榊原 安英さんFBへの書き込み
宮垣: 榊原 安英 様、この逸話は、安藤さんの本には出てきていません。有名な逸話ですね。立派な解説ありがとうございます。
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宮垣この逸話は、ふと白隠禅師のものではない方ネットで調べて見ましたら、やはり白隠の所に出ていました。良寛は白隠を尊敬していたようなので、同じような事がおきたら同じような事をしていたと思いますが・・・白隠逸話の文献したわけではありませんが、
2023・7・9
早速に本を買いました。
愉しみです。
いつも良い本を紹介して戴き、有難うございます。
良寛の話で好きなのは、以下の逸話です。(この本には出ていなかったと思います。)
「万物一体の仁」
『檀家の嫁入り前の娘に子供が出来た。父に言えない。「信頼している良寛さんの子供であると言えば許してくれるかも」と思って言った。その結果「良寛は破戒僧だ」と言って、父が生まれた子供を押し付けた。良寛は「あっ、そうじゃ、そうじゃ、儂の子じゃ、良い子じゃ、良い子じゃ」といいながら貰い乳をしながら育てた。』
なぜ、引き取ったか?もしも、自分がこの子の親だと言ってやらなければ、この娘はどうなるだろう?深い思いを巡らせて、自分の子だと言ったのだろうか?
もし、「その子が、その娘が可哀想だから・・」なら、良寛はその程度の人だったということか?いや、違う。
(良寛×この子)⇒二元対立ではなく、良寛は「悟りの人」つまり、「赤ん坊は良寛だから」引き取った。自分の誤解を招いたとしても、自分にこの子を押し付けられたとしても、それは己の因果なのである。己の因果なる故に「我が子」だと。
その因果として、その子を抱いたのである。例え濡れ衣であったとしても、それを因果だとして受け、その因果を果たすことが出来なければ、悟りの世界などへ行く資格がない。仮染めの他人の出来事であったとしても、「悟れる者」は十方奉仕の世界に居て、「十方是我なり」果たすことが出来るもの。宮垣: 榊原 安英 様、この逸話は、安藤さんの本には出てきていません。有名な逸話ですね。立派な解説ありがとうございます。
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宮垣この逸話は、ふと白隠禅師のものではない方ネットで調べて見ましたら、やはり白隠の所に出ていました。良寛は白隠を尊敬していたようなので、同じような事がおきたら同じような事をしていたと思いますが・・・白隠逸話の文献したわけではありませんが、
2023・7・9