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DTDの内部サブセットを宣言する

DTDの作成方法として最も簡単なのは、文書内に文書型宣言を組み込んだ「DTDのサブセット」を使って、XML文書の中にDTDを作成する方法です。

■ DTDの内部サブセットを宣言するには

1.  XML文書の先頭のXML宣言の後ろに <!DOCTYPE root [ と入力します。

rootの部分には、このDTDを適用するXML文書内のルート要素の名前を入力します。

2. 文書型定義の内容を作成するための空行をおくつかあけます。

3. ]]> と入力します。

■ 補足

・DTDを記述する各行のことを文書型宣言と呼びます。一連の規則自体はDTD(文書型定義)です。両者を区別するためには、文書型宣言とは、<!DOCTYPE で始まり > で終わるものと考えるとよいでしょう。DTDは、大カッコ([ ]) 内に記述する一連の規則のことです。(DTDを別の外部ファイルに書くこともできますが、その方法については、次ページで説明します)

・有効な文書は、対応するDTD(内部サブセットまたは外部サブセット)の規則に従っていなければなりません。

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