後継者たる者

ヒダカサイレンス
ここはまじめよーーん。

皐月賞 出走無理だった。

ダービー 出走すらかなわず

菊花賞 本命馬を妨害して15着

(すべて予定)

競争成績:20戦2勝
競争成績

どこかで聞いたような・・・
 夏になると毎年新馬戦が始まる。そこで数多くの馬がデビューし勝ち上がったものがクラシックを目指し競争生活を送る。勝ち上がった馬の中にはほかの馬とは異なる才能を発揮し恐るべき強さで勝ち上がるものがいる。その馬が内国産ならば「クラシック候補」と呼ばれる。しかしそのクラシック候補が順風満帆にクラシックへ進めるわけではない。3歳戦の半ばにして怪我で戦列を離れることも十分にある。しかし人々の心の中に鮮烈に焼きついたその輝きは、必ず次の言葉を引き出させる。「あれは『影の3歳チャンピオン』だ。」(どっかで聞いた台詞だなぁ)

またまた似ているぞ
 父サンデーサイレンス。数多くのクラシックウィナー、G1ホースを排出しその種牡馬成績は他の追随をまったく許さないスーパー種牡馬である。サンデーサイレンスを父にもつ仔馬は必ず牧場期待の一頭となり、その将来を嘱望される。その偉大な父とシアトルスルーの直仔の母親を持つ仔馬がいたら皆さんはどう思うだろうか。さらにこの馬にはミスタープロスペクターの血も流れている。もはや良血と呼ぶだけでは惜しいくらいの超良血馬がヒダカサイレンスである。(これまた文章の展開が似ているような・・・)
 ヒダカサイレンスはデビュー前からすでに評判になるほどの一頭だった。その名前を見れば期待のほどは明らかである。偉大なる先輩ヒダカブライアンも冠名に種牡馬の名前をつけるだけだった。安易な名前と思われるかもしれないが、その競走馬の名前は一度登録してしまうと長年その名前を付けることはできない。つまり期待しているからこそつけられた名前であるといえよう。
 その新馬戦も偉大なる先輩の軌跡をたどるようなものだった。一番人気を背負いクラシックを明らかに見据えての距離芝1800。そこを圧勝した時点ですでにこの馬の後ろには「クラシック候補」という文字がちらついていた。
 そして2戦目エリカ賞。そこで誰もがもう負けると思うような最後方から偉大なる先輩を彷彿とさせる末脚を発揮し快勝。もはやヒダカブライアンの後継者であることは決まった。目指すはヒダカブライアンが出走すらかなわなかった朝日杯3歳S。そこを勝たねばヒダカブライアンを超えることはできない。しかしこの3歳離れした切れ味はヒダカサイレンスに軽度の脚部不安をおこさせ、結局朝日杯に出走すらかなわず休養に入ることとなったのである。

そこまで似なくても
 ヒダカブライアンは骨折したのに対して、ヒダカサイレンスは軽度の脚部不安。これなら余裕でクラシックに間に合うことができる。順調にクラシック出走への道を歩むかと思われたヒダカサイレンス。しかしこのヒダブラの後継者には更なる難関が押し寄せてきた。軽度と思われた脚部不安がなかなか解消せず調整に手間取っていたところ、再び脚部に腫れが認められたことで再び調整が遅れることとなった。その腫れは屈腱炎の疑いもあったが大事には至らなかった。しかしそれで出走が予定されていたきさらぎ賞を回避、クラシック第一戦皐月賞への日程は厳しいものとなった。

 その影響か満を持して挑んだ若葉Sでは以前見せていた切れる脚を全く見せることなく惨敗してしまった。さらに折り返しの若草Sでも全く伸びず惨敗。さらにダービーへの権利取りを狙った青葉賞でもいいところなし。これでダービーの夢もほぼ絶望的となった。これではヒダカブライアンには遠く及ばないぞ!!がんばれヒダカサイレンス!!


ヒダカサイレンス 牡 青鹿毛

生産者:北海道 笠松牧場
馬主:ユニオンオーナーズクラブ
調教師:野村彰彦厩舎
騎手:秋山真一郎、幸英明、松永幹夫
本賞金:800万円

サンデーサイレンス
1986 青鹿
Halo
1969 黒鹿
Hail to Reason
1958 黒鹿
Turn-to
Nothirdchance
Cosmah
1953 鹿
Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975 鹿
Understanding
1963 栗
Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower
1964 鹿
Montparnasse
Edelweiss
ダボナアンビション
1990 鹿
Seattle Slew
1974 黒鹿
Bold Reasoning
1968 黒鹿
Boldnesian
Reason to Earn
My Charmer
1969 鹿
Poker
Fair Charmer
ダボナゴールド
1983 黒鹿
Mr.Prospector
1970 鹿
Raise a Native
Gold Digger
Davona Dale
1976
Best Turn
Royal Entrance

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