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XML文書からスタイルシートを呼び出す

スタイルシートをXML文書に適用するには、特別な処理命令を使います。XML文書をXSLTで処理しない場合は、この処理命令を自分で入力しなければなりません。XSLTで処理する場合は、2つめの手順に従ってXSLTプロセッサにこの命令を追加させます。

■ 処理命令を自分で作成するには

1. XML文書の先頭(初期XML宣言がある場合はその後)に <? xml-stylesheet type="text/css" と入力します。

2. href="styles.css" と入力します。 stylesの部分にはCSSファイルの名前を入力します。

3. ?> と入力して処理命令を終えます。

■ XSLTを使って処理命令を作成するには

1. XSLTスタイルシートのルートテンプレート内に <xsl:processing-instruction name="xml-stylesheet> と入力します。これは、処理命令を作成するための要素です。

2. type="text/css" と入力します。これはCSSファイルを呼び出すことを示します。

3. href="styles.css" と入力しますstylesの部分には、CSSファイルの名前を入力します。

4. </xsl:processing-instruction> と入力します。 

■ 補足

1. スタイルシートは、必要なだけ呼び出すことがd系増す。後から呼び出したほうが前から呼び出したスタイルシートよりも優先されます。

2. XML文書のスタイルシートを呼び出さない場合は、Intrernet Exploler 5x〜では要素が階層形式で表示され、Netscape navigator6では、文書全体が既定のサイズとフォントで1つのテキストブロックとして表示されます。

3. スタイルを宣言していない要素がある場合、それらの要素は既定のサイズとフォントで表示されます。従って、何らかの理由で空のスタイルシートを使った場合、Internet Exploler 5 とnetscape navigator6はどちらも文書を既定のサイズとフォントで1つのテキストブロックとして表示します。

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