9月7日

鉄犬ニッパー君
 
昨年10月の中越地震の際、棚から転落し無惨な姿となったニッパー君。
(掲示板の写真参照)接着剤で何とか元の姿に戻ったが傷跡も痛々しい。
やはり瀬戸物は美しいが壊れやすい。もう一度転落したら多分粉々の運命だろう。
などと思っていたが、ある日義兄の家へ行くと金色や銀色に光るニッパー君が
いるではないか。聞けばこれは義兄の会社で作っているステンレス鋳物で
某会社の永年勤続者の表彰の時に送るために作っているそうな。家にあったのは
お余りか、出来損ないなんであろうが、なーにこちとらはいっこうに気にしない。
早速銀色のやつを1個もらってきた。ステンレス製だけに流石に重い。しかし
これで棚から落ちてたとえ床がへこんでも本体は絶対無事である。今考えて
いるのはこれをどこに飾るかである。高い所に置いておいて振動で落ちてきて、
頭を直撃と来た日にはそれこそ凶器である。まあ取り敢えず先頃完成してきた
管球ラジオのそばにでも置いてやるか。こら、ニッパー、おとなしくしていろよ。