<MARQUEE>タグを利用すると、ホームページの画面を横切る文字列を作成できます。ここでは、<MARQUEE>タグを駆使し、黒い電光掲示板にホームページの情報を電飾文字のように表示させる方法を考えましょう。
文字をスクロールさせる<MARQUEE>タグを設定し、電光掲示板の電飾文字のような効果を表現します。<P ALIGN="center"><B>
<MARQUEE BGCOLOR="#000000" SCROLLAMOUNT="3" WIDTH="50%">
<FONT SIZE="5" FONT COLOR="#ff8000"> ようこそ Shirley's Pettit Case へ。
ゆっくり楽しんでいってください。</FONT>
</MARQUEE>
</B></P>電光掲示板風の文字は、<MARQUEE>タグの属性である「BGCOLOR」(背景色)と表示する文字列の「FONT COLOR」(文字色)を指定することがポイントです。売れの例では「BGCOLOR」を黒に指定し、「FONT COLOR」にオレンジ色を指定することで、黒い掲示板上を流れる電飾文字を表現しています。<MARQUEE>タグでは、次のような属性を指定することができます。
属性 記述例 動作内容DIRECTION DIRECTION="方向" スクロールの方向を指定します。「left」を指定すると右から左に、「right」を指定すると左から右にスクロール。 BEHAVIOR BEHAVIOR=”値” スクロールの動作を指定します。値に「scroll」を指定するとdirectionで指定した方向へのスクロールを繰り返します。「alternate」を指定すると端まで進むと逆方向にスクロールします。「slide」を指定するとdirectionで指定した方向へ一度スクロールして動作を停止します。 SCROLLAMOUT SCROLLAMOUT=”ピクセル値” スクロールする際の移動単位。初期値は「6ピクセル」 SCROLLDELAY SCROLLDELAY=”1/1000秒” スクロールする際の移動速度。初期値は「85」(85/1000秒) BGCOLOR BGCOLOR=”色” スクロールする範囲の背景色。 WIDTH WIDTH=”スクロールする範囲の幅” スクロールする範囲の幅をピクセルまたは%で指定 HEIGHT HEIGHT=”スクロールする範囲の高さ” スクロールする範囲の高さをピクセルまたは%で指定
例では、文章を読みやすく表示する目的で、「SCROLLAMOUT」属性に初期値より小さい「3ピクセル」を指定し、文字の移動単位を細かく設定しています。DIRECTION属性やBEHAVIOR属性を特に指定しない場合には、画面の右側から左側にスクロールする動作を繰り返します。
DIRECTION属性には、「up」「down」を指定して縦にスクロールさせることもできます。1文字ずつ縦にスクロールさせる場合は、「width」に表示する文字幅をピクセル単位で指定します。