『蒲団』をめぐって── 佐古純一郎著作集 3 184-196
1960.09 伊藤整 求道者と認識者──文壇と文学(九)── 新潮 57-9 68-73 全集18
1960.11 小松伸六 私小説雑感 立教大学日本文学 5 98-102
1961.02 太田静一 懺悔道としての私小説の系譜──徳富蘆花と嘉村礒多── 文学 29-2 46-53
1961.04 中村真一郎 私小説と実験小説 文学界 15-4 5-7
1961.07 榎本隆司 私小説論争 解釈と鑑賞 26-9 48-49
1961.08 森川達也 私小説方法化の問題──再び私小説論を 近代文学 16-8 1-17
1961.09 勝山功 私小説 近代文学研究必携
354-357 近代文学懇談会編、学燈社
1961.09 大江健三郎 私小説について──自己探検の文学── 群像 16-9 192-197
1962.04 磯貝英夫 私小説と心境小説 国文学 7-5 53-58
1962.04 渋川驍 戦後の私小説──演技化された私小説── 解釈と鑑賞 27-5 48-52
1962.05 大炊絶 私小説論の成立をめぐって 群像 17-5 42-56 小笠原克の筆名、のち『昭和文学史論』八木書店1970.2
1962.06 平野謙,松本清張 〈対談〉私小説と本格小説 群像 17-6 132-145
1962.08 榎本隆司 私小説の位相 国文学 7-10 90-96
1962.09 三好行雄 現代文学の動向──私小説をめぐって── 現代日本文学
104-132 有信堂、のち「私小説の動向──その戦後における展開──」と改題、『三好行雄著作集』6、筑摩書房1993.6
1962.12 吉田精一,中村光夫,高見順,平野謙 〈座談会〉私小説の本質と問題点 解釈と鑑賞 27-14 60-76 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 佐藤晃一 イヒ・ロマーン 解釈と鑑賞 27-14 10-14 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 三浦哲郎 私と私小説 解釈と鑑賞 27-14 54-56 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 三好行雄 私小説にはどんなテーマがあるか 解釈と鑑賞 27-14 49 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 山本健吉 私小説雑感 解釈と鑑賞 27-14 43-45 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 小笠原克 私小説の成立と変遷──注釈的覚え書 解釈と鑑賞 27-14 34-42 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 庄野潤三 方法としての私小説 解釈と鑑賞 27-14 56-58 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 瀬沼茂樹 私小説論の系譜 解釈と鑑賞 27-14 25-33 特集同上、のち補訂して『近代日本文学の構造U』集英社1964.3
1962.12 西村孝次 自伝文学──イギリスの場合── 解釈と鑑賞 27-14 20-24 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 川崎長太郎 私小説について 解釈と鑑賞 27-14 52-54 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 大西忠雄 「私小説」について(一) 天理大学学報 人文・社会科学篇 39 161-175
1962.12 長谷川泉編 明治・大正・昭和 私小説三十五選 解釈と鑑賞 27-14 77-91 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 白井浩二 ロマン・ペルソネルについて 解釈と鑑賞 27-14 15-19 《特集》私小説と自伝文学
1962.12 尾崎一雄 私小説と私 解釈と鑑賞 27-14 50-52 《特集》私小説と自伝文学
1963.01 亀井秀雄 戦争下の私小説問題──その『抵抗』の姿── 位置 3 75-92
1963.04 安岡章太郎 私小説の不可能性 群像 18-4 170-173 《特集》私小説
1963.04 磯貝英夫 私小説論の系譜──第一期── 国語と国文学 40-4 19-29 のち『現代文学史論』明治書院1980.3
1963.04 瀧井孝作,川崎長太郎,尾崎一雄 〈座談会〉私小説作家の精神 群像 18-4 151-167 《特集》私小説
1963.04 平林たい子 歪んだ私の映像 群像 18-4 168-169 《特集》私小説
1963.07 大西忠雄 「私小説」について(承前)(二) 天理大学学報 人文・社会科学篇 41 27-38
1963.09 吉田精一 心境小説と私小説 現代日本文学史
102-110 現代文学大系別冊、筑摩書房
1963.09 和田謹吾 私小説・心境小説の心象の意味 解釈と鑑賞 28-11 55-59
1963.10 大久保典夫 私小説の展開(1)(2) 国語国文学資料図解大事典 252-253 岡一男他監修、全国教育図書株式会社
1963.11 高見順,寺田透,勝本清一郎,猪野謙二 〈座談会・近代日本文学史〉24 春夫・万太郎・犀星・浩二など 文学 31-11 46-84 のち『座談会 大正文学史』岩波書店1965.4
1963.12 大西忠雄 「私小説」について(三) 天理大学学報 人文・社会科学篇 42 1-14
1963.12 武田庄三郎 私小説の美的構造 国語と国文学 40-12 47-56
1964.01 河村清一郎 「虚構」と「真実」──私小説の発想法をめぐって── 金城国文 28 1-4
1964.06 大西忠雄 「私小説」について(四) 天理大学学報 人文・社会科学篇 44 63-74
1964.08 野田登 私小説の文体=葛西善蔵その他= 立正大学国語国文 4 24-28
1964.08 鈴木清 心境小説と寓意小説──動物的イメージによる観念および心境の展開── 国語 研究と教育 4 73-78
1964.11 山本健吉 私小説作家たち 日本の近代文学
241-254 日本近代文学館編、読売新聞社
1964.12 大西忠雄 続「私小説」について(五) 天理大学学報 人文・社会学篇 45 47-61
1965.01 山田昭夫 私小説の問題 解釈と鑑賞 30-1 43-47
1965.02 勝山功 大正期における私小説論をめぐって 国文学 10-3 68-74 のち『大正・私小説研究』明治書院1980.9
1965.04 針生一郎 私小説再検討の前提──「実行と芸術」の周辺── 文学 33-4 1-9
1965.11 渋川驍 心境小説 現代日本文学大事典
562-563 久松潜一他編、明治書院
1965.11 瀬沼茂樹 私小説 現代日本文学大事典
1256-1258 久松潜一他編、明治書院
1965.12 久松潜一 日記文学の本質 国文学 10-14 8-12
1966.03 稲垣達郎 私小説をめぐって 国文学 11-3 8-10 《特集》私小説の運命
1966.03 吉田熈生 私小説論の系譜 国文学 11-3 65-71 《特集》私小説の運命
1966.03 久保田正文 私小説と短歌的抒情──他所の牛蒡── 国文学 11-3 71-74 《特集》私小説の運命
1966.03 紅野敏郎 私小説における白樺派の役割 国文学 11-3 26-32 《特集》私小説の運命
1966.03 佐藤勝 プロレタリア文学における私小説──その転向文学における位相覚え書── 国文学 11-3 37-43 《特集》私小説の運命
1966.03 三好行雄 昭和における私小説作家 国文学 11-3 43-46 《特集》私小説の運命
1966.03 勝山功 大正期における私小説の系譜 国文学 11-3 32-37 《特集》私小説の運命、のち『大正・私小説研究』明治書院1980.9
1966.03 瀬沼茂樹 私小説と心境小説 国文学 11-3 14-20 《特集》私小説の運命
1966.03 浅見淵 「私小説」解釈の変遷 国文学 11-3 10-14 《特集》私小説の運命
1966.03 大久保典夫 自然主義と私小説──『蒲団』をめぐって── 国文学 11-3 20-26 《特集》私小説の運命、のち『現代文学史の構造』高文堂1988.9
1966.03 長谷川泉 私小説と自伝文学 国文学 11-3 59-64 《特集》私小説の運命
1966.03 鳥居邦朗 戦後における私小説的意識 国文学 11-3 53-58 《特集》私小説の運命
1966.03 田所周 私小説と伝統文学との関係──日記・随筆について── 国文学 11-3 74-80 《特集》私小説の運命
1966.03 平岡敏夫 私小説の虚構性 国文学 11-3 81-87 《特集》私小説の運命
1966.03 保昌正夫 戦時下における私小説作家──川崎長太郎の場合── 国文学 11-3 46-53 《特集》私小説の運命
1966.03 木村幸雄 私小説と社会性 国文学 11-3 87-92 《特集》私小説の運命
1966.03 和田謹吾 私小説作家における芸術と実生活 国文学 11-3 93-98 《特集》私小説の運命
1966.05 新城明博 私小説雑感──志賀直哉と島尾敏雄── 現代文学序説 4 58-60
1966.05 大久保典夫 私小説は滅びるか 現代文学序説 4 66-75
1966.06 大西忠雄 再び「私小説」について(六)──「新生」の問題── 天理大学学報 人文・社会科学篇 52 36-47
1966.06 沢田稔子 私小説の成立 高知女子大国文 2 10-15
1966.12 佐々木基一 私小説・心境小説 日本近代文学史
210-224 日本近代文学館編、読売新聞社
1966.12 大西忠雄 「私小説」論(8・完) 天理大学学報 人文・社会科学篇 53 20-38
1967 倉沢昭寿 私小説の文体論的研究 1──嘉村礒多の場合── 研究集録(足利高) 2 67-81
1967.06 平野謙 『小説の方法』──わが戦後文学史(十七)── 群像 22-6 194-201 全集4
1967.07 磯貝英夫 私小説の成立と変質 国文学 12-9 48-54
1967.07 大久保典夫 自然主義文学の基点をめぐって──『破戒』と『蒲団』── 国文学 12-9 30-35 のち『現代文学史の構造』高文堂1988.9
1967.07 平野謙 続『小説の方法』──わが戦後文学史(十八)── 群像 22-7 197-204 全集4
1967.08 平野謙 『風俗小説論』──わが戦後文学史(十九)── 群像 22-8 239-244 全集4
1967.11 吉田精一 私小説と心境小説 日本の文学7市民の文学2
41-52 至文堂
1967.11 野坂幸弘 私小説論再検討の視点──伊藤整の文学論の場合── 日本近代文学 7 96-106
1967.12 上山春平 集団価値否定の系譜──私小説論の一視点── 文学理論の研究
156-169 桑原武夫編、岩波書店
1968.01 平野謙 私小説 新潮社日本文学小辞典
1243-1248 全集5
1968.03 根岸正純 私小説の文体──葛西善蔵を中心に── 岐阜大教養部研究報告 3 72-80
1968.06 榎本隆司 私小説・心境小説 国文学 13-8 45-47
1968.08 安江武夫 私小説論──徳田秋声の場合── 近代文学研究(法政大) 4 71-97
1968.09 谷沢永一 『風俗小説論』の論 解釈と鑑賞 33-11 133-140 のち『近代評論の構造』和泉書院1995.7
1969.02 河上徹太郎 解説 中村光夫『風俗小説論』
131-136 新潮文庫、日付は文末の記載による
1969.04 小笠原克 私小説・心境小説論の根太 講座日本文学の争点5近代編
230-258 明治書院
1969.05 吉田熈生 「私小説論」前後 講座日本文学の争点6現代編
133-159 明治書院
1969.05 和田謹吾 私小説の成立と展開 講座日本文学10近代編U
221-243 三省堂
1969.09 小笠原克 〈純文学〉の問題点──「純粋小説論」前後 文学 37-9 25-45
1969.11 小笠原克 私小説の美意識──その極北 解釈と鑑賞 34-12 32-37
1970.01 紅野敏郎 無頼の文学の原点──私小説とプロレタリア文学における無頼── 国文学 15-1 13-17
1970.07 小笠原克 心境小説/本格小説/私小説 解釈と鑑賞 35-9 126-127/232-233/260-261
1970.07 谷沢永一 近代的自我 解釈と鑑賞 35-9 48-49 のち『近代文学史の構造』和泉書院1994.11
1970.09 小笠原克 久米正雄の心境小説論・その周辺 国文学雑誌(藤女子大学) 8 1-12
1971.01 安岡章太郎 現代における私小説 三田文学 8 28-34
1971.03 田所周 私小説の或る心理的契機について 女子聖学院短期大学紀要 3 31-44
1971.09 桶谷秀昭 近代的自我と個人主義 解釈と鑑賞 36-10 16-23 《特集》近代文学における「私」
1971.09 饗庭孝男 「私」を越えるもの 解釈と鑑賞 36-10 43-50 《特集》近代文学における「私」
1971.09 三好行雄 近代文学における「私」・素描 解釈と鑑賞 36-10 10-14 《特集》近代文学における「私」
1971.09 小笠原克 私小説における「私」──問題の起点・伊藤整の方法にからめて 解釈と鑑賞 36-10 23-30 《特集》近代文学における「私」
1971.09 松原新一 方法としての「私」 解釈と鑑賞 36-10 30-36 《特集》近代文学における「私」
1971.12 石阪幹将 私小説演技説の発想と展開 明治大学日本文学 4 49-72
1972.03 西田正好 私小説再発見──近代心境小説の生成と本質── 愛知淑徳短期大学研究紀要 11 136-176 のち『私小説再発見──伝統継承の文学──』桜楓社1973.2
1972.05 大森澄雄 「私小説論」目録 私小説研究 1 25-49
1972.05 大森澄雄 嘉村礒多 私小説研究 1 1-24
1972.06 遠藤好英 白樺派の文章史的考察(上)──自分小説の創始をめぐって── 文芸研究(日本文芸研究会) 70 48-58
1972.07 西田正好 続私小説再発見──近代心境小説の生成と本質── 淑徳国文 13 23-73 のち『私小説再発見──伝統継承の文学──』桜楓社1973.2
1972.10 柄谷行人 私小説の両義性──志賀直哉と嘉村礒多── 季刊芸術 23 52-70
1972.11 小笠原克 私小説 日本近代文学大事典 4 539-544 講談社
1972.12 辻田昌三 私小説の立場 四天王寺女子大学紀要 5 59-70
1973.01 磯貝英夫 私批評の崩壊 近代文学評論大系6巻月報8
1-3 角川書店、のち『昭和初頭の作家と作品』明治書院1980.6
1973.05 大河内昭爾 新世代の作家たちと私小説の伝統──私小説的自我の系譜── 解釈と鑑賞 38-6 62-68
1974.03 岡田秀子 私小説成立についての家族役割的考察──志賀直哉を中心に 法政大学教養部紀要 19 93-112
1974.11 吉田熈生 「私小説論」前後 現代文学講座 5 141-166 『解釈と鑑賞』別冊、昭和の文学T
1974.11 高田端穂 「心境小説」論 成城国文学論集 7 1-24
1974.11 松坂俊夫 (樋口)一葉の私小説性 解釈と鑑賞 39-13 99-107
1975.01 亀井秀雄 「私」査定の諸問題──文学における「私」 現代文学講座 8 112-137 『解釈と鑑賞』別冊、文学史の諸問題
1975.03 磯貝英夫 井上靖と私小説 国文学 20-3 81-86 のち『戦前・戦後の作家と作品』明治書院1980.8
1975.05 大森澄雄 葛西善蔵と私小説 現代文学講座 4 103-123 『解釈と鑑賞』別冊、大正の文学
1975.05 村松定孝 近代日本文学と伝統文学の結合と離反 近代日本文学の軌跡

右文書院;新版1988.4
1975.07 平岡篤頼 私小説の衰退と転生(日本への回帰) 国文学 20-9 149-154
1975.09 遠藤好英 自分小説の系譜とその文体──二葉亭以後、明治四〇年まで── 文芸研究(日本文芸研究会) 80 49-59
1975.10 大森澄雄 耕治人 私小説研究 2 1-18 《特集》耕治人
1975.10 松田明子 耕治人年譜 私小説研究 2 19-31 《特集》耕治人
1975.10 松田明子 耕治人研究文献目録 私小説研究 2 31-37 《特集》耕治人
1976.04 岡田秀子 私小説における「私情」の考察──『暗夜行路』を中心に── 法政大学教養部紀要(人文科学編) 24 1-18
1976.10 石阪幹将 平野公式・伊藤理論の相互浸透──私小説論の構想およびその可能性をめぐって 文芸研究明治大学文学部紀要 36 72-92
1976.12 永藤武 神道文学論への試み──私小説における「事実」をめぐって 神道宗教 84・85 279-293 のち『文学と日本的感性』ぺりかん社1983.3
1977.01 松本鶴雄 文学・私小説と自己喪失の時代 季刊創造 2 231-238
1977.01 中村友 大正期私小説にまつわる覚書〔一〕 学苑 445 165-174
1977.03 佐藤泰正 私小説の系譜──志賀直哉をこえるもの── 解釈と鑑賞 42-4 90-97
1977.07 岡谷公二 ミシェル・レリスの『私』──私小説との関連について 早稲田文学 14 28-30 《特集》源泉としての私小説
1977.07 岡田睦 或るイザコザ 早稲田文学 14 16-18 《特集》源泉としての私小説
1977.07 外山滋比古 私小説読者論 早稲田文学 14 25-27 《特集》源泉としての私小説
1977.07 虎岩正純 私と書かれた《私》──あるいは日記の方から 早稲田文学 14 31-33 《特集》源泉としての私小説
1977.07 紅野敏郎 里見〓[トン]「君と私と」──志賀直哉離れについて 早稲田文学 14 19-21 《特集》源泉としての私小説
1977.07 秋山駿,八木義徳,島村利正,三浦哲郎 〈座談会〉私小説の源泉 早稲田文学 14 4-15 《特集》源泉としての私小説
1977.07 保昌正夫 川崎長太郎年譜から 早稲田文学 14 22-24 《特集》源泉としての私小説
1977.08 鳥居邦朗 戦前私小説との連続と断絶 国文学 22-10 85-92
1977.09 榎本隆司 「私」の復活 解釈と鑑賞 42-11 58-64
1977.09 山縣煕 私小説における「私」の位置 文学 45-9 67-77
1977.09 小笠原克 私小説(心境小説)の評価 近代文学(大正文学の諸相) 4 193-204 三好行雄他編、有斐閣
1977.09 薬師寺章明 私小説の否定──その歴史的経過をめぐって── 解釈と鑑賞 42-11 30-35
1977.11 榎本隆司 近代文学にあらわれた「私」 近代文学(文学研究の主題と方法) 10 119-129 三好行雄他編、有斐閣
1978.03 石阪幹将 思想・実生活論争の文学的意義──私小説論の構想およびその可能性をめぐって── 文芸研究(明治大学文芸研究会) 39 118-139
1978.06 林原純生 美的生活論、自然主義、私小説──ひとつの史的見取図の試み── 日本文学 27-6 88-99
1978.06 薬師寺章明 私小説・心境小説および私小説論の展望 現代文学の諸相
3-24 笠間書院
1978.09 野村精一 「蜻蛉日記」は“私小説”か──かげろふの終焉・別稿── 解釈と鑑賞 43-9 103-113
1978.11 粟津則雄 小林秀雄論-7-「私小説論」をめぐって 10-11 188-200 のち『小林秀雄論』中央公論社1981.9
1978.12 粟津則雄 小林秀雄論-8-「私小説論」の意味 10-12 229-238 のち『小林秀雄論』中央公論社1981.9
1978.12 梶木剛 自然主義・〈告白〉の主題 『蒲団』『家』『黴』 国文学 23-16 101-108
1978.12 柄谷行人 私小説の系譜学 国文学 23-16 116-121
1978.12 工藤哲夫 通俗小説余技説──久米正雄小論── 国語国文 47-12 34-57
1979.03 遠藤祐 『白樺』と私小説 文学・一九一〇年代
187-199 川副国基編、明治書院
1979.11 桜井義夫 私小説について 水戸評論 9 39-46
1979.12 松本徹 「近代的自我」と現代文学 解釈と鑑賞 44-13 32-39
1980.02 松本鶴雄 近代文芸様式ノオト(1)──私小説史諸問題と島尾敏雄『死の疎』の位置── 日本大学文理学部(三島)研究年報 28 33-45
1980.02 亀井秀雄 作品別 小林秀雄批評・研究史 私小説論 国文学 25-2 133-135
1980.02 佐伯彰一,上田三四二,磯田光一,饗庭孝男 共同討議「私小説」 文学界 34-2 148-175
1980.02 三好行雄,高橋英夫,吉田熈生 共同討議「私小説論」をめぐって 国文学 25-2 60-81
1980.06 中村光夫,水上勉 〈対談解説〉私小説の系譜 私小説名作選
433-448 日本ペンクラブ編,集英社
1980.10 伊中悦子 小林秀雄の「私小説論」──〈社会化した「私」〉の可能性 日本近代文学 27 197-209
1980.12 石阪幹将 研究動向 私小説 昭和文学研究 2 81-84
1980.12 石阪幹将 私小説論の構想(序) 私小説論の「時代区分」について 論究(論究の会) 1 39-52
1980.12 高橋正 大町桂月と私小説 高大国語教育 28 19-26
1981 佐々木涼子 私小説について──日本とフランスの小説理念の比較から──(序章 問題の提起) 東京女子大学付属比較文化研究所紀要 42 71-86
1981.03 樫原修 〈私〉と私小説──大正末期文学の構造への一視点 山口国文 4 69-80
1981.08 石阪幹将 私小説論の構想(一)「私小説」概念の諸問題 論究(論究の会) 2 50-65
1981.09 中尾務 「疑惑」系列作品の成立とその構図──〈理想化〉としての秋江私小説 日本近代文学 28 93-105
1981.12 山本昌一 「お目出たき人」ノート──私小説の系譜── 国文学論輯(国士舘大学国文学会) 3 27-43
1982.02 金孝子 日本私小説〓成立要因〓〓主題意識 日本学報(韓国日本文学会) 10 181-197
1982.04 喜多川恒男 私小説の成立 日本の近代文学
78-82 和田繁二郎監修、同朋舎出版、第四章6
1982.07 石阪幹将 私小説論の構想(2)私小説の性格の問題 論究(論究の会) 3 29-44
1982.10 柳沢孝子 〈展望〉私小説研究のことなど 日本近代文学 29 209-214
1982.12 石阪幹将 私小説論の構想(3)私小説存立の基本条件 論究(論究の会) 4 13-33
1983.02 喜多川恒男 私小説作家の倫理 大谷学報 62-4 26-34
1983.07 石阪幹将 私小説論の構想(4)私小説の批評と理論 論究(論究の会) 5 1-16
1983.12 宗像和重 大正九(一九二○)年の「私小説」論──その発端をめぐって── 学術研究国語・国文学編(早稲田大学教育学部) 32 47-58
1983.12 石阪幹将 私小説論の構想(5)「芸術と実生活」論の問題 論究(論究の会) 6 74-89
1983.12 八木義徳 「私小説」の中の私 新潮 80-13 220‐221
1984.01 岡田秀子 意識の近代化と文学 その二──自意識と表現── 法政大学教養部紀要(人文科学編) 50 1-19
1984.01 勝又浩 小林秀雄『私小説論』の問題 昭和文学研究 8 1-10
1984.12 石阪幹将 私小説論の構想(6)『小説の方法』の構想──私小説の新たな視点を求めて 論究(論究の会) 7 10-23
1985.02 饗庭孝男 「思想」と実生活──「私小説論」の成立 文学界 39-2 244-265 のち『小林秀雄とその時代』文芸春秋1986.5
1985.06 村松定孝 一葉日記の文学性──私小説的構成の意味するもの 日記と文学(梅光女学院大学公開講座論集) 17 93-111 佐藤泰正編
1985.06 曽根博義 戦争下の伊藤整の評論──私小説観の変遷を中心に 語文(日本大学) 62 1-12
1985.10 ファウラーTed Fowler 私小説の魅力 新潮 82-10 256-257
1985.12 石阪幹将 私小説・マルキシズム文学同根説──伊藤整の「文学史」像の問題 論究(論究の会) 8 1-14
1986.05 大久保典夫 近代文学の「我」──作者と作品とのかかわりを軸に── 東書国語 262 1-4 のち『現代文学史の構造』高文堂1988.9
1987.03 佐々木涼子 研究ノート『日本とフランスにおける小説概念の比較』研究成果について 比較文化(東京女子大学比較文化研究所) 33-2 14-15
1988.01 栗林秀雄 自然主義文学と私小説 現代日本文学史
45-59 大久保典夫他編、笠間書院
1988.03 佐々木涼子 私小説について──日本とフランスの小説理念の比較から──(第一章 一人称小説の問題) 論集(東京女子大学紀要) 38-2 1-26
1988.06 滝藤満義 自然主義と「私」──告白と虚構── 国文学 33-7 104-109
1989.02 高木利夫 「私」の表現について(1) 法政大学教養部紀要(人文科学) 70 125-149
1990.06 石川忠司 私小説と梶井基次郎 群像 45-6 228-246
1990.06 薄井教靖 横光利一「純粋小説」の試み──私小説のリアリティと超越的な言表主体の確立 語文 77 54-63
1990.09 佐々木涼子 私小説における自伝的性格 論集(東京女子大学紀要) 41-1 29-49
1990.10 勝又浩 私小説論ノート 日本近代文学 43 76-87 《小特集》「私小説」の再検討
1990.10 柳沢孝子 私というカオス──一読者の立場から── 日本近代文学 43 66-75 《小特集》「私小説」の再検討
1990.10 鈴木貞美 「私小説」という問題──文芸表現史のための覚書── 日本近代文学 43 52-65 《小特集》「私小説」の再検討
1991.03 紅野謙介 「私」が「私」を物語るとき──「私小説」の物語 語文(日本大学) 79 24-35 シンポジウム「人はなぜ物語るか」
1991.06 小田切進,夏剛,William J.Tyler 〔Aセッション〕白樺派文学と私小説 FUKUOKA UNESCO 26 3-33
1991.09 卞立強 中国と日本の文学における作家の自我──私小説を中心として 京都外国語大学研究論叢 37 306-312
1992.06 鈴木貞美 『私小説論』について 解釈と鑑賞 57-6 91-99
1993.03 高野良二 日本近代文学の伝統管見──田山花袋と私小説── 人文社会科学研究 33 167-181
1993.03 石阪幹将 私小説批評の誕生(上)──「私小説」というジャンルについて 東海大学文明研究所紀要 13 190-202
1993.04 槇本敦史 明治初期の一人称叙述形式作品リスト 近代文学研究(日本文学協会近代部会) 10 71-81
1993.09 安藤宏 「私小説」の再評価にむけて──「小説家小説」の機能と特質 ソフィア 42-3 94-108 のち『自意識の昭和文学──現象としての「私」──』至文堂1994.3
1993.10 中川成美 モダニズムとしての私小説──「仮装人物」の言説をめぐって── 国際日本文学研究集会会議録 第16回 121-133
1994 川那部保明 小林秀雄と「極点の文学」──「ランボオ」I,「私小説論」をめぐって 言語文化論集 38 105-115
1994.03 石阪幹将 私小説批評の誕生(下)──「私小説」というジャンルについて 東海大学文明研究所紀要 14 189-202
1994.06 田澤基久 私小説──友達小説・交友録小説 時代別日本文学史事典 近代編 408-423 有精堂
1994.09 山本昌一 伊藤整論──私小説論をめぐって── 解釈と鑑賞 59-9 114-119
1994.11 廣瀬晋也 昭和初期私小説の位置と方法について──嘉村礒多の場合── 近代文学論集(日本近代文学会九州支部) 20 75-87
1995.03 吉田永宏 平野謙<私小説論>の構造-1- 関西大学文学論集 44-(1-4合併号) 181-198
1995.03 石阪幹将 私小説批評の誕生──芥川・谷崎の〈小説の筋〉論争について 東海大学文明研究所紀要 15 214-226
1995.06 菊池章一 文学の50年あれこれ-2-私小説と隠喩 新日本文学 50-5 82-87
1995.06 石阪幹将 『風俗小説論』について──私小説・風俗小説のコンテクストをめぐって── 中村光夫研究
58-73 論究の会編、七月堂発売
1995.10 金允植 私小説の美学批判──「セミの追憶」によせて 思想の科学 33 33-46 『韓国文学』1993.11-12より訳載
1995.11 石阪幹将 『小説の方法』──「仮面紳士」の倫理的発想について 解釈と鑑賞 60-11 105-109
1995.12 稲垣直樹 「自然主義」再考──ナレーションから見たその成立期の諸作品── 比較文学を学ぶ人のために
77-96 松村昌家編、世界思想社
1996.02 イルメラ・日地谷=キルシュネライト 自然主義から私小説へ 岩波講座 日本文学史 12 93-118 20世紀の文学T、岩波書店
1996.02 四十宮英樹 〈私小説演技説〉の成立過程について──中村光夫の役割を中心に── 日本研究(広島大学) 10 17-33
1996.03 石川則夫 読まれる〈私〉の生成──作品・日記・作家── 日本文学論究 55 2-10
1996.08 島弘之 私小説=佐伯一麦 国文学 41-10 54-55 現代作家のキーワード──ミニマリズム(家族・周辺・小共同体)
1997.03 谷川恵一 自分の登場 叙説 24 145-163
1997.03 石阪幹将 私小説論の制度@──大正期スタイルとしての私小説の不在性 東海大学文明研究所紀要 17 133-148
1997.05 松本鶴雄 私小説・中間小説・風俗小説 時代別日本文学史事典 現代編
289-297 東京堂出版
1997.05 樫原修 島村抱月の心境論と梶井基次郎の「闇の絵巻」──心境小説をめぐる言説に関する覚書── 一の坂川姫山国語国文論集

関一雄編、笠間書院
1997.07 宮内俊介 自然主義・私小説の研究 日本近代文学を学ぶ人のために
171-176 上田博ほか編、世界思想社
1997.10 福田宏年 時が紡ぐ幻──近代芸術観批判[第一章]──一銭禿では許さない──私小説批判 すばる 19-10 192-208
1998.01 大杉重男 私小説、そして/あるいは自然主義、この呪われた文学 日本近代文学 59 138-142
1998.04 イルメラ・日地谷=キルシュネライト、亀井秀雄、鈴木登美、藤井貞和、宗像和重 《座談会》「私がたり」の言説について 文学 9-2 2-26 《特集》「語り」の言説
1998.04 小谷野敦 私小説と武士的精神 文学 9-2 57-66 《特集》「語り」の言説
1998.04 二宮正之 私の空間・おおやけの空間 文学 9-2 86-88 《特集》「語り」の言説
1998.04 鈴木登美 近代日本を語る私小説言説 文学 9-2 27-38 《特集》「語り」の言説、のち『語られた自己』岩波書店2000.1
1998.06 柳瀬善治 私小説という美学イデオロギー──中村光夫『風俗小説論』の戦略── 三重大学日本語学文学 9 77-98
1998.11.06 マイナー・アール、司馬遼太郎、谷沢永一 私小説の特殊性 週刊朝日 103-51 50-56 残された未公開講演録 司馬遼太郎が語る日本(115)
1998.11.13 マイナー・アール、司馬遼太郎、谷沢永一 私小説と日本語 週刊朝日 103-52 50-56 残された未公開講演録--司馬遼太郎が語る日本(116)
1998.12 加藤典洋、多田道太郎、鷲田清一 立ち話風哲学問答2 第3回私小説 広告批評(マドラ) 222 109-115
1998.12 一條孝夫 大江健三郎と志賀直哉、もしくは私小説 帝塚山学院短期大学研究年報 46 3-18
1999.09 坪内祐三 フィールドワーク 文学を探せ(2)あいまいな日本の「私小説」 文学界 53-9 348-353 のち『文学を探せ』文芸春秋2001.9
2000.03 勝又浩 語り部の資格──私小説論ノート── 私小説研究 1 6-11 《特集》戦後文学と私小説
2000.03 山中秀樹 戦後派と私小説──島尾敏雄「夢の中での日常」を視座として── 私小説研究 1 12-21 《特集》戦後文学と私小説
2000.03 齋藤秀昭 小田切秀雄と私小説──小林多喜二『党生活者』を巡って── 私小説研究 1 22-28 《特集》戦後文学と私小説
2000.03 本多秋五 インタビュー・あの頃の私と私小説 私小説研究 1 29-36 《特集》戦後文学と私小説
2000.03 風里谷桂 戦後派の私小説観 平野謙 私小説研究 1 37-40 《特集》戦後文学と私小説
2000.03
〈創刊記念アンケート〉「私小説」という言葉をどう読むか 私小説研究 1 50-51
2000.03 立石伯 〈エッセイ〉「わたし」ないしは小説についてのある想い 私小説研究 1 52-53
2000.03 江種満子 〈エッセイ〉私小説の楽しみ──『海にゆらぐ糸』── 私小説研究 1 54-55
2000.03 中沢けい 〈エッセイ〉私小説の身体感覚 私小説研究 1 56-57
2000.03 梅澤亜由美 〈私小説時評1999〉「石に泳ぐ魚」裁判を考える 私小説研究 1 58-64
2000.03 田辺友祐 戦後派の私小説観 埴谷雄高 私小説研究 1 41-44 《特集》戦後文学と私小説
2000.03 姜宇源庸 戦後派の私小説観 大岡昇平 私小説研究 1 45-49 《特集》戦後文学と私小説
2000.03 イルメラ・日地谷=キルシュネライト 執拗に生き続ける私小説──その創造と受容のパターン── 人文社会科学論叢(宮城学院女子大学・同短期大学人文社会科学研究所) 9 31-41
2000.04 小林幸夫 『業苦』──私小説らしさの構造── 解釈と鑑賞 65-4 138-142
2000.06 多田道太郎 転々私小説論──葛西善蔵の妄想── 群像 55-6 248-274
2000.12 名和哲夫 エクリチュールとしての私小説試論──藤枝静男というテクストから── 浜松短期大学研究論集 56 282-300
2001.03 梅澤亜由美 研究動向 私小説 昭和文学研究 42 87-91
2001.04 勝又浩 物語の夢さめて──物語、日記、私小説── 私小説研究 2 4-9 《特集》私小説の源流
2001.04 梅澤亜由美 「告白」の遠景──「稲舟事件」をめぐって── 私小説研究 2 10-18 《特集》私小説の源流
2001.04 中込重明 自然主義以前の「私小説」──宮崎三昧と都の錦── 私小説研究 2 18-23 《特集》私小説の源流
2001.04
アンケート──「私小説」の起源・源流について 私小説研究 2 24-25 《特集》私小説の源流
2001.04
「私小説」起源説一覧 私小説研究 2 26-34 《特集》私小説の源流
2001.04 風里谷桂 明治期にみる私小説 二葉亭四迷「浮雲」 私小説研究 2 35-37 《特集》私小説の源流
2001.04 田辺友祐 明治期にみる私小説 清水紫琴「こわれ指環」 私小説研究 2 40-41 《特集》私小説の源流
2001.04 松下奈津美 明治期にみる私小説 尾崎紅葉「青葡萄」 私小説研究 2 42-43 《特集》私小説の源流
2001.04 橋口武士 明治期にみる私小説 島崎藤村「旧主人」 私小説研究 2 44-45 《特集》私小説の源流
2001.04 姜宇源庸 明治期にみる私小説 近松秋江「雪の日」 私小説研究 2 46-47 《特集》私小説の源流
2001.04 守屋貴嗣 明治期にみる私小説 武者小路実篤「お目出たき人」 私小説研究 2 48-49 《特集》私小説の源流
2001.04 リービ英雄 〈インタビュー〉連続的なアイデンティティの冒険 私小説研究 2 50-59
2001.04 山内洋 〈戦後〉の手触り──梅崎春生の「私小説的精神」── 私小説研究 2 60-65
2001.04 笠原淳 〈エッセイ〉私的感想 私小説研究 2 66-67
2001.04 宮内豊 〈エッセイ〉私小説偶感 私小説研究 2 68-69
2001.04 渡邊澄子 〈エッセイ〉境界曖昧の面白さ 私小説研究 2 70-71
2001.04 藤田知浩 〈私小説時評2000〉I-novelのゆくえ 私小説研究 2 72-74
2001.04 山中秀樹 明治期にみる私小説 森 鴎外「舞姫」 私小説研究 2 38-39 《特集》私小説の源流
2001.07 山本芳明 心境小説と徳田秋声 文学 2-4 108-121
2001.10 坪内祐三 私小説を書く「私」、私小説を読む私 文学界 55-10 180-193
2001.11 佐藤愛 黒人とチョコレート──山田詠美『ベットタイムアイズ』論── 芸術至上主義文芸 27 124-130 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 森晴雄 車谷長吉「母の髪を吸うた松の木の物語」(「愚か者」)論──守り神の死 芸術至上主義文芸 27 118-123 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 熊谷信子 小島信夫「アメリカンスクール」─イメジャリーにみる〈私小説〉── 芸術至上主義文芸 27 112-117 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 松本和也 パッケージングされる作家情報/成型される作家表象──太宰治「虚構の春」論── 芸術至上主義文芸 27 104-111 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 河野基樹 事実の記録と虚構の創造──中野重治「フィクションと真実」・「実物、実名の場合」── 芸術至上主義文芸 27 94-103 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 島崎市誠 「批評の人間性」の由来──戦後の中野の立場をめぐって── 芸術至上主義文芸 27 83-93 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 林円 宇野千代の父親と故郷──無頼の血脈── 芸術至上主義文芸 27 77-82 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 中沢弥 大泉黒石「俺の自叙伝」 芸術至上主義文芸 27 71-76 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 山口政幸 大正作家の戦後言説と「磯田多佳女のこと」 芸術至上主義文芸 27 62-70 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 勝又浩 「言ふまでもなく文学者」──田山花袋という問題 芸術至上主義文芸 27 55-61 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 小林美鈴 「私小説」の生まれるところ──読者論の立場から── 芸術至上主義文芸 27 42-54 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 森本平 短歌と私小説──〈約束〉について── 芸術至上主義文芸 27 35-41 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 勝原晴希 詩歌における〈私〉──漱石の俳句・俳体詩── 芸術至上主義文芸 27 26-34 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 松本寧至 古典と私小説 芸術至上主義文芸 27 17-25 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 森安理文 日本の二十世紀文学史 序説 芸術至上主義文芸 27 4-16 《特集1》〈私〉の行方──私小説の周辺
2001.11 名和哲夫 現代文学における私小説の布置 浜松短期大学研究論集 57 328-340
2002.03 勝又浩 高橋たか子「霊的著作」の「私」 私小説研究 3 4-11 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 梅澤亜由美 「剣」としての自我──大庭みな子『オレゴン夢十夜』論── 私小説研究 3 12-19 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 松下奈津美 林芙美子『放浪記』論──宿命的な放浪者── 私小説研究 3 20-25 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 姜宇源庸 在日そのもののアイデンティティー──李良枝「由熙」論── 私小説研究 3 26-31 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 津島佑子 〈インタビュー〉「物語」と「歌」の感受性 私小説研究 3 32-43 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03
〈アンケート〉女の「私小説」・この一編 私小説研究 3 44-45 《特集》私小説・女たちの展開:回答者 河林満、岸田今日子、切通理作、小森陽一、佐伯彰一、竹内栄美子、テッド・ファウラー、東郷克美、ドナルド・キーン、中川成美、中沢けい、中島和夫、細谷博、渡邊澄子
2002.03 雨塚亮太 〈女性作家の私小説を読む〉田村俊子「女作者」 私小説研究 3 46-47 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 田辺友祐 〈女性作家の私小説を読む〉素木しづ「松葉杖をつく女」 私小説研究 3 48-49 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 井口浩文 〈女性作家の私小説を読む〉宮本百合子「伸子」 私小説研究 3 50-51 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 志賀浪幸子 〈女性作家の私小説を読む〉宇野千代「刺す」 私小説研究 3 52-53 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 橋口武士 〈女性作家の私小説を読む〉網野菊「一期一会」 私小説研究 3 54-55 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 齋藤秀昭 〈女性作家の私小説を読む〉林京子「祭りの場」 私小説研究 3 56-57 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 風里谷桂 〈女性作家の私小説を読む〉笙野頼子「レストレス・ドリーム」 私小説研究 3 58-59 《特集》私小説・女たちの展開
2002.03 橋中雄二 〈エッセイ〉上林暁先生のふるさと 私小説研究 3 60-61
2002.03 吉田知子 〈エッセイ〉私小説 私小説研究 3 62-63
2002.03 宮内淳子 〈エッセイ〉「魑魅魍魎」と書いてみる ──藤枝静男の示すもの 私小説研究 3 64-65
2002.03 山中秀樹 私小説時評2001 小説のリアリティ 私小説研究 3 66-71
2002.03 吉田孝則 荻野アンナ『ホラ吹きアンリの冒険』 私小説研究 3 72 私小説 ブックレビュー2001
2002.03 奴田原諭 高橋たか子『君の中の見知らぬ女』 私小説研究 3 73 私小説 ブックレビュー2001
2002.03 小切間佐穂 尾形明子『自らを欺かず 泡鳴と清子の愛』 私小説研究 3 74 私小説 ブックレビュー2001
2002.03 藤田知浩 藤澤清造『藤澤清造貧困小説集』 私小説研究 3 75 私小説 ブックレビュー2001
2002.03 宮里潤 平出隆『猫の客』 私小説研究 3 76 私小説 ブックレビュー2001
2002.03 若木俊一郎 郡司勝義・嶋村正博 責任編集『島村利正全集』 私小説研究 3 77 私小説 ブックレビュー2001
2002.03 韓秉坤 江種満子『大庭みな子の世界 アラスカ・ヒロシマ・新潟』 私小説研究 3 78 私小説 ブックレビュー2001
2002.06 古川裕佳 見出された「心境小説」──志賀直哉「焚火」── 日本文学 51-6 29-39
2002.07 金美廷 「私」の体験と《表現》の間──「伊豆の踊子」を手がかりに── 九大日文 1 62-72
2002.10 佐々木基成 物象化される〈内面〉──日露戦争前後の〈日記〉論── 日本近代文学 67 30-42
2002.12 岩田和男 ゲイ・テクストと私小説──ゲイ文学の明日を考える── 愛知学院大学情報社会政策研究 5-1 59-80
2002.12 伊藤氏貴 〈私〉の行方──私小説の詩学── 群像 57-14 118-135
2003.03 山本芳明 文芸復興前後の〈私小説〉言説 文学 4-2 94-107
2003.03 河合修 「極めて個人的な物語」である「喜劇」―後藤明生『挟み撃ち』『夢かたり』 私小説研究 4 4-9 《特集》戦争と私小説
2003.03 梅澤亜由美 野坂昭如の「私小説」 私小説研究 4 10-15 《特集》戦争と私小説
2003.03 齋藤秀昭 木山捷平と「満洲」 私小説研究 4 16-21 《特集》戦争と私小説
2003.03 山中秀樹 庄野潤三と戦争 私小説研究 4 22-27 《特集》戦争と私小説
2003.03 小島信夫 〈インタビュー〉ぼくの考える小説の面白さ 私小説研究 4 28-37 《特集》戦争と私小説
2003.03 國廣あい 〈戦争をめぐる「私」〉大倉桃郎「屍の中より」 私小説研究 4 40-41 《特集》戦争と私小説
2003.03 姜宇源庸 〈戦争をめぐる「私」〉黒島傳治「栗本の負傷」「渦巻ける烏の群」 私小説研究 4 42-44 《特集》戦争と私小説
2003.03 松下奈津美 〈戦争をめぐる「私」〉火野葦平「麦と兵隊」 私小説研究 4 45-46 《特集》戦争と私小説
2003.03 伊原美好 〈戦争をめぐる「私」〉真杉静枝「小生物」 私小説研究 4 47-48 《特集》戦争と私小説
2003.03 宮里潤 〈戦争をめぐる「私」〉阿部知二「死の花」 私小説研究 4 49-50 《特集》戦争と私小説
2003.03 東雲かやの 〈戦争をめぐる「私」〉永井隆「長崎の鐘」 私小説研究 4 51-53 《特集》戦争と私小説
2003.03 奥山貴之 〈戦争をめぐる「私」〉三島由紀夫「仮面の告白」 私小説研究 4 54-56 《特集》戦争と私小説
2003.03 山根知子 〈戦争をめぐる「私」〉河野多恵子「塀の中」 私小説研究 4 57-59 《特集》戦争と私小説
2003.03 志賀浪幸子 〈戦争をめぐる「私」〉田中小実昌「ポロポロ」 私小説研究 4 60-61 《特集》戦争と私小説
2003.03 大西望 〈戦争をめぐる「私」〉林京子「長い時間をかけた人間の経験」 私小説研究 4 62-63 《特集》戦争と私小説
2003.03 宮坂覺 〈エッセイ〉芥川文学における〈私小説〉という装置 私小説研究 4 64-65
2003.03 魏大海 〈エッセイ〉中国文学から見た「私小説」 私小説研究 4 66-67
2003.03 藤田知浩 〈エッセイ〉〈私〉と向き合うミステリ 私小説研究 4 68-69
2003.03 勝又浩 私小説時評2002 私小説の力 私小説研究 4 70-74
2003.03 若木俊一郎 日比嘉高『〈自己表象〉の文学史』 私小説研究 4 75 私小説 ブックレビュー2002
2003.03 田辺友祐 日野啓三『落葉 神の小さな庭で』 私小説研究 4 76 私小説 ブックレビュー2002
2003.03 李英哲 古山高麗雄『妻の部屋』 私小説研究 4 77 私小説 ブックレビュー2002
2003.03 依田由紀子 大江健三郎『憂い顔の童子』 私小説研究 4 78 私小説 ブックレビュー2002
2003.03 築山尚美 中島義道『「私」の秘密』 私小説研究 4 79 私小説 ブックレビュー2002
2003.03 安英姫 岩野泡鳴と金東仁の描写理論──日韓近代小説における告白体言説── 比較文学研究 81 104-123
2003.03 風里谷桂 〈戦争をめぐる「私」〉森鴎外「うた日記」「鶏」 私小説研究 4 38-39 《特集》戦争と私小説
2003.04 安藤宏 「私小説」とは何か 異文化理解の視座──世界からみた日本、日本からみた世界     小島孝之他ほか編、東京大学出版会
2003.05 松本和也 昭和十年前後の私小説言説をめぐって──文学(者)における社会性を視座として── 日本近代文学 68 64-77
2003.07 梅澤亜由美 展望 私小説の定義と呼称をめぐって 日本文学誌要(法政大学国文学会) 68 117-121
2003.07 田中和生 「私小説」の行方──零度の文章意識の方へ── 群像 58-8 170-192
2003.10 紺野 馨 [批判] 欲望の檻──日本近代と私小説的伝統 駒沢短期大学仏教論集 9 253-281  
2004.03 曾根博義 伊藤整と私小説 私小説研究 5 4-9 《特集》私小説・その境界
2004.03 大西望 記憶と「私」――小島信夫『各務原 名古屋 国立』 私小説研究 5 10-14 《特集》私小説・その境界
2004.03 山中秀樹 夢と現実のはざまで――島尾敏雄「鎮魂記」 私小説研究 5 15-20 《特集》私小説・その境界
2004.03 姜宇源庸 物語と私小説の境界としてのメタフィクション 私小説研究 5 21-26 《特集》私小説・その境界
2004.03 志賀浪幸子 吉田健一の「私」 私小説研究 5 27-32 《特集》私小説・その境界
2004.03 河合修 中野重治「甲乙丙丁」論――私小説の必然性 私小説研究 5 33-40 《特集》私小説・その境界
2004.03 勝又浩 『沓掛にて』の問題 私小説研究 5 41-45 《特集》私小説・その境界
2004.03 大西巨人 私小説は小説か文学か 私小説研究 5 46-55 インタビュー
2004.03 東雲かやの 私小説と写真――荒木経惟「冬の旅」 私小説研究 5 56-57 《特集小論》境界と周辺
2004.03 山根知子 私小説と批評――小林秀雄「中原中也の思ひ出」 私小説研究 5 58-59 《特集小論》境界と周辺
2004.03 奥山貴之 私小説とミステリ――水上 勉「雁の寺」 私小説研究 5 60-61 《特集小論》境界と周辺
2004.03 山内洋 私小説とノンフィクション――沢木耕太郎「無名」「血の味」 私小説研究 5 62-63 《特集小論》境界と周辺
2004.03 伊原美好 私小説とメタファ――中上健次「十九歳の地図」 私小説研究 5 64-65 《特集小論》境界と周辺
2004.03 櫻田俊子 私小説と映画――河瀬直美「につつまれて」 私小説研究 5 66-68 《特集小論》境界と周辺
2004.03 松下奈津美 私小説と幻想――藤枝静男「田紳有楽」……松下奈津美 私小説研究 5 69-71 《特集小論》境界と周辺
2004.03 風里谷桂 私小説と自制意識――大塚楠緒子「空薫」 私小説研究 5 72-73 《特集小論》境界と周辺
2004.03 柳沢孝子 宇野浩二日記から 私小説研究 5 74-75 エッセイ
2004.03 バーナビー・ブレーデン ありのままに読むということについて 私小説研究 5 76-77 エッセイ
2004.03 上野昂志 宇野浩二の語り 私小説研究 5 78-79 エッセイ
2004.03 田辺友祐 吸殻追放 私小説研究 5 80-81 エッセイ
2004.03 梅澤亜由美 私小説、批判の時代の後に 私小説研究 5 82-86 私小説時評2003
2004.03 大西望 編 三島由紀夫 私小説語録 私小説研究 5 87-98 資料
2004.03 後藤聡子 近藤裕子『臨床文学論』 私小説研究 5 99 私小説 ブックレビュー2003
2004.03 李英哲 津坂治男『鎮魂と癒しの世界』 私小説研究 5 100 私小説 ブックレビュー2003
2004.03 神田完 青山光二『吾妹子哀し』 私小説研究 5 101 私小説 ブックレビュー2003
2004.03 李忠奎 伏見憲明『魔女の息子』 私小説研究 5 102 私小説 ブックレビュー2003
2004.03 若木俊一郎 堀巖『私小説の方法』 私小説研究 5 103 私小説 ブックレビュー2003
2004.03 櫻井信栄 東峰夫『ママはノースカロライナにいる』 私小説研究 5 104 私小説 ブックレビュー2003
2004.11 篠崎 美生子 「私小説」を語る言葉──封印される共通の怨敵 國學院雜誌 105-11 412-413
2005.03 勝又浩 私小説・書くことへの自意識の始まり 私小説研究 6 4-11 《特集》大正期・私小説の氾濫
2005.03 姜宇源庸 自然主義から私小説へ――島崎藤村『新生』論 私小説研究 6 12-17 《特集》大正期・私小説の氾濫
2005.03 浅沼典彦 芥川龍之介と私小説 私小説研究 6 18-23 《特集》大正期・私小説の氾濫
2005.03 松下奈津美 『奇蹟』の軌跡 私小説研究 6 24-29 《特集》大正期・私小説の氾濫
2005.03 梅澤亜由美 「私小説」批判としての小説――谷崎潤一郎『神と人との間』論 私小説研究 6 30-35 《特集》大正期・私小説の氾濫
2005.03 山根知子 自画像と「私」――寺田寅彦「自画像」を通じて 私小説研究 6 36-41 《特集》大正期・私小説の氾濫
2005.03 沼田真里 水野仙子『四十余日』 私小説研究 6 42-43 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 山中秀樹 阿部次郎『三太郎の日記 第一』 私小説研究 6 46-47 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 大西望 上司小剣『父の婚礼』 私小説研究 6 48-49 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 伊原美好 岩野清『愛の争闘』 私小説研究 6 50-51 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 大沼孝明 里見〓[弓享]『失はれた原稿』 私小説研究 6 52-53 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 東雲かやの 菊池寛『無名作家の日記』 私小説研究 6 54-55 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 風里谷桂 宇野浩二『蔵の中』 私小説研究 6 56-57 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 田口武 横光利一『春は馬車に乗って』 私小説研究 6 58-59 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.03 駒尺喜美 千年単位で残るのは漱石 私小説研究 6 60-69 インタビュー
2005.03 中村齋 三人称から始まった話 私小説研究 6 70-71 エッセイ
2005.03 田中優子 「私小説」の論点について 私小説研究 6 72-74 エッセイ
2005.03 曽峻梅 中国語としての「私小説」という言葉 私小説研究 6 74-76 エッセイ
2005.03 ペン・セタリン 上林暁の「小便小僧」 私小説研究 6 77-78 エッセイ
2005.03 河合修 「在日」文学と私小説 私小説研究 6 79-84 私小説時評2004
2005.03 法政大学大学院私小説研究会 編 高橋和巳 私小説語録 私小説研究 6 85-99 資料
2005.03 櫻田俊子 岩井志麻子『私小説』 私小説研究 6 100 私小説 ブックレビュー2004
2005.03 杉田俊介 古井由吉『野川』 私小説研究 6 101 私小説 ブックレビュー2004
2005.03 齋藤秀昭 東峰夫『貧の達人』 私小説研究 6 102 私小説 ブックレビュー2004
2005.03 李英哲 金鶴泳『凍える口 金鶴泳作品集』 私小説研究 6 103 私小説 ブックレビュー2004
2005.03 若木俊一郎 車谷長吉『愚か者』 私小説研究 6 104 私小説 ブックレビュー2004
2005.03 志賀浪幸子 笙野頼子『金毘羅』 私小説研究 6 105 私小説 ブックレビュー2004
2005.03 奥山貴之 伊藤野枝『動揺』 私小説研究 6 44-45 《特集小論》大正期の「私」を読む
2005.12 樫原修 「私」という問題と小説の方法──「私小説」再考 台湾日本語文学報 20 43-65 台湾日本語文学会
2006.3 樫原修 私小説論における「日本的」なるものの問題 日本研究 19 1-15 日本研究研究会
2006.5.15 平浩一 黙殺される「私小説」──直木三十五『私 眞木二十八の話』の試み 日本近代文学 74 47-61

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