新版 管理人の独り言

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大ウソつきの首相をいつまで放っておくのか

 2013年9月のIOC総会で福島の汚染水が「アンダーコントロール」と平気で大ウソをついた。福島ではいまだに汚染水を制御できずに苦しんでいる。
 積極的平和を提唱した提唱者ヨハン・ガルトゥング博士の言葉を盗用し、戦争に積極的に加担するすることに「平和主義」という全く反対の言葉を当て自身の政策の本質をごまかした。
 安倍首相の言葉はすべてこのごまかしの言葉で満ちている。
 かつて「リーマン・ショック並みの経済危機」あるいは「東日本大震災級の大災害」が起らない限り、2017年4月の消費税増税実施に踏み切ることを明言していたが、先日のサミットでの安倍首相冒頭発言では唐突に「リーマンショック」を連発し、今が「リーマンショック前夜」であるかのような印象を与え、2017年4月の消費税増税を延期を決めた。サミットでの各国首脳からは「リーマンショック」の連発に失笑を買った。未だに失敗した「アベノミックス」とか一度も命中したことのない「三本の矢」を振りかざし「経済が緩やかに成長している」などと言って、消費税をあげられなかったことへの自らの責任をうやむやにしている。しかも次に消費税をあげる時期は安倍が自民党総裁の任期が終わったあとであり、結局は安倍首相自身では消費税は上げないということだ。安倍首相は今まで偉そうなことを言ってきているが、消費税増税から単に逃げたということだ。
 こんな首相にいつまで政治をやらせておくのか?
 かつて自民党が政権を奪われた時、自民党の石破氏は「自民党に驕りがあった」と言っていた。今はその時以上に驕っていないか?政権党にしがみつくことしか考えない公明党と共に。

2016.6.2

安倍首相の政策

 安倍首相のやっている政策は一部の輸出大企業と投機家しか喜ばないアベノミクスと戦争法を言いかえた安保法、言葉を変えていうならば富国強兵政策だ。これは明治時代の政策。それが結局昭和初期の軍部の暴走につながった。彼が目指しているのはまさに昭和初期から戦前の時代だ。「一億総動員」ならぬ「一億総活躍」なんて言う言葉まで使いだした。本当に彼は戦前、戦中の彼のじいさん(岸信介氏)が活躍した時代が懐かしくて、恋しくてたまらないんだろう。彼は私より若いのに発想は全く戦中・戦前派だ。
 富国強兵といえば近くの中国や北朝鮮でも同じことをやってる。安倍首相は中国や北朝鮮は大っ嫌いなのだろうが、実はやっていいることはそっくりなのだ。中国も北朝鮮も、そして日本もトップは2代目3代目の出来の悪いボンボン。せめて日本くらい何とかならないか。
 ところでアベノミクスの3本の矢は錆ついてしまったのか新しい3本の矢がまた出てくるらしい。

2015.9.30

戦争法案 強行採決

 戦争法案(安全保障関連法案)が自民党と公明党その他自民補完政党により強行採決された。世間では理解がまだ深まっていないとかいう人が多いが、私はむしろ理解が深まって反対する人が増えたため与党が慌てて強行採決せざるを得なくなったのだと思っている。憲法に違反している法律をいくら時間をかけて説明しても合憲にはなり得ない。安倍首相は、オリンピックの招致の時に福島の汚染水を”under control”と言ったように、違憲を合憲と言い、戦争をする事を「積極的的平和主義」と言い、派遣法を派遣労働者の「正社員化の道を開くもの」と言ったり、すべて「黒を白」といっているにすぎない。戦後最悪の内閣である。

2015.9.30

2013年7月の参議員選挙

 2013年7月の参議員選挙の投票時間が終った直後、NHKのアナウンサーが叫んだ。にこやかな顔で「ねじれが解消されました」と。それが喜ばしいことだったかのように。そして今。安倍政権は一向に景気が回復しない経済政策アベノミクスを掲げ、また次々と悪法を成立させ、憲法をも無視した戦争法案をも強行採決した。暴走が止まらない。NHKは自民党の放送局か?
 2009年の政権交代時に自民党の石破氏は自民党に驕りがあったとしきりに反省をしていた。今はその時以上に驕りがあるが一向に反省の言葉は出てこない。
 それにしても民主党の最後の首相であった野田氏は2012年12月の衆議院選挙では野田氏は自民党の政権復帰のためのお膳立てばかりしていた。あれは自民党の隠れ党員だったのではないかと思う。

2015.9.30