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 トキ観察の見どころ
 ■野性のときの暮らし【冬】
秋に群れになったトキが、1月ごろにはペアで行動するようになります。巣作りするのに良い場所(巣をかける大きな木があるか、近くに餌場があるか等)を探し、2月末〜3月初めごろから巣作りをします。産卵は3月中〜下旬ごろからです。
また、1月ごろになると2才以上の大人のトキは、オスもメスも羽の色が保護色となる灰色に変わり始めます。
 ■夏のトキ観察の見どころです。
 みなさんよ〜く観察してみましょう。
暑い日のトキ
暑いときにトキを観察すると、少し口をあけ、のどのあたりを動かしています。鳥は汗を出す汗腺がないため、ハアハアと呼吸して、息と一緒に体の熱を外に出して体温を下げているのです。犬が舌を出してハアハアしているのと同じですね。トキだけでなく、よく見ると、電線に止まっているカラスも暑いときには口を少し開いて体温調節をしていますよ。

雨の日のトキ
トキのいるケージは奥に屋根があり、手前には屋根がありません。ところが、雨が降るとわざわざ雨があたる手前の止まり木にとまります。トキは1週間に2〜3回くらい水浴びをします。水にぬれるのはいやではなく、雨が降るとシャワーを浴びているようにじっと雨に打たれています。それが終わると奥の止まり木でたんねんに羽づくろいをします。

まだら色のトキ
夏はトキの羽がはえかわる時期です 
2才以上の大人のトキは、春の灰色の羽(生殖羽)から白い羽(非生殖羽)へ少しずつはえかわっていきます。
全部はえかわって真っ白になるのは9月末〜10月初めです。
夏は、まだ残っている灰色の羽と新しくはえかわった白い羽がまじった「まだら色のトキ」が見られます。
1才の若鳥はまだ子供で、春にも灰色にならなかったので真っ白です。
 ■秋のトキ観察の見どころ・・・
   秋のトキ・・・ 換羽完了・群れになる時期
秋になると、トキは繁殖期(春)の灰色の羽が全て抜け落ち、白い羽への換羽(生え換わり)が完了します。
新しい白い羽に翼の内側のトキ色(オレンジがかったピンク)がとてもきれいです。
野生のトキの場合、早春から夏にかけて夫婦や親子で生活しますが秋には群れになって行動するようになります。
 
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