データのほかに画像ファイル名をデータベースに記述しておくことで、ページに画像を表示することができます。ここでは、商品を個別に紹介するページに画像を表示する方法について考えてみましょう。
情報リストが保存されたデータベースに、一緒に表示する画像ファイルの名前を入力します。
ページに画像を表示するためにHTMLの<IMG>タグを使って定義を行います。
画 像 : <IMG BORDER="2" DATASRC=#ItemList DATAFLD="image" ALIGN="absmiddle"><P>
「Table Data Control」では、画像ファイル名を「DATAFLD」プロパティとして指定することができます。例では、子供の写真タイトル一覧のデータベースに画像ファイル名用の「image」という項目名を追加して、それを<IMG>タグ内の「DATAFLD」プロパティを使用して画像のファイル名を取り出しています。
例では、画像は保存されている画像のサイズで表示されています。このため、保存されている画像のサイズが統一されていない場合は、ページごとに異なるサイズで表示されます。どのページでも表示する画像のサイズを同じにしたい場合は、画像を作成する際に同じサイズに変換しておく必要があります。
<IMG>タグで「HEIGHT」プロパティと「WIDTH」プロパティを指定しても、表示する画像のサイズを揃えることができます。しかし、この場合は、画像によって縦横の比率が変わってしまったり、画像の解像度比率が異なるために画質がざらついたものになることがあります。また、画像自体のファイルサイズは変わらないため、画像によっては読み込みに時間がかかることがあります。