収穫の季節
ガーデン工房 結 -YUI- ホームページ アンディ&ウィリアムスガーデンにて 詩集
ガーデニング・プログ 小説
メール 随筆
Copyright (c) 2004 Show.Y. Allrights Reserved




 これは、まったく個人的に創作された、詩や小説、随筆などからなる、まったく個人的なサイトです。
 それら作品たちは、およそ30年近くに渡って書きつづられてきたものの一部です。30年といえば、もはや作者が所有権や著作権を主張するだけの根拠も情熱も執着も、ことごとく希薄となり、ましてそれらを一般に公開したからといって、現在の作者の人格に関する評価について、なんら影響を与えるとも思われないほどの時間です。よく、書かれた直後から作品は作者の手元を離れる、などと言われますが、しかし、この作品たちについて言うなら、ずいぶん過保護に、作者の庇護の元に置かれ続けました。
 ところで作者は数年前、人生の残りの時間を指折り数え、そろそろやり残したことを片付け始めて良い頃だと踏んだものでした。さんざあちこちに蒔き散らかした種の成長を見定めて、そろそろ収穫を始めて良い頃ではないか、と。であるならば、手元に残してきた作品たちもここらで解放し、一人歩きをさせてよいのかもしれません。もとより、一人歩きを始めた彼らがどこで何をしようが、知ったことではないと言うだけの、見事な無神経さなしで出来ることではありませんが。
 ですから、気が向いた方だけご覧いただければ幸いです。
 どこにどう転用されようが、引用されようが一向に差し支え有りません。
 ただ、いちおう作者のわがままとして「何らかの営業行為」或いは「営利を目的とした行為」に関して使用する時だけは、ひとまずお問い合わせ下さい。この世には絶対に荷担したくない「営業行為」というものがありますので。
 本当は絶対に荷担したくない「政治的行為」や「宗教的行為」もヤマほどあるのですが、今のところ不毛な議論で消耗するだけの肉体的にも精神的にも余裕がありませんので、これには目をつぶります。(と、ここまで偉そうに書かれて、誰もが「絶対に使ってやるか」と思って頂けたことと思います)
 冗談はともあれ、例え作者が自らの作品に対するすべての権利を失うことはあっても、自らの作品に対する責任を放棄することは出来ないと言うのが、わたしの思いです。少なくとも、この世の中にそれらを向ける以上は、です。
 昨今、ほんとうにビジュアル的にも大層美しく、洗練された、そして極めて充実した内容のウェブサイトをよく拝見します。そうしたサイトを見慣れた目には、おそらくこのサイト、じつにあか抜けない、メリハリのない、そしてガチガチと固くて取っつきにくいものに映るに違い有りません。ですから、ここまで読んで頂けるだけでも、みっけものと言うべきでありましょう。ありがとうございます。お礼申し上げます。その上で何ですが、よければメールのリンクから、どうぞ遠慮無くご意見や感想をお聞かせ下さい。出来るだけ誠実にお返事をしたいと考えております。ただ、先にも申し上げましたとおり、こちらには残りの時間を数え始めているという強みがあります。お返事が時機を逸するようなことがある時には、どうかご容赦下さい。
 しこしこと30年の長きに渡って詩や小説などを書きためているという、その手の人間のご多分に漏れず、当方は実に小心で口べたです。饒舌な人間だったらおそらく詩や小説などというまだるっこしい手法には、頼ってはいなかった筈です。(チャットなんて論外です。掲示板さえ苦手です) そんな訳で、上手なお返事が書けなかったときも、どうかご容赦下さい。
 ではまず、ご覧ください。少しずつ時間を掛けてアップしていきますので、気長におつきあい頂ければ幸いです。
                                       
山村 渉