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XML Schema

XML Schema は、XML用に作られた文書型定義言語で、XSD(XML Schima Definition)と呼ばれることもあります。データ型など、DTDにはできない細かい定義が可能です。
XML Schimaの詳細については、「RIKO's DTD Trial」 を参照してください。

■ XML Schema

XML Schimaは、DTD同様文書型を定義するのに使います。既存のDTDはSGML用に作成されているため、「汎用」とはいえ論文や小説などの「文章」が前提となっています。従って「point要素は0〜100の数値」といったデータ型の定義ができません。XMLは文章だけではなくさまざまな用途で使われるため、整数や実数と言ったデータ型の定義や文字の長さの制限など、細かい定義が必要となることがあります。これは既存のDTDではできないため、新たに設計されたのがXML Schimaです。
XML Schimaでは、このほか、空間名前(namespace)にも対応しています。

XML Schima(XSD)による定義例

<?xml version="1.0" ?>
   <xs:schema xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
      <xs:element name="diary">
         <xs:complexType>
            <xs:sequence>
               <xs:element ref="date" / >
               <xs:element ref="event" maxOccurs="unbounded" />
            </ xs:sequence>
         </ xs:complexType>
      </ xs:element>

      <xs:element name="date" type="xs:date" />

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上例からわかるように、XML Schemaそれ自身もまたXMLです。従って、XML用のツールを使ってXMLSchemaファイルを処理することも可能です。
このように、XML用に作成された言語の多くがXMLでできています。

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