IMEを自動で英数入力モードに切り替える

フォームの中には、電子メールアドレスや郵便番号など、英数字の入力しか必要のない場合、自動的に入力モードをきりあけることができます。ここでは、入力時に自動でIMEの使用を禁止し、半角入力モードに切り替わるように設定する方法について考えてみましょう。

■　IME入力モードの設定

フォームに置かれたテキスト入力領域のそれぞれに、IMEの入力モードを設定しなおします。

<TR>
<TD BGCOLOR="#ffffcc">お名前</TD>
<TD><INPUT CLASS="textbox" TYPE="text" SIZE="30" NAME="customer" STYLE="ime-mode:active">
</TD>
</TR>
<TR>
<TD BGCOLOR="#ffdddd">会員番号</TD>
<TD><INPUT CLASS="textbox" TYPE="text" SIZE="20" NAME="customer" STYLE="ime-mode:disabled;text-transform:uppercase">
</TD>
</TR>
<TR>
<TD BGCOLOR="#cceeff">メール</TD>
<TD><INPUT CLASS="textbox" TYPE="text" SIZE="30" NAME="email" STYLE="ime-mode:disabled">
</TD>
</TR>
<TR>
<TD BGCOLOR="#ffcccc">住所</TD>
<TD>
<INPUT CLASS="textbox" TYPE="text" SIZE="5" NAME="postal_code1" STYLE="ime-mode:disabled">-
<INPUT CLASS="textbox" TYPE="text" SIZE="5" NAME="postal_code2" STYLE="ime-mode:disabled"><br>
<INPUT CLASS="textbox" TYPE="text" SIZE="50" NAME="addres" STYLE="ime-mode:active">
</TD>
</TR>
<TR>
<TD BGCOLOR="#ffccff">ご意見・ご感想</TD>
<TD><TEXTAREA name="body" ROWS="4" COLS="40" STYLE="ime-mode:active"></TEXTAREA></TD>
</TR>

■　「ime-mode」

メールアドレスや郵便版番号など、特定のテキスト入力領域で英数字だけを入力させるには、IMEの使用を禁止するようにします（IMEは「Input Method Editor」の略で、日本語を入力するために使用される機能）。IMEの使用を禁止させるには、<INPUT>タグの「STYLE」プロパティで「ime-mode:disable」と設定します。
IMEの使用を許可して、仮名漢字を入力させるには、「STYLE」プロパティで「ime-mode:active」と設定します。

ime-modeの設定値	IMEの動作
auto	IMEの設定モードは変化しない
active	ユーザーが切り替えない限り、入力にはIMEが使用される
inactive	ユーザーが切り替えない限り、入力にはIMEが使用されない
desabled	IMEは使用されない。ユーザーがIMEを使用するように切り替えることもできない。

■　「text-transform」

例では、会員番号のテキスト入力領域でIMEの使用を禁止するとともに「text-transform:uppercase」と設定して、入力された英字すべて大文字になるように設定しています。
入力された英字をすべて小文字にしたい場合は、「text-transform:lowercase」と設定します。

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