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パタリロ!各話一覧

11〜20巻


11 ゲルマン城の虜 パタリロの文通相手・ヨハンの妹が、貴族ゲルマンの城に連れ去られた。明日までに借金を返さないと結婚させられてしまうと聞いたパタリロらは早速救助に向かうが、あっけなくつかまり地下の洞窟に閉じ込められる。
・高円寺のおばさん初登場。5メートルのヘビってどう?
プラズマ・パパ 互いに意識しすぎるあまり、なかなか進展しないプラズマXとアフロ18の仲。
そんなある日、パタリロのライバルであるロボット工学者・スカンキーが自作の女の子ロボット・スクン1を送ってよこす。プラズマXの友達にというのが建前だが、実際は超高性能のプラズマの秘密をさぐるためであった。
待ってます バンコランの愛情に不安を感じているマライヒは、気晴らしに訪問した植物研究所でかつてのギムナジウムでの同僚・シャーマンと再会する。昔のような関係をせまる彼をマライヒはキッパリと追い返すが、なんと翌朝植物園が火事で全焼してしまう。
ニャンコはニャンコ とある大富豪が、遺産をすべて愛猫に残して亡くなった。怒り心頭の遺族のもとから逃げ出した愛猫・メリージェーンは、マリネラ大使館に出入りしている猫のニャンコに助けられ、仲良くなる。
ところが遺族の悪だくみを知らないパタリロが、メリージェーンを引き渡してしまう。
・がんばれニャンコ!
プララ 赤ん坊のプララを連れてハイキングに出かけたパタリロ。
しかし前日の出水事故で処置したセメントが崩れ、二人は濁流にのまれてしまう。
・あわれ妖怪ミーちゃんは罠にはまって窒息死してしまいます
「ハイ、キング」←なにげに好きなギャグ…
その男バンコラン バンコランが給料の一部をとある少年に渡していることを探り出したパタリロは、早速マライヒに浮気報告しに行くが…
・精鋭・黒タマネギ部隊初登場。バンコランの食生活も明らかに。
そしてラストは、パタリロの涙を信じてえらい目に遭うバンコラン…
12 霧のロンドンエアポート 養成所でバンコランと一緒だったデミアンが、MI6本部に戻ってきた。興味を抱いたパタリロはタイムワープで10年前にさかのぼり、二人が強い絆で結ばれていたことを知る。
しかし、デミアンの陰にはKGBの陰謀が…
・バンコランがいかにして美少年キラーになったか、なぜ麻薬を憎むようになったかなど多くのことが明らかになる一篇。
13 大江戸始末帳 町では盗賊・天狗党による被害が相次いでいた。妖術を使う彼等は残虐な手口で犯行におよぶとのこと。
与力の邪鬼遊稚児之丞万古蘭(バンコラン)とスリの菊之助(マライヒ)、越後屋の主人波多利郎はそれぞれの計画を胸に、天狗党をおびきよせる。
・越後屋の主人というのは世をしのぶ仮の姿、じつは…
やっぱりプララ 年頃になり、父のプラズマXをうっとうしがるようになったプララ。パタリロは気晴らしにヨーロッパ留学させることにする。
かわいらしいプララはすぐに皆の人気者になるが、なんと心配したプラズマが隠れて付いてきていた。召使いということにしてその場を乗り切るプララだが、ロボット好きの少年に秘密を知られてしまう。
ベルサイユのヒマワリ 未来からパタリロ10世が助けを求めてやってくる。部下の一人が、貴族社会にあこがれて勝手に時間旅行に出かけてしまったとのこと。
歴史が狂うことを怖れた二人のパタリロは早速タイムワープで18世紀に飛ぶが、時すでに遅く、彼はマリー・アントワネットの愛人になりすましていた。
・10世の部下達はヒマワリ。
アイ・ラブ・マライヒ マライヒにあこがれる一人の少年が、家を抜け出して会いにやってくる。
ところがたまたまボディガードを依頼しにきたパタリロの変装姿がその少年にうりふたつだったため、三人は大混乱。パタリロの命を狙うCSA(ダイヤ中央販売機関)の陰謀に巻き込まれて散々な目に遭う。
タロット輪踊曲 ロンドンで宝石盗難事件が発生。大規模な事故に乗じて行動を起こしていることから、予言師の仕業だと考えたバンコランは、タロット占い師のザカーリを呼び出す。
・張り込みしていたタマネギ11号は横隔膜ねんざの重症。ザカーリはバンコランに恋をする。
14 ファントム 今回バンコランに与えられた指名は、一匹狼の殺し屋・ファントムを始末すること。早速妙齢の弟にせまって口を割らせようとするが、後を追ってきたマライヒやザカーリもろともファントムに痛手を負わされてしまう。
ファントムの超常能力に対抗するため、ザカーリは魔術師のミスター・フーに助けを求める。
・警察署長久々の登場。バンコランの美しいうなじも拝見できます
パタリロ異変 ある朝とつぜん絵に描いたような「いい子」になったパタリロ。
しかしあまりの変わりように戸惑ったタマネギたちは、エトランジュに相談する。
αランダム 友達がいなくて寂しい思いをしているプララのために、パタリロはお兄ちゃんロボット・αランダムを作ることにした。
しかし、またしてもプラズマの秘密をさぐるためにしのびこんでいたスカンキーが、知能回路を入れ替えてランダムを操り、設計図を盗み出させようとする。
マライヒの季節 子爵家の家宝・グリーンダイヤを盗むという予告状が届き、バンコランも警備にあたることになった。
子爵家の息子との浮気を心配するマライヒ、ダイヤを横取りしようとするパタリロらが駆けつける中、予告の時間がせまる。
・ダイヤ豆知識編。
大帝の罠 世界的な犯罪網の存在に気付いたバンコランの命がまたも狙われる。
一味はバンコランの恋人だった少年たちを集め、怨恨事件に見せかけようとたくらむが…
15 腐ったリンゴ 前回の事件を顧みてMI6内部にスパイがいることを確信したバンコランは、ロンドン大使館のタマネギたちに捜査を依頼。
さらに、盗聴されていることを逆手にとってとある作戦をたてる。
・サンダース部長がいつも天丼を取っている店は「来来軒」だということが判明。
さよならアフロ 反抗期のプララは、厳しくしつけようとする母親のアフロとしっくりいかなくなっていた。
だがある日、アフロがおそろしい金属製のカビに侵されてしまう。
悲しみのプララ アフロが亡くなり、灯が消えたように沈まりかえるマリネラ宮殿。
そこへ、パタリロの恩師・プラント博士が、プラズマの後妻となるロボットを提供しようと申しでる。
しかし実は博士はパタリロに恨みを持つ大帝の手先に脅迫されていた。知能に欠陥のあるロボットを送り込み、パタリロの身内同然であるプラズマ一家を引っ掻き回す計画だったのである。
そして、新しい母親・マンドラがやってくるが…
・余興の席で、ついアフロの物真似をしてしまうプララがいじらしい…
さすらいのプララ マリネラを飛び出したプララは、貨客船に乗り込んで外国へ渡ることにした。
一行は道中知り合った老人の家へ身を寄せるが、老人は心臓を患って寝込んでしまう。
・このときのプララのつきそいは、11巻に登場した猫のニャンコとメリージェーン。
あぶないプララ マンドラの悪意により、パタリロへの救援依頼の道はとざされた。お金もなく途方に暮れるプララたち。
たまたま近くに滞在していたバンコランとマライヒがプララを見かけて捜しまわるが、当のプララは助けを求めるためにマリネラ行きの飛行機に乗り込んでいた。
・今度は部長までがバンコランの変装を…
当のバンコランは、パタリロに学んで猫語を習得した模様。
君の名はプララ なんとプララが乗り込んだ飛行機がハイジャックされてしまった。そこには逃げ出してきたプラント博士も偶然乗り合わせており、プララは今回の事件の真相を知る。
ニュースを知ったパタリロは空軍を出動させるが、飛行機は誤って撃墜されてしまう。
・「なんのかんの言ってもいいコンビだ」(パタリロとバンを見守るマライヒの一言)
16 いたいけなプララ 事件のショックで記憶喪失になってしまったプララ。
一方、ハイジャック機の映像を見たマンドラは、生みの親であるプラント博士が死んだのはプララのせいだと誤解し、日々娘に辛くあたる。
・冒頭、マリネラの地形に関するデータが判明。
パタリロは厩戸皇子と金田一の変装を披露。
パタリロ大集合 新入りのタマネギ84号が自分の身辺を探っていると感じたパタリロは、グレートコンピュータに彼のデータを問い合わせる。
しかし返ってきたのは意外な答えだった。
・「自分で設計したんでなければ設計者を死刑にするところだ」(地下のグレートコンピュータへの道すがら、パタリロ)
ミーちゃんお得意のタイムパラドックスが展開する、「SFちょっといい話」。
アトランダム ハイジャック機の映像を見たランダムは心を乱され、しばらくプララのそばを離れて外国へ行きたいと考える。
パタリロはヨーロッパの寄宿学校に入れてやるが、心配なので変装してこっそり一緒についていく。
しかし、その寄宿舎に出入りしている大司教こそ、実はパタリロを陥れようとたくらむ大帝の手先だった。
涙のプララ なんとか生き延びたプラント博士がマリネラを訪れ、事件のいきさつを告白する。
悪意を持つように作られたマンドラの知能回路も博士の手によって修正され、プラズマ一家にふたたび平和が訪れようとしていた。
ところがマリネラに帰ってからの記憶を失うことをおそれたプララは、自らの修理をこばむ。
恋はせつなく プララが兄のランダムに恋をしていると知ったパタリロは、ランダムがバンコランに想いを寄せていると嘘をついてなんとかとどまらせようとする。
一方バンコランはインターポールの要請で、マリネラの貿易港を捜査していた。
・黒タマ部隊、かっこいー…と思いきや
17 11月のサナトリウム 療養中の母・エトランジュが何者かに毒を盛られたというので、大急ぎでスイスに向かうパタリロ。捜査の依頼を受けたバンコランもやってきて、なにやらエトランジュといい雰囲気に。
パタリロは聖歌隊の少年達を格安で雇って付近を見張らせるが…
・輝ける少年時代のはかなさを描いた一作(?)
マライヒの浮気 バンコランの弱味につけこんで今日もお金をせびろうとするパタリロ。
しぶしぶレストランに連れて行くバンコランだが、なんとそこではマライヒが他の男性と親しそうに食事をしていた。
思わずかっとなるバンコランを見て、パタリロはほくそえむ。
バンコランvs.バンコラン バンコランの叔父・キーン(・バンコラン)がダイヤモンドの販売組織を設立し、マリネラと敵対しつつあった。
その話を聞いたバンコランの態度から、二人の間になにかあると察したパタリロは、タイムワープでさかのぼり17年前のとある事件の真相を知る。
事件のことを忘れられなかったバンコランは、再会した叔父を責める。しかしキーンはバンコランに勝るとも劣らない眼力を駆使してマライヒをまるめこみ、またマリネラに対しても、姑息な手段で攻撃をしかけてきた。
・以降20巻までつづく、シリーズ随一の長編。
バンコランの少年時代がより詳しくわかります
18 キーンvs.パタリロ キーンをつぶすため、伝説のスパイ・ゴドーに依頼してその身辺をさぐらせるパタリロとバンコラン。キーンは、脱税の事実が漏れる前にバンコランの命とマリネラのダイヤ販売網を絶とうと考える。
パタリロはバンコランを薬で眠らせてその身を隠させるが、キーンはマライヒを陵辱した証拠をばらまき挑発する。
やがてゴドーの調査により、キーンの組織が先行き長くないことが判明。しかし止めるパタリロをふりきって、バンコランとマライヒは、バルカン半島にそびえたつキーンのアジトに向かった…
・マライヒがいかにして殺人機械にまで育てられたのかがわかります。
そして、バンコランを愛するエトランジュとマライヒの対立も…
それにしても狙撃屋のディズニーっていいキャラだよなあ
19 散る薔薇咲く薔薇 1 アジトに乗り込んだバンコランとマライヒ。キーンは世界中から腕利きの殺し屋を集めて迎え撃つ。
一方、(報酬をもらおうと)バンコランの身を案ずるゴドーにうまくのせられたパタリロもバルカンに向かっていた。そして、スペシャリストたちの壮絶な戦いが行われる中、マリネラの爆撃機が…
・このタイトルが大島弓子の「つるばらつるばら」のもじりではないかと思ってるのは私だけだろうか(ちょいパタはみ風)←と思ってたら、大島弓子のほうが後でした
20 散る薔薇咲く薔薇 2 ついに対峙したバンコランとキーン。
しかしパタリロと地震に邪魔され、戦いは意外な方向に…
・ゴドーの意外な正体が明らかに。
霊感青年44号もさりげなく初登場。
気分・紀文・奇聞 バンコランを慕って一人ロンドンに出かけたランダム。
ところがKGBがランダムの加速装置に目をつけていることが判明。早速マリネラの秘密組織・文化広報局の「チーフ」に、ランダムを連れ戻すよう指令が下される。
・「殿下は人を好きになったことがないからぼくの気持ちがわからないんだ!」「何を言うか ぼくだってちゃんと自分を愛してる」
警察長官の正体、マライヒの○○シーンなどが見られる美味しい一作。
シバイタロカ博士の日記 知り合いの医師に助けを求められ、タマネギ52号とともに彼の城に向かったシバイタロカ博士。
彼が言うには、塔の部屋に首切り役人の亡霊が出る。それなのに叔父が泊まると言い張っているので、説得してやめさせてほしいとのこと。
しかし時すでに遅く、塔の部屋の中で男はこときれていた。
国王の陰謀 パタリロの叔母が嫁いだ王国で革命が起こり、王家一族が処刑されることになった。
革命の指揮者を消そうと考えたパタリロはヒューイットの弱味を利用して狙撃を依頼するが、どこからか情報が漏れて二人は革命軍に捕えられてしまう。
・千葉県でコーラのびんが投げ捨てられると…
ヨタリロ登場 パタリロのイトコ、ヨタリロがイギリスの気象衛星のプログラミングを担当することになった。トラブルメーカーの彼に迷惑をかけられるのを怖れたパタリロはあとを追う。
しかし衛星が軍事用であると見抜いたヨタリロは、機密を盗んでパタリロとともに逃げようとする。
再びラーケン 中国第三課の秘密を探っていたMI6の部員が殺された。彼は生前、重要機密を黄金の仏像に隠していたという。
いたずらでバンコランにケガを負わせたばかりのパタリロが代わりに出動することになるが、仏像は黄金を愛するラーケン伯爵のもとに渡っていた。
・結局ラーケンのところにいついているディズニー…

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