詳細データを表示するWebページを作成する
一覧から目的の項目をクリックすることで詳細データが表示されるようにすると、必要なデータを簡単に参照できるようになります。ここでは、メールアドレス登録をしている人に関する詳細データ(「名前」「パスワード」「Mail Address」「TEL」「住所」)を表示するためのWebページを作成する方法を説明します。「データベースを利用する為の空白のWebページを作成する」の要領でページを作成し、「名前」「パスワード」「Mail Address」「TEL」「住所」を表示するためのテーブルを作成して、「既存のデザイン設定をテーブルに摘要して体裁を整える」の要領でデザインを適用しておきます。
氏名 パスワード Mail Address TEL 住所「データベースのデータを格納する為の領域を作成する」の要領でレコードセットダイアログボックスを表示し、レコードセットを作成します。
1. 「レコードセット」ダイアログでレコードセット名「AddressData」という名前を入力し、接続「connWebAccount」を選択し、「テーブル」プルダウンメニューから「TAccount」を選んで、列ラジオボタンは「すべて」をクリックします。
※ レコードセット名は任意で構いません。2. 「フィルタ」は「Mail」「=」を選択し、「URLパラメータ」を選択して、「OK」ボタンをクリックします。
※ 「フィルタ」にはレコード固有の値を含むレコードを選択します。ここで設定した条件にしたがってレコードが抽出されます。
※ URLパラメータとは、URLに付加される名前と値の組み合わせです。この例ではデータベースの検索条件がURLパラメータになります。表示するデータのレコードをテーブルに追加します。
1. メニューバーの[ウィンドウ]−[バインディング]を選択して、バインディングパネルを表示します。
2. 「データベースのデータを表示するテーブルを作成する」の要領で、「氏名」「パスワード」「Mail Address」「TEL」「住所」の領域を挿入します。
氏名 {AccountSet.Name} パスワード {AccountSet.Password} Mail Address {AccountSet.Mail} TEL {AccountSet.Tel} 住所 {AccountSet.Addr}作成したWebページに名前をつけて保存します。
1. メニューバーの[ファイル]−[新規保存]を選択します。
2. 「名前をつけて保存」ダイアログでファイル名をつけて、保存します。ここでは「recoprdset.asp」という名前で保存しています。
※ データベースと連携したWebページを作成する場合、「マスターページ」(簡単なリストが表示され、詳細ページのリンク元となるページ)と、「詳細ページ」の2つを作るのがポイントです。これによって、ホームページの訪問者は、マスターページのリストから目的の項目を選んで、必要な情報だけを参照できるようになります。