労働安全・電気安全への招待
私のHomepageへようこそ「矢島事務所(安全・電気)」
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1. 受動的なものから能動的なものへの展開
表題でその趣旨を説明しましたが、災害・事故の発生要因は物の製造から始まります、ユーザに引き渡されるまでの手順を明白にして欠陥を無くす必要があります。これには、安全衛生に係わるマニュアルを示し、ユーザに理解してもらう必要があります。理解してもらうということは、当初の安全衛生教育の一端を説明することも含まれます。簡単な留意事項から数ページ以上にわたるものが含まれます。コンサルタントはこのような課題にも取り組んでいます。
「安全衛生マニュアル」の展開をお勧めします。
具体的な内容はP2の資料に含まれています。
2. リスク・マネジメントについて
最近のテーマとして、「OHSMS」における「リスクアセスメント」(Risk Assessment)を基にした新しい構想が取り上げられています。これが「リスク・マネジメント(Risk management)」の一端です。その内容は、難しい課題が多く軌道にのせるには、さらに多くの検討が必要です。リスク・マネジメントは最近における私の考え方を取りまとめたものです。安全衛生に参画する部門の評価点により、総合的な成果が期待できるものと思料されます。これは、各種の災害要因に一定の評価を加え、そのリスクに対して総合評価により判定を下し、重点的な課題評価を進めようとする計画です。各部門共に共通した問題です。ご検討願います。この課題の資料として、私が過去収集したいろいろな資料を公開します。
また、電気災害については、10章に分け、その対応について詳しく説明しています。ぜひお読み下さい。
3.ヒューマンエラーとは
災害原因を調査する過程で、必ず遭遇するのがヒューマンエラーと言われる得体の知れない「人の意識」です。再発防止に取り組んでも中々明暗が出てきません。資料提供の中にも幾つかの課題が提供されています。私もこれからこの課題に取り組んでいきたいと考えています。内容をご覧下さい。
私は、このような課題に取り組み30年以上経過しました。災害防止を進めるには再発防止を求める施策も大事ですが、総合的な事前施策が大事です。「対応としては在来は受動的なものでしたが、能動的な施策が大事です」リスクマネジメントやヒューマンエラーの構想は、人の意識を含めて事前の対応が求められます。また、施策を推進する各段階の責任分掌も必要になります。ご検討願います。