(社)日本建築家協会近畿支部監修
建築工事共通仕様書及び建築設備工事共通仕様書の主な改定事項

品質管理の基本は最新版管理です。常に新しい版をお取り寄せ下さい。
また、見積要綱も最新版を取り入れたものに改定してください。
・・・
古い(年度)版や、旧団体名(新日本建築家協会/「新」は取って下さい)
作成されている見積要綱もあるようです)

JIA監修
建築工事共通仕様書
建築設備工事共通仕様書
各4,000円(2002年度版・2002/4月発刊)
本仕様書は、1965年に初版を発行。
その後も諸法令・基準・規則・規格等の改正を取り入れるため、
毎年4月に改定・増補をしています。

最新版の情報は発刊図書のコーナーまでお願いします


2002年度版 建築工事共通仕様書主な改定概要

共通事項

SI単位に統一し、非SI単位との併記は廃止
法令・基準・規格の見直し

4章 地業工事 旧建築基準法第38条の認定を削除
1.2 杭の施工精度の統一
4.2 基礎施工士の廃止
4.3 高炉セメントB種によるコンクリートの使用
6.2 材料選定条件追加

5章 鉄筋工事
3.1 フックを設ける箇所の追加

6章 コンクリート工事
2.3 スラグ骨材にフエロニッケルスラグ鋼スラグを追加
2.5 高炉スラグ微粉末を追加

7章 鉄骨工事
1.3 要領書・計画書記載内容の見直し
2.9 試験片及び試験回数の改訂
3.4 曲げ加工制限の追加
11.3 確認ピンの所要量を追記
12.2 摩擦面をりん酸処理とした場合を追記

8章 ブロック・ALCパネル及び押出成形セメント板工事
3  ALCパネルの工法で挿入筋工法・カバープレト工法の文面の削除
3.6 ALCパネルの工法でロッキング工法の追加

9章 防水工事
3  改質アスファルトシート防水(トーチ工法)の種別を追記
3.3 工法の見直し
4  合成高分子系ルーフイングシート防水の種別を追記
4.3 工法の見直し
5  ウレタン系塗膜防水の種別及び・ゴムアスファルト系塗膜防水の種別を追記
5.3 工法の見直し

10章 石工事
2.3 取付金物の一部見直し
4.1.2下地ごしらえの一部見直し
4.4 下地ごしらえの一部見直し

11章 タイル工事
2.1 表2.1タイル裏面の裏足の高さを削除
4  モルタルの調合一部見直し
5  MCR工法、目荒らし工法の追加
7.2.2密着張り工法の一部見直し
7.2.7有機質接着張り工法の一一部見直し

13章 屋根及びとい工事
5.2 寒冷地に用いる場合の追記
5.3 工法の見直し

14章 金属工事
8.2 外部下地で風圧を考慮する旨の追記
9.2 開口部の補強に関する事項の追記 

15章 左官工事
2.2 下地ラス工法の整理
5  ALC用特殊プラスター塗りの項目削除

16章 建具工事
旧7 ガラス工事削除
7.2 重量シャッター機能・形式の一部見直し

17章 ガラス及びプラスチック工事
2.3 その他のガラスの取付け材料 力骨の仕様見直し
2.4 一般工法 2.4.2表の整理

18章 吹付工事
1.8  表1.8.1の仕上げ塗材の種類名称を呼び名名称に変更
1.10 工法の仕上げ塗材の種類名称を呼び名名称に変更

19章 塗装工事
1.4 塗装仕上げの略号の見直し
2  NO.4 VE仕様をAE仕様に変更

20章 内装工事
2.1 フローリング類の床張り接着剤の指定を削除
3.1 表3.1.1、表3.1.2、接着剤等の見直し
4  畳の種類をJISに対応
5.4 エポキシ樹脂塗り床の工程見直し
6.1 カーペット敷き材料の一部見直し
7.1 パーティクルボード及びMDFのホルムアルデヒド放出量を規定

22章 ユニット工事
2  戸棚、浴槽の項目削除


建築設備工事共通仕様書主な改定概要

工事名

(工事名)

改定内容

総則

・文章表現の見直し。

電気設備工事

共通

・表番号、図番号のつけ方の見直し。

・塗装方法、塗装色の見直し。

 

1.共通工事

・フロアタクト工事、セルラダクト工事を抹消。

3.発電設備工事

・太陽光発電装置を静止形電源設備より移動。

15.テレビ共聴設備工事

・アンテナ取付要領図を見直し。

22.航空障害灯設備工事

・設置基準改訂に伴う見直し。

23.緊急離着陸場等照明設備工事

・新規追加

衛生設備工事

 

共通項目

・「配管材料の規格」の大幅改定

・「免震処理」の追記。

・「保温仕様」の一部改訂。

4.排水通気設備工事

 

・「樹脂製排水ます」仕様の追記。

・「厨房排水除外施設」の内容改訂。

5.衛生器具設備工事

・「自動水栓・温水洗浄便座等」仕様の追記。

6.消化設備工事

・関係法令の全面見直し。

10.排水処理設備工事

・建築基準法改正による全面見直し。

15.生ごみ処理設備工事

・全面追記。

空気調和設備工事

 

全般

・各章全般に文章表現の見直し。

1.機器設備工事

・コージェネレーション装置、氷蓄熱設備の追加、ボイラー付属品の項をボイラーに編入。

2.空気調和機器設備工事

・空調機仕様の見直し。

3.配管設備工事

・配管材料の規格の改訂。

4.ダクト設備工事

・逆流防止ダンバー追加。

5.換気設備工事

・フードの板厚改訂

7.保温工事

・保温仕様の一部改訂。

9.自動制御設備工事

・空気式制御の削除、ロンワークス追加。

輸送設備工事

・各章全般に文章表現の見直し。

マシンルームレスエレベーター工事

・記載内容の全面改訂。

物品搬送設備工事

・文章表現の見直し。