要素の内容を定義する(テキストのみ)
XML文書には、テキストだけを含む要素もあります。テキストのみの要素を定義するには(#PCDATA)を使います。
1. <!ELEMENT tag と入力します。
tagの部分には、定義する要素の名前を入力します。
2. (#PCDATA) と入力します。(小カッコも忘れずに指定してください)
これは、テキストだけを含む要素を定義することを示します。
3. > と入力して要素型宣言を終えます。
・PCDATAとは、parsed cgaracter data(解析対象の文字データ)のことで、数値や英字、記号エンティティなど、マークアップテキストを除く全てのものをさします。
・PCDATAを含むように指定した要素には、ほかの要素を含めることはできません。
・選択肢の1つとしてPCDATAを指定することもできます。シーケンスでPCDATを使うことはできません。
・DTDの大きな制限の1つに、数値、日付、テキストと言ったデータの種類を指定で機内という点があります。つまり、年を記述するためのYEARという要素がある場合、XML文書では <YEAR>2004</YEAR>と指定しても <YEAR>book</YEAR> と指定しても、DTDに対して有効とみなされます。XML Schemaでは、このような「データ型」の指定が可能です。