DTDの内部サブセットを宣言する
DTDの作成方法として最も簡単なのは、文書内に文書型宣言を組み込んだ「DTDのサブセット」を使って、XML文書の中にDTDを作成する方法です。
1. XML文書の先頭のXML宣言の後ろに <!DOCTYPE root [ と入力します。
rootの部分には、このDTDを適用するXML文書内のルート要素の名前を入力します。
2. 文書型定義の内容を作成するための空行をおくつかあけます。
3. ]]> と入力します。
・DTDを記述する各行のことを文書型宣言と呼びます。一連の規則自体はDTD(文書型定義)です。両者を区別するためには、文書型宣言とは、<!DOCTYPE で始まり > で終わるものと考えるとよいでしょう。DTDは、大カッコ([ ]) 内に記述する一連の規則のことです。(DTDを別の外部ファイルに書くこともできますが、その方法については、次ページで説明します)
・有効な文書は、対応するDTD(内部サブセットまたは外部サブセット)の規則に従っていなければなりません。