要素の絶対位置を指定する
文書内の要素は、通常は指定されている順序(通常フロー)で表示されます。たとえば、name要素の次にdescription要素を指定した場合、name要素はdescription要素よりも前に表示されます。親要素を基準とした正確な位置を指定すると、要素をこのような自然の流れからはずして、絶対的に配置することができます。絶対は位置を指定するには、positionプロパティにabsoluteを設定します。
1. position:absolute と入力します。 (セミコロンも忘れずに入力します)
2. top、right、bottom、leftと入力します。 それぞれ上、右、下、左に移動することを示します。
3. :v と入力します。 vの部分には、もともとの位置からの移動距離(絶対値または相対地)を単位つきで入力します。(10pxなど)
4. 必要であれば、; (セミコロン)を入力して 2.〜3.を繰り返し、別の方向への移動距離を指定します。
・絶対配置した要素は文書の流れから外れるので、ほかの要素と重なることもあります(ただし、これが常に悪いことであるとは限りません)
・絶対配置要素の移動距離を指定しないと、その要素は通常の位置に表示されますが、それ以降の要素の流れには影響しません。