要素の宣言
要素は「<! ELEMENT 要素名 内容モデル>」で定義します。これを要素宣言と言います。
「内容」の部分には、子要素の名前や出現頻度、#PCDATA(文字データ)などを指定します。要素には、XMLdせ定義されている「名前文字(name character)が使用できます。すなわち、アルファベット、数字、ひらがな、カタカナ、漢字およびアンダースコア(_)とピリオド(.)、ハイフン(-)が使用できます。なお、数字とピリオド及びハイフンを要素名の先頭に使用することはできません。
※ XML1.0では、コロン(:)も使用できますが、通常は使用しません。ただし、名前空間用のタグを擬似的に定義したい場合にコロン入りの名前を定義することがあります。
親子関係を示す場合には「()」の中に子要素を記述します。
要素の内容モデルには、次の4つがあります。
・要素内容
・混在内容
・空要素
・任意要素
・子要素はコンマで列挙した子要素の左から順番に現れます。
・子要素は、列挙された子要素のいずれか1つが現れます。
1. 要素が必ず1回は出現する
2. 要素が0回または1回出現する
3. 要素が0回以上出現する
4. 要素が1回以上出現する
5. 要素はどのような順番で現れても良い