文字参照
キーボードから入力できないような文字でも、文字コードを使えば「©」のように書くことができます。これを文字参照と言います。
XMLでは、文字を「文字参照(character reference)」と呼ばれる方法で書くことができます。キーボードから入力できない文字を使いたい場合などに便利です。
文字参照は、文字に割り当てられている数値(文字コード)を使って「 進コード」または「進コード」で表記します。16進数を使う場合の「x」は必ず小文字にします。16進数のA〜Fは大文字でも小文字でも構いません。
文字参照で使用するのは、Unicodeの文字コードです。
WindowsXPやWindows2000の場合、メニューの[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[文字コード表](charmap.exe)で確認できます。ISO/IEC 10646はISO(国際標準化機構)が作成している文字コードで、Unicodeがベースとなっています。 ISO/IEC 10646で現在整備されているのは、基本多言語面(Basic Multilingual Plane:BMP)と呼ばれるコードセットで、この部分はUnicodeと同一宇なので、文字参照で指定するのはUnicodeのコード番号と同じものです。
Unicodeコード表:http://www.unicode.org/charts/
実体参照用の定義には、文字参照を使うこともできます。文字参照を簡単に書くには、実体参照用の定義をしておきます。