■大島弓子「いちご物語」(1975) 最果ての国、ラップランドから林太郎のおよめさんになるため海を越えてやってきたいちご。 狩りにでかけた彼女は毛皮を着た「種類のちがうおおかみ」をつかまえてしまいます。 結婚って、こわい夢をみたときのために一緒に眠ることでしょう?そんな彼女に「フリーセクス」のてほどきをかってでるおおかみおとこですが…いい人なんだよほんとは。スターマン(自作)も歌ってます。
「ヒー・ヒズ・ヒム」(1978) 内気なボクがあらフシギ、額に星を描いたらあのスーパースター、ピーター・ピンクコートとうりふたつ!というお話。 大島弓子が描く美男子のモデルはほとんどボウイじゃないかと思うのですが(「綿の国星」のラフィエルだってもろそうでしょう)、このピンクコートってのは歌手なだけに、もうそのまんまじゃないかと。 (あ、左はピンクコートじゃなくて主役の男の子です)
そしてこれは…ニュートンだ(「ジィジィ」(1993)より)
■一条ゆかり「ときめきのシルバー・スター」(1979) 女優をめざすチビで平凡な女の子、アリスのサクセス・ストーリー。 彼女があこがれるイギリスの大スター、ディ・ギルバードがこの人。 この登場シーンからしてもう絶対ボウイだよなーと思っていたら、文庫化の際、あとがきでご本人がそのとおりだと書いてました。 「変態王子様のほうが作家としては魅かれます」とのこと。
■青池保子「イブの息子たち」(1976) ひとコマだけの出演です。両性具有のヴァン・ローゼ族が催す相撲大会で、アレキサンダー大王と対決させられるデビッド・ボウイ。ってこんな説明じゃなんのことやらわからんね。まあそういう漫画なのです
■山岸凉子「グリーン・カーネーション」(1976) 異母兄を慕う孤独な美少年・ミシェルの連作もの。第4話のゲストがこのジギーさん。 山岸凉子には70年代の作品にも洋楽ネタがそれほどみられないのですが、これはモロ。ちなみにグリーンのカーネーションとはオスカー・ワイルドが好んだ花で、すなわち男色のこと。
ほかになにかあったかな? 有名どころでは木原敏江「摩利と新吾」の星男さん(スター・マン)とか。この人の場合は名前とアタマだけで、キャラ的には本人とかけはなれてるのですが… いずれにせよこのころはほんと、少女漫画家たちに絶大な人気だったのでしょうねー。