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Flash UI Componentの概要

■ Flash UI Componentの概要

Flash UI Componentは、FlashMXに用意されているコンポーネント群です。ボタン、チェックボックス、リストボックスなどの入力インターフェースが含まれており、これらのコンポーネントを使えば、簡単なフォームをすぐに作成できます。しかし、Flash UI Componentをそのままの形で使うと、どのムービーも似たようなインターフェースになってしまいます。コンポーネントのライブラリを直接編集すれば、Flash UI Componentのデザインを変更できますが、kろえはライブラリとコンポーネントの構造をよく理解していないと難しい作業です。Flash UI Componentのデザインを変更するには、もうひとつの方法があります。それはAction Scriptを使う方法です。以降では、Action Scriptを使ってコンポーネントのデザインを変更する方法を見ていきます。

Flash UI Componentに登録されているコンポーネントは、FUIComponentClassクラスで作られています。FUIComponentClassには、配色を変更するための機能があるので、この機能を利用して、FUIComponentClassクラスから派生したコンポーネントの配色を変更することができます。この方法ならば、各コンポーネントの構造を理解しなくても、Action Scriptの変更方法おだけを覚えれば、FUIComponentClassクラスから派生したどのコンポーネントに対しても応用できます。

■ FStyleFormatクラスの使い方

Action Scriptを使ってコンポーネントの配色を変更するには、Flashに予め用意されているFStyleFormatクラスを使用します。ムービーの作成手順に進む前に、まずこのクラスの基本的な使い方について考えて見ましょう。

FStyleFormatクラスには、コンポーネントの表面や背景色などを現すプロパティがあり、これらのプロパティに色を設定するとFStyleFormatクラスに基づいて作成されるコンポーネントの色を変更できます。また、すべてのUIコンポーネントの配色を管理するglobalStyleFormatというクラスもあります。globalStyleFormatクラスのプロパティはを変更すれば、ムービー上に配置されているすべてのコンポーネントの配色をまとめて変更できます。一部のコンポーネントだけを変更したい場合は、FStyleFromatクラスのオブジェクトを作成します。

FStyleFormatクラスを使用してコンポーネントの配色を変更するには、次のようなActionScriptを記述します。

var sf = new FStyleFormat();
sf.face = <色>;
sf.addListenter ( <コンポーネントのインスタンス> );
sf.background = <色>;
sf.applyChanges("background";)

AddList関数はコンポーネントとFStyleFormatのオブジェクトを関連付ける関数です。これにより、オブジェクトのプロパティがコンポーネントの配色に反映されるようになります。faceとbackgroundは、どちらもFStyleFormatクラスのプロパティであり、それぞれコンポーネントの表面の色と背景色を表します、。コンポーネントを関連付けた後にFStyleFormatクラスのぷ戸パティを変更した場合は、applyChanges関数を呼び出して、変更したプロパティをコンポーネントに通知します。

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