DTD
DTD(Document Type Definition)は、XML誕生以前から利用されていた文書型定義言語です。文書型定義そのものを指すこともあります。
DTDの詳細については、「RIKO's DTD Trial」を参照してください。
DTDは、XMLデータにどんなタグが使えるか、つまりどのような要素があるのか、要素の親子関係はどのようになっているのか、要素にはどんな属性があるのかを定義します。このほか、xmlデータ中で参照する「実体(エンティティ)」も定義できます。
DTDは元々SGML(汎用文書用のマークアップ言語)で使われていた文書型定義言語です。ただし、SGMLでは「タグが省略できるか」などの省略表記用の設定が可能ですが、XMLではそもそも省略表記が許されていないので省略表記用の指定がない、など、書き方が若干異なります。
DTDによる定義例