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JIA技術フォーラム
97年10月に標記のセミナーを開催しました。レジュメの一部を紹介します。
10月23日エコマテリアルと新素材
◇エコ・マテリアル材料性能
1.フロンティア性(先端性・先行性)
・環境負担の軽減(技術・材料)
2.環境調和性
・材料の製造・流通・使用・廃棄にわたって環境調和製に優れている
3.アメニティ性
・快適性や空間調和性◇マテリアルフローの考え方
1.なるべく自然界で循環する材料を用い、自然の循環をその廃棄・生産に利用する
2.自然界で循環しない材料はミニマムに抑える。◇エコマーク商品類型
商品ライフステージ環境負荷項目選定表
商品のライフステージ →
環境負荷項目
↓A.
資源採取
B.
製造
C.
流通D.
使用・消費E.
廃棄F.
リサイクル
1.資源の消費 1 2 3 4 5 6 2.地球温暖化影響物質の排出 7 8 9 10 11 12 3.オゾン層破壊物質の排出 13 14 15 16 17 18 4.生態系の破壊 19 20 21 22 23 24 5.大気汚染物質の排出 25 26 27 28 29 30 6.水質汚濁物質の排出 31 32 33 34 35 36 7.廃棄物の排出・廃棄 37 38 39 40 41 42 8.有害物質等の使用・排出 43 44 45 46 47 48 9.その他の環境負荷項目 49 50 51 52 53 54
参考資料
環境産業(エコビジネスの)各分野の市場規模
(単位億円)
現状 2000年 2010年 市場規模合計 152.900 232.800 350.200 (年率6%) (年率4%) 1 環境支援関連分野 13.400 20.000 34.800 公害防止・環境保全装置 7.300 10.800 18.800 廃棄物処理・リサイクル装置 4.400 6.200 10.500 環境分析装置 0.400 0.800 1.400 環境コンサルティング 1.300 2.200 4.100 2 廃棄物処理・リサイクル関連分野 109.300 161.700 228.000 廃棄物等処理事業 38.300 52.600 72.600 リサイクル事業 51.200 72.800 105.700 中古品流通・リペア事業 19.800 36.300 49.700 3 環境修復・環境創造関連分野 8.700 14.500 24.300 環境修復事業 0.300 0.900 1.800 環境創造事業 8.400 13.600 22.500 4 環境調和型エネルギー関連分野 19.400 31.300 40.200 エネルギー供給効率化関連事業 18.000 22.300 28.400 新エネルギー関連事業 1.400 9.000 11.800 5 環境調和型製品関連分野 2.300 5.500 23.200 6 環境調和型生産プロセス関
連分野- - - 資料:通商産業省「産業環境ビジョン」94年6月
エコビジネスは環境産業を指す用語として1994年度版環境白書で登場し、
上記の通産省分類の他、次の環境庁の分類がある。
?環境負荷を低減させる装置(公害防止装置・未利用エネルギーの活用等)
?環境への負荷の少ない製品(リサイクル・省資源・エコマーク商品等)
?環境保全に資するサービス (廃棄物回収システム・環境アセスメント等)
?社会基盤の整備(廃棄物処理施設・省エネ施設・下水道の整備等)
<参考:イミダス1996、集英社>
また、環境共生に関する設計手法・設計指針の分類はサスティナブル・デザインガイドブック?及び?(JIA発刊)を参照下さい。