訪問者に送信してもらったフォームメールは、OutlookやOutlook Expressなどのメールソルトで受信することができます。ここでは受信時のための設定方法について考えてみましょう。
フォームメールは、通常のメールと同じ方法で受信することができます。フォームメールに件名(subject)を設定していない場合、「Microsoft Internet Explorer から投稿されたフォーム」のような件名で一覧に表示されます。
フォームメールの本文には「NAME」プロパティで指定したテキスト入力領域やメニューの項目名とその内容が「=」で結んで記述されています。フォームメールの内容が文字化けして読めない場合は、<FORM>タグの中で「ENCTYPE」に"text/plain"を指定するようにします。この方法を使うとフォームに入力された内容は「Shift-JIS」形式の文字コードで送信されるため、メールソフトで読むことができるようになります。
「ENCTYPE」に"text/plain"を指定している場合でも、受信したメールが文字化けしている場合があります。これは、次の原因が考えられます。
・訪問者のブラウザとメールソフトで設定している文字コードが異なる場合
・フォームメールが経由したメールサーバーが文字の出コードに対応していない場合
このような場合は、CGIを使用したフォームメールの送信サービスを利用すると、文字化けを回避することができます。また、専用のデータ変換ツール「Mail Decoder」や「FormMail Decorder」などを使うことで、文字化けしたメールを修正することができます。