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タグをテキストとして表示する

XML文書で要素や属性についての説明を書きたい場合には、パーサーではそれらを解釈せずに、通常のテキストとして表示する必要があります。このためには、これらの情報をCDATAセクションに含めます。

■ タグをテキストとして表示するには

1.   <![CDATA[ と入力します。

2. 解釈せずにそのまま表示する要素、属性、内容を作成します。

3. ]]> と入力します。

■ 補足

・XMLそのものについて説明するためのXML文書を作る以外に、CDATAセクションの用途の1つとしては、カスケーディングスタイルシートを囲むというものがあります。

・CDATAセクションをネストさせることはできません。

・CDATAセクション内では、タグには特殊な意味合いがなくなるので、開始不等号やアンパサンド記号もそのまま < や & と入力することができます。< や & と入力する必要はありません。このように入力しても < や & とは解釈されません。

・CDATAセクションは、ルート要素の開始タグの後、ルート要素の終了タグの前であれば、どこにでも挿入できます。

・万一、CDATAセクションの終わりよりも前に ]]> と入力する必要がある場合は、> の代わりに > と入力します。

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