(社)日本建築家協会近畿支部 法令 業務情報 TOPへ戻る 法令業務情報へ戻る
NEW 2009.2 建築家賠償責任保険「ケンバイ」専用hpが開設されました。
加入手続きの他、事故例なども掲載しています。
事故例の分類
1971年から1997年2月までに審議会が100回開催され、278件の事故を審議した。
1年間に150事務所に1件の割合で事故が発生していることになる。
◇事故内容について
構造と水に起因するものが多い。事故内容は下記の表の通りである。
事故分類項目 案件数
割合
構造関係 41
14.7%
結 露 37
13.3%
地盤・不等沈下 33
11.9%
漏水・浸水 34
12.2%
空調関係 18
6.5%
床 14
5.0%
配管関係 12
4.3%
屋根 10
3.6%
ガラス 9
3.2%
降雪 10
3.6%
金属腐食 9
3.2%
壁 11
4.0%
タイル 6
2.2%
凍害 6
2.2%
ドア 3
1.1%
電気 3
1.1%
その他 22
7.9%
合 計 278
100.0%
なお、地域別では北海道、東北、北陸の降雪地区の事故割合が高く、
次いで台風来襲の多い九州地区が高い。地域別・事故内容の関連を比べると
- 構造関係・結露・地盤、不等沈下はどの地域でも発生し、
- 北海道では結露、降雪、凍害、屋根の事故で半数を占めている
- 九州は構造、漏水、空調の比率が高い(台風の影響)