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書き込みエラーを表示する処理を設定する

例の掲示板では、ユーザーが掲示板に書き込みを行う際に、名前やコメントの欄に入力がない場合は、エラー画面を表示するようになっています。ここでは、実際にエラー画面をブラウザ上に表示するための設定をする方法について考えてみましょう。

■ エラー画面を表示するための定義

エディタで「libraly.pl」を開き、エラー画面を表示する処理をサブルーチンとして「libraly.pl」の中に記述します。

sub error {
print "Content-type: text/html\n\n";

print <<"END";

<HTML><HEAD>
<META HTTP-EQUIV="Content-type" CONTENT="text/html; charset=EUC-JP">
<TITLE>$title</TITLE></HEAD>
<BODY BGCOLOR="$body_color" TEXT="$text_color">
<CENTER>
<B>$_[0]</B>
</CENTER>
</BODY></HTML>

END
exit;
}

■ メッセージ出力「print」命令

「print」命令は、指定した情報を出力するための命令です。このため「print」命令を使うと、直接HTMLタグを出力して、ブラウザへ特定の情報を表示することができます。ただし、HTMLタグを出力する前には、必ず「print "Content-type:text/htm¥n¥n"; 」と記述しておくことが必要です。これは、これから出力する内容がHTML文書であることを示す記述です。
Perlを使ったプログラムでは、「Content-type:text/htm」の後に空白行を1行置く決まりになっています。このため「Content-type:text/htm」の最後に改行を意味する「¥n」を続けて記述することで、空白を1行作るようにしています。

「print」命令を使ってHTMLを出力する場合、「<<(任意の文字列);」に続けてHTMLタグを記述すると、HTMLタグを連続して出力することができます。ただし、HTMLタグを記述した後は「<<」の後丹生指定した文字列をもう一度記述して、HTMLタグの出力範囲を指定しておく必要があります。これによって、指定された範囲のHTMLタグが出力されるようになります。
例のスクリプトでは、「<<"END";」から「END」までの間に記述されたHTMLタグが出力されるようになっています。

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