空の要素を定義する

属性だけを含み、開始タグと終了タグの間に内容を含まないようそのことを空の要素と呼びます。

■　空の要素を定義するには

1.　<xsd:complexType と入力します。

2.　name="label"> と入力します。

label の部分には、複雑型の名前を入力します（これは、要素の名前ではありません。この複雑型定義は複数の要素の宣言で使用できます）。

3.　<xsd:complecContent> と入力します。

4.　<xsd:restriction base="xsd:anyType"> と入力します。

これは、この複雑型の基盤となる方がないことを示します（内容を持たないので、これで問題ありません）。

5.　この方の要素に追加する属性がある場合は、それらを宣言します。

6.　</xsd:complexContent> と入力します。

7.　</xsd:complexType> として宣言を終えます。

XSDコード

<xsd:complexType name="sourceType"> 　　　<xsd:complexContent> 　　　<xsd:restriction base="xsd:anyType" > 　　　<xsd:attribute name="sectionid" type="xsd:string" use="required" / > 　　　<xsd:attribute name="topicsid" type="xsd:string" use="required" / > 　　　</xsd:restriction> 　　　</xsd:complexContent> </xsd:complexType>

属性だけを宣言し、内容を含まない要素を使用したい場合には、complexContent要素を使いいます。

XSDコード

<xsd:element name="source" type="sourceType" / >

要素を使用する場所で宣言します。

XMLコード

<source sectionid="120" topicid="21"></source>

source要素を宣言したら、XML文書でこの要素を使用できます。

■　補足

・複雑型の定義方法については「要素のみを含む要素を定義する」と「匿名複雑型の要素を宣言する」も参照してください。

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